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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D10G

有価証券報告書抜粋 株式会社井筒屋 業績等の概要 (2018年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀による金融政策の継続により、企業収益や雇用環境の改善が続くなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。
しかしながら、中国を始めとする新興国経済の減速懸念や地政学リスクに加え、米国の金利上昇に端を発した世界同時株安や円高の進行など、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
百貨店業界におきましては、訪日外国人観光客の増加と高額品消費が下支えとなり、大都市では緩やかな復調の兆しが表れてきました。一方、地方都市の店舗は化粧品など一部の商品カテゴリーの販売は堅調なものの、個人消費にはまだ力強さがなく、総じて厳しい商況となりました。
こうした状況の中、当社グループにおきましては、引き続き将来の成長を見据えた基礎固めとして「井筒屋グループ 中期3ヵ年経営計画(2016年度~2018年度)」を推進いたしております。計画2年目となる当期は、当社グループの収益の柱である本店に重点的に投資をおこない、上層階の自主編集ゾーンの改装や下層階への人気ブランド導入など、収益力の強化を図ってまいりました。
当期における当社グループの業績につきましては、売上高は783億4百万円(前期比98.3%)、営業利益は11億47百万円(前期比82.3%)、経常利益は5億61百万円(前期比76.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億75百万円(前期比111.1%)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 百貨店業
当社グループの主要事業であります百貨店業におきましては、「お客様視点」を基本とし、品揃えの強化を進め、販売サービスの向上を図るとともに、ライフスタイルや商環境の変化への対応力強化に取り組んでまいりました。
本店におきましては、昨年4月に「暮らしを楽しくする」をコンセプトとした生活雑貨のセレクトショップ「プレイフルライフ」を本館6階に新設いたしました。また、ファミリーでのお買い物を楽しく快適に過ごしていただくため、本館7階のフロア中央に子供の遊び場「アイキッズランド」を新設し、玩具売場を刷新いたしました。9月には本館5階紳士服フロアの一部を改装し、紳士洋品・雑貨の品揃えを充実させるなど、ライフスタイルの変化に対応した売場づくりを推進してまいりました。本年2月には本館地階の惣菜コーナーに「柿安ダイニング」、本館1階の化粧品コーナーに「M・A・C(マック)」をオープンし、人気ブランドの導入を行ってまいりました。また、バイヤーおすすめの逸品を一堂に集めた「アイ・プラス井筒屋ベストセレクション」や地元で人気のパンの店やカフェを集めた「麺麭(パン)と珈琲のある暮らし」など、厳選した「モノ」の提案と、周辺の賑わい創出を目的とした「コト」の提案に力を注いでまいりました。
黒崎店におきましては、昨年9月、2階の婦人雑貨フロアにオーガニック化粧品ショップ「エクラナチュレ」、インポート婦人服「Mコレクション」を新たにオープンするなど、新規顧客の獲得に努めてまいりました。
コレットにおきましては、「ミラオーウェン」や「ハニーズ」など引き続き20代・30代のお客様をターゲットにしたブランド導入を積極的に進め、集客力の向上を図ってまいりました。
サテライトショップにおきましては、昨年8月に「イオンモール直方ショップ」、10月には23店舗目となる「ゆめタウン行橋ショップ」をオープンし、地域のお客様の利便性向上に努めてまいりました。
また、今後も需要拡大が予想されるインバウンドにつきましては、臨時免税カウンターの設置や通訳スタッフの増員など運営体制を強化し、訪日外国人観光客の利便性向上に努めてまいります。
業績につきましては、売上高は783億4百万円(前期比98.3%)となり、営業利益は13億65百万円(前期比85.3%)となりました。
② 友の会事業
株式会社井筒屋友の会が前払式の商品販売の取次を行っており、外部顧客に対する売上高はなく、業績につきましては、41百万円の営業損失(前期は29百万円の営業損失)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて1億12百万円増加し、65億24百万円となりました(前連結会計年度は64億12百万円)。これらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、減価償却費等により18億92百万円の資金収入(前連結会計年度は18億81百万円の資金収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得がありましたものの、有形固定資産の売却や事業譲渡による収入により1億95百万円の資金収入(前連結会計年度は3億80百万円の資金支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に借入金の返済により19億75百万円の資金支出(前連結会計年度は17億2百万円の資金支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03032] S100D10G)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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