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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003KE6

有価証券報告書抜粋 株式会社創通 業績等の概要 (2014年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、先進国経済に回復の兆しが見られ、国内においても金融緩和や株高基調により企業収益に持ち直しの動きがあり、景気は穏やかに回復しつつあります。しかしながら4月に実施された消費税率引き上げ後の国内景気の後退や中国をはじめとする新興国経済の成長鈍化等、先行き不透明な要因を含んだなかで推移いたしました。
当社グループを取り巻く事業環境におきましては、タブレット端末・スマートフォン等の移動体通信の急速な普及とそれを利用した配信市場が拡大し、また、劇場用アニメーション作品が活況となる等、アニメーション作品を視聴する一次利用の方法は多様化とともに拡大の方向にあります。さらに、アニメーション作品にかかるイベント・商品化といった二次利用の市場も広がり、また、政府の掲げる「クールジャパン戦略」による海外展開支援策の表明等から、今後は海外におけるアニメーション作品の二次利用も市場拡大の期待が高まっております。それに伴いスポンサーの新規作品へのコンテンツ投資意欲も依然旺盛なままとなっており、テレビアニメーション番組の放送本数及び劇場アニメ作品の公開本数は高水準で推移しております。
このような状況のもと当社グループでは、中核であるテレビアニメーション番組のプロデュースにおいて、より良い作品の企画・放送枠の提案により、新たなスポンサーの開拓を含めた営業活動に注力するとともに、新たな二次利用の市場を開拓し、アニメーションキャラクターの版権ビジネスを拡大するという方針のもと、事業展開を図ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は22,298百万円(前期比7.5%増)、営業利益3,376百万円(前期比2.4%増)、経常利益3,327百万円(前期比1.2%増)、当期純利益2,027百万円(前期比6.1%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(メディア事業)
メディア事業におきましては、継続番組である「それいけ!アンパンマン」「カードファイト!!ヴァンガード レギオンメイト編」「レディ ジュエルペット」等の他、作品のヒットによりシリーズ化された「咲-Saki-全国編」等のテレビアニメーション番組をプロデュースいたしました。さらに、自社(共同)原作による作品「M3~ソノ黒キ鋼~」の他「ガンダムビルドファイターズ」「ダイヤのA」「凪のあすから」「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」等の新作テレビアニメーション番組をプロデュースし、当社グループ全体での制作出資作品数は、前期の21作品から23作品、取扱を含めたプロデュース作品数も前期の22作品から24作品となり、中核のアニメーション作品のプロデュース事業が順調に推移いたしました。
その結果、テレビアニメーション番組に係る償却額が前期に比べ大きく増加し、営業利益を押し下げる要因となっております。ただし、コンテンツ投資の金額及びライツ事業における中期的な回収は概ね計画通りに推移しており、当該投資は有効な先行投資と認識しております。
就職情報事業を行う、子会社・株式会社ジェイ・ブロードにおいては新卒採用広告収入及び同社の強みである“めでぃしーん”事業が好調に推移いたしました。
この結果、メディア事業の売上高は15,841百万円(前期比5.9%増)、営業利益732百万円(前期比18.5%減)となりました。

(ライツ事業)
ライツ事業におきましては、「ガンダム」シリーズに関し、既存の商品カテゴリーの版権収入が国内・海外とも堅調に推移し、またソーシャルゲームは前期に比べ減少しているものの家庭用パッケージゲーム・業務用アーケードゲーム・ネイティブアプリ・PCオンラインゲーム等幅広くゲームカテゴリーにおいて版権収入が好調に推移いたしました。
さらに、「ガンダム」シリーズ以外の版権収入についても、積極的なコンテンツ投資の継続効果により遊技機に係る版権収入及び「這いよれ!ニャル子さん」シリーズ、「スーパーロボット大戦OG」シリーズ、「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」等の版権収入が好調に推移し、前期に比べ版権収入が増加しております。
この結果、ライツ事業の売上高は5,940百万円(前期比21.2%増)、営業利益2,689百万円(前期比12.1%増)となりました。

(スポーツ事業)
スポーツ事業におきましては、協賛広告収入・新商品開発が伸び悩み、前期に比べ売上高が減少しております。 この結果、スポーツ事業の売上高は517百万円(前期比41.5%減)、営業利益32百万円(前期比59.8%減)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,903百万円増加し、15,836百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は2,465百万円(前連結会計年度は1,923百万円の獲得)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益3,385百万円、売上債権の増加額845百万円、仕入債務の増加額1,424百万円及び法人税等の支払額1,394百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は151百万円(前連結会計年度は69百万円の使用)となりました。主な要因は、投資有価証券の売却による収入182百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は713百万円(前連結会計年度は353百万円の使用)となりました。主な要因は、配当金の支払額705百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05338] S1003KE6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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