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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004SBB

有価証券報告書抜粋 株式会社丸栄 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税増税後に個人消費などが低調に推移したものの、政府の経済対策や日銀の追加金融緩和により、企業収益や雇用情勢の改善が継続しており、全体としては緩やかな回復基調を示しました。
こうした中、当社グループの主たる事業分野であります百貨店業界におきましては、消費税免税制度改正の影響もあり、訪日外国人に対する売上高が大幅に増加するなど、大都市の店舗におきましては比較的好調に推移しましたものの、地方都市におきましては、節約志向の継続と天候不順などから主力の衣料品の売上が不振となったため、前年実績を確保するにはいたっておりません。
このような状況下、当社は売場体制の整備や販促イベントの充実を図り、店舗営業力の向上を推し進める一方、経費の節減をはじめとする構造改革に取り組むなど、企業価値向上に努めてまいりました。
しかしながら、当連結会計年度における当社グループの売上高は227億1千5百万円(前年同期比92.0%)となり、営業利益3千万円(前年同期比5.7%)、経常損失1億3百万円(前年同期は経常利益3億7千5百万円)となりました。特別損失として固定資産除却損など1億9千4百万円を計上いたしました結果、当期純損失は3億4百万円(前年同期は当期純利益2億9百万円)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 百貨店業
百貨店業におきましては、引き続き売場の鮮度維持と活性化に努め、地元で人気のスイーツショップや美容と健康をサポートするリラクゼーションサロンを導入するなど、積極的に売場体制の整備に取り組んでまいりました。
また、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要に対応すべく、宝石やアクセサリーなどの高額商品を前面に打ち出した販売催事を積極的に開催する一方、駆け込み需要の反動減を最小限に抑えるため、集客力のある新規物産展の展開や「あいちの農林水産フェア」の開催など、独自性と話題性のある企画・販売に努め、売上の向上に注力してまいりました。
しかしながら、駆け込み需要の反動減を十分に補うことができず、百貨店業の売上高は199億8千4百万円(前年同期比90.7%)となりました。利益面につきましても、営業損失1億5千5百万円(前年同期は営業利益2億9百万円)という結果となりました。
② 不動産賃貸業
不動産賃貸業におきましては、空室率の改善に取り組みましたが、売上高17億2百万円(前年同期比100.5%)、営業利益5億4千7百万円(前年同期比78.1%)となりました。
③ その他
その他の事業におきましては、運送業、清掃業及び百貨店店舗内において友の会事業を運営しており、売上高10億2千8百万円(前年同期比106.9%)、営業損失3千8百万円(前年同期は営業損失2千8百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1億1千8百万円減少し、11億1百万円となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ3億5千2百万円減少し、5億7千4百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失が2億9千7百万円、減価償却費7億3千8百万円、固定資産除却損1億9千2百万円等によるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ3億7百万円増加し、3億6千3百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2億2千4百万円、有形固定資産の除却による支出8千4百万円、預り保証金の返還による支出6千1百万円等によるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ5億8千5百万円減少し、3億2千9百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入39億5千万円、長期借入金の返済による支出38億9千万円、社債の償還による支出3億4千万円等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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