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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AGPG

有価証券報告書抜粋 株式会社京三製作所 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 経営指標

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策の継続等により、緩やかな景気回復基調が続いたものの、世界的に不安定な政治情勢がもたらす経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響から、先行きが不透明な状況で推移いたしました。
また、当社グループの事業環境は、国内外を問わず熾烈な競争が継続しており、厳しい状況で推移しております。
このような事業環境の下、当社グループは前期よりスタートした3ヵ年の中期事業計画において、グローバル事業展開の加速を中心とした「成長戦略の推進」および利益確保に向けた既存領域における「事業構造改革」を推進してまいりました。

受注につきましては、信号システム事業、電気機器事業ともに好調に推移し、前期を大きく上回りました。売上につきましては、電気機器事業は産業機器用電源装置の好調な受注を背景に前期を上回ったものの、信号システム事業が国内大口案件売上の谷間となり前期を下回ったことから、全体としては前期を下回りました。
利益面につきましては、為替差益の発生があったものの、売上の減少、新事務棟竣工に伴う諸費用の増加、減損損失の計上などにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前期を下回りました。
この結果、当連結会計年度の業績につきましては、受注高72,823百万円(対前期比14,143百万円増)、売上高59,990百万円(対前期比271百万円減)、営業利益1,551百万円(対前期比395百万円減)、経常利益1,954百万円(対前期比88百万円減)、親会社株主に帰属する当期純利益926百万円(対前期比497百万円減)となりました。

セグメント別の業績概況は次のとおりであります。

〔信号システム事業〕
鉄道信号システムにおいて、受注につきましては、JR東海・JR西日本新幹線向けATC車上装置、東京地下鉄銀座線ホームドア、インド貨物専用鉄道西回廊「ヴァドーダラ~ムンバイ」間信号設備、台湾高速鉄道信号設備などがあり、前期を大きく上回りました。売上につきましては、神戸新交通六甲アイランド線ATC装置、中国向け電子連動装置用品、米国オーランド国際空港APM信号設備、インド国鉄電子連動装置などがありましたが、国内大口案件の谷間となったことから、前期を下回りました。
道路交通システムにおいては、主力の交通信号制御機、交通信号灯器をはじめ交通情報板などの拡販に積極的に取り組んでまいりましたが、交通管制システムなどの大型案件が伸びず、受注、売上ともに前期を下回りました。
この結果、当事業では受注高57,854百万円(対前期比11,420百万円増)、売上高46,561百万円(対前期比2,670百万円減)となりました。なお、セグメント利益は4,535百万円(対前期比788百万円減)となります。


〔電気機器事業〕
受注につきましては、通信設備用電源装置は前期と同水準にとどまったものの、産業機器用電源装置は、半導体製造装置用電源装置においてNAND型フラッシュメモリーメーカーおよびロジック系半導体メーカーによる先端技術への設備投資が大幅に増加するとともに、液晶パネル製造装置用電源装置も中国・韓国における設備投資が活況であったことから、全体としては前期を大きく上回りました。売上につきましても、通信設備用電源装置が堅調に推移するとともに、産業機器用電源装置における半導体製造装置用電源装置の受注が伸長したことから、前期を大きく上回りました。
この結果、当事業では受注高14,968百万円(対前期比2,722百万円増)、売上高13,429百万円(対前期比2,399百万円増)となりました。なお、セグメント利益は1,264百万円(対前期比544百万円増)となります。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、4,484百万円となり前連結会計年度末に比べ181百万円減少しました。

(営業活動によるキャッシュ・フロ―)
営業活動によるキャッシュ・フローはプラス1,204百万円となり前連結会計年度に比べ2,878百万円減少しました。
これは売上債権の増減額がマイナス2,339百万円となり前連結会計年度に比べ5,061百万円増加したものの、仕入債務の増減額がプラス1,136百万円となり前連結会計年度に比べ1,433百万円増加したことが主な要因であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、マイナス3,562百万円となり前連結会計年度に比べ1,363百万円支出が増加しました。
これは有形固定資産の取得による支出がマイナス2,950百万円となり前連結会計年度に比べ1,329百万円支出が増加したことが主な要因であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローはプラス2,172百万円となり前連結会計年度に比べ3,915百万円増加しました。
これは借入金の収支が短期と長期あわせて2,859百万円プラスとなり前連結会計年度に比べ3,889百万円支出が減少したことが主な要因であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01770] S100AGPG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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