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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AP20

有価証券報告書抜粋 株式会社免疫生物研究所 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 財政状態の分析
① 流動資産
当連結会計年度における流動資産の残高は、前連結会計年度と比較して110.7%増の3,129,030千円となりました。増加した主な要因は、現金及び預金の増加等によるものであります。現金及び預金の増加は、社債の発行による収入1,388,520千円、銀行からの新規借入による収入330,000千円、新株予約権の行使による収入581,516千円等により資金が増加し、前橋研究所建設等固定資産の取得に係る支出390,785千円、長期借入金の返済による支出138,088千円等により資金が減少しております。

② 固定資産
当連結会計年度における固定資産の残高は、前連結会計年度と比較して84.1%減の296,869千円と大幅な減少となりました。この主な要因は、有形固定資産において当期に新設した前橋研究所の有形固定資産を一括で研究開発費に計上したこと及びそれ以外の資産を減損損失に計上したこと、無形固定資産においてのれんを全額償却したこと及びその他の無形固定資産を減損損失に計上したことによるものであります。
③ 流動負債
当連結会計年度における流動負債の残高は、前連結会計年度と比較して42.2%増の234,486千円となりました。増加した主な要因は、新規の長期借入れに伴う一年内返済予定の長期借入金が66,000千円増加したこと等によるものであります。
④ 固定負債
当連結会計年度における固定負債の残高は、前連結会計年度と比較して356.7%増の1,849,972千円となりました。増加した主な要因は、社債を1,388,520千円発行したこと及び銀行より330,000千円新規に借り入れたこと等によるものであります。
⑤ 純資産
当連結会計年度における純資産の残高は、前連結会計年度と比較して51.9%減の1,341,441千円となりました。この主な要因は、新株予約権の行使により資本金、資本準備金がそれぞれ325,471千円増加しましたが、一方親会社株主に帰属する当期純損失2,094,467千円の計上等によるものであります。

(2) 経営成績の分析
当連結会計年度につきましては、遺伝子組換えカイコ事業の拠点として、パイロットプラントを群馬県前橋市に開設し、前橋研究所として活動を開始いたしました。それに伴い、遺伝子組換えカイコ事業における研究開発への注力により人員の増強も行っております。
一方、同事業においての研究開発項目の増加等により研究開発拠点としての意味合いが益々大きくなったこと等により、同施設で固定資産として資産計上しておりました設備等を研究開発費として一括して費用計上することといたしました。
また、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき回収可能性を検討した結果、全社的なグルーピングにおいて有形固定資産及び無形固定資産の帳簿価額を回収可能額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することといたしました。さらに連結子会社である株式会社スカイライト・バイオテックの株式取得時に発生したのれんにつきまして、同社の事業の業績が経営環境の変化等により、策定した計画を下回って推移していることから、今後の計画の見直しを行った結果、のれんを減損損失として計上することといたしました。これらにより、当連結会計年度につきましては、2,094,467千円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上することとなりました。
なお、今回の減損処理により、当社グループは、将来における減価償却の負担が大幅に軽減することとなります。

(3) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度においては、営業活動によるキャッシュ・フローが55,886千円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローが458,490千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが2,145,528千円の獲得となり、当連結会計年度期首から増加した現金及び現金同等物は1,630,186千円であります。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,522,102千円となっております。
当連結会計年度においては、遺伝子組換えカイコ事業での設備投資等のため、新株予約権の行使及び転換社債型新株予約権付社債の発行等により、資金を調達しております。また、研究開発や運転資金等に関わる所要資金は主に自己資金でまかなっており、手元流動性は必要十分な状況であると認識しております。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00986] S100AP20)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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