有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007S85
株式会社北洋銀行 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)
以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループ(当行及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績は、有価証券関係損益の増加を主因に増益となり、経常利益は304億円、親会社株主に帰属する当期純利益は180億円となりました。
(注) 1.連結コア粗利益=[資金運用収益-資金調達費用]+[役務取引等収益-役務取引等費用]+[(その他業務収益-その他業務費用)-国債等債券関係損益]
2.連結コア業務純益=連結コア粗利益-経費(除く臨時処理分)
・連結コア粗利益は、991億円と前年比17億円の減益となりました。
・営業経費は、753億円と前年比4億円減少しました。
・経常利益は、304億円と前年比30億円の増益となりました。連結コア粗利益が減少したものの、有価証券関係損益が40億円増加したことが主な要因です。
・親会社株主に帰属する当期純利益は、180億円と前年比22億円の増益となりました。
・本業部分の利益である連結コア業務純益は、230億円と前年比18億円の減益となりました。
(2) 当連結会計年度の財政状態の分析
①主要勘定残高(連結)
2016年3月末の総資産は、8兆4,645億円と前年比3,020億円増加(3.7%)いたしました。貸出金は、5兆7,471億円と前年比2,421億円増加(4.3%)いたしました。有価証券は、1兆7,117億円と前年比752億円減少(△4.2%)いたしました。
預金・譲渡性預金は、7兆8,134億円と前年比2,403億円増加(3.1%)いたしました。
純資産は、3,895億円と前年比215億円増加(5.8%)いたしました。
主要勘定残高(連結)
② リスク管理債権(連結)
2016年3月末のリスク管理債権は、1,107億円と前年比181億円減少いたしました。
また、リスク管理債権比率(リスク管理債権が貸出金に占める割合)は、1.92%と前年比0.42ポイント改善いたしました。
リスク管理債権残高の推移(連結)
③ 有価証券の評価損益(連結)
2016年3月末の有価証券の評価損益は、1,030億円の評価益となり、前年比69億円増加いたしました。内訳としては、株式の評価益が709億円と前年比7億円増加、債券の評価益が312億円と同90億円の増加、その他の評価益は8億円と同28億円減少いたしました。
有価証券の評価損益(連結)
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「1 業績等の概要」に記載しております。
(1) 当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績は、有価証券関係損益の増加を主因に増益となり、経常利益は304億円、親会社株主に帰属する当期純利益は180億円となりました。
前連結会計年度 (億円) | 当連結会計年度 (億円) | 増減 (億円) | ||
連結コア粗利益 | 1,008 | 991 | △17 | |
資金利益 | 768 | 766 | △2 | |
役務取引等利益 | 212 | 202 | △9 | |
その他 | 28 | 22 | △5 | |
営業経費 | 758 | 753 | △4 | |
その他経常損益等 | 23 | 66 | 42 | |
貸倒償却引当費用 | 15 | 12 | △2 | |
有価証券関係損益 | 19 | 60 | 40 | |
その他 | 19 | 18 | △0 | |
経常利益 | 274 | 304 | 30 | |
法人税等調整額 | 84 | 72 | △12 | |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 157 | 180 | 22 | |
連結コア業務純益 | 248 | 230 | △18 |
(注) 1.連結コア粗利益=[資金運用収益-資金調達費用]+[役務取引等収益-役務取引等費用]+[(その他業務収益-その他業務費用)-国債等債券関係損益]
2.連結コア業務純益=連結コア粗利益-経費(除く臨時処理分)
・連結コア粗利益は、991億円と前年比17億円の減益となりました。
・営業経費は、753億円と前年比4億円減少しました。
・経常利益は、304億円と前年比30億円の増益となりました。連結コア粗利益が減少したものの、有価証券関係損益が40億円増加したことが主な要因です。
・親会社株主に帰属する当期純利益は、180億円と前年比22億円の増益となりました。
・本業部分の利益である連結コア業務純益は、230億円と前年比18億円の減益となりました。
(2) 当連結会計年度の財政状態の分析
①主要勘定残高(連結)
2016年3月末の総資産は、8兆4,645億円と前年比3,020億円増加(3.7%)いたしました。貸出金は、5兆7,471億円と前年比2,421億円増加(4.3%)いたしました。有価証券は、1兆7,117億円と前年比752億円減少(△4.2%)いたしました。
預金・譲渡性預金は、7兆8,134億円と前年比2,403億円増加(3.1%)いたしました。
純資産は、3,895億円と前年比215億円増加(5.8%)いたしました。
主要勘定残高(連結)
2015年3月末 (億円) | 2016年3月末 (億円) | 増減 (億円) | |
総資産 | 81,624 | 84,645 | 3,020 |
貸出金 | 55,050 | 57,471 | 2,421 |
有価証券 | 17,870 | 17,117 | △752 |
預金・譲渡性預金 | 75,731 | 78,134 | 2,403 |
純資産 | 3,680 | 3,895 | 215 |
② リスク管理債権(連結)
2016年3月末のリスク管理債権は、1,107億円と前年比181億円減少いたしました。
また、リスク管理債権比率(リスク管理債権が貸出金に占める割合)は、1.92%と前年比0.42ポイント改善いたしました。
リスク管理債権残高の推移(連結)
2015年3月末 (億円) | 2016年3月末 (億円) | 増減 (億円) | ||
破綻先債権 | 150 | 93 | △56 | |
延滞債権 | 934 | 836 | △97 | |
3ヵ月以上延滞債権 | 2 | 8 | 6 | |
貸出条件緩和債権 | 202 | 169 | △33 | |
リスク管理債権合計 | 1,289 | 1,107 | △181 | |
(貸出金に占める割合) | (2.34%) | (1.92%) | (△0.42%) |
③ 有価証券の評価損益(連結)
2016年3月末の有価証券の評価損益は、1,030億円の評価益となり、前年比69億円増加いたしました。内訳としては、株式の評価益が709億円と前年比7億円増加、債券の評価益が312億円と同90億円の増加、その他の評価益は8億円と同28億円減少いたしました。
有価証券の評価損益(連結)
2015年3月末 (億円) | 2016年3月末 (億円) | 増減 (億円) | ||
その他有価証券 | 960 | 1,030 | 69 | |
株式 | 701 | 709 | 7 | |
債券 | 222 | 312 | 90 | |
その他 | 36 | 8 | △28 | |
日経平均株価(円) | 19,206.99 | 16,758.67 | △2,448.32 | |
長期国債利回(%) | 0.400 | △0.050 | △0.450 |
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「1 業績等の概要」に記載しております。
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