シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ABIQ

有価証券報告書抜粋 株式会社壱番屋 業績等の概要 (2017年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、企業の業況観が改善し、雇用・所得環境も改善がみられる等好循環が広がりつつある中で、緩やかな回復基調が続きましたが、個人消費等の支出面への波及は十分ではなく、消費に底堅さはあるものの、力強さに欠ける状況が続いております。
当社が事業を展開している外食業界では、個人消費が伸び悩む中で、業種や業態の垣根を越えた競争が激化しており、人材確保難も相まって引き続き厳しい環境となっております。
こうした状況の中、当連結会計年度における業績は、売上高が336億12百万円、営業利益は36億63百万円、経常利益は38億19百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は23億89百万円となりました。なお、当連結会計年度より、当社の決算日を2月末日、連結子会社の決算日を12月31日に変更しております。この変更に伴い当連結会計年度は、当社が2016年6月1日から2017年2月28日、連結子会社が2016年4月1日から2016年12月31日の変則的な決算となっておりますので、決算数値における前期比較は行っておりません。
店舗の売上につきましては、全店ベースの売上高(国内)は、前期比(2016年5月期第3四半期累計比)0.8%増となりましたが、既存店ベースの売上高(国内)は前期比(同)0.9%減と微減となりました。その内訳といたしまして、客数は、前期比2.1%減(同)と減少いたしましたが、客単価につきましては、複数トッピングの訴求や価格改定等の効果から、前期比(同)1.3%増となりました(後掲表1)。
出退店の状況につきましては、国内では、CoCo壱番屋で新規出店が12店舗、退店が1店舗あり、純増が11店舗となった他、他業態では新規出店が3店舗あり、退店がなかったため、合計で14店舗の純増となりました(後掲表2)。海外では17店舗の新規出店に対し、退店が18店舗あり、1店舗の純減となりました(後掲表3)。
当連結会計年度における分野別の取り組み状況は、以下のとおりであります。
なお、当社グループは、飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

(国内CoCo壱番屋)
国内のCoCo壱番屋につきましては、「既存店の売上強化」を最重要課題に掲げ、QSCや利便性の向上を図る等、店舗の魅力を高める施策に取り組みました。
メニュー面では、「チキンと夏野菜カレー」(3ヶ月で194万食販売)や「手仕込とん勝つカレー」(3ヶ月で171万食販売)等の人気メニューを期間限定で販売した他、動物性の原材料を使用していない「ベジタリアンカレー」の販売店舗を増やす等、新しい顧客層の開拓に取り組みました。
販促活動といたしましては、人気アニメ映画「ワンピース フィルム ゴールド」や、人気ゲームソフト「ポケットモンスター サン・ムーン」等とのコラボレーション企画や、当社として初となる年始の福袋販売等を実施いたしました。

(海外事業)
海外のCoCo壱番屋につきましては、店舗末端の売上は、香港、中国、マレーシアを除いて、前年同期並み以上となっており、概ね堅調に推移いたしました。
店舗数につきましては、当連結会計年度は1店舗の減少となりました。新規出店が17店舗ありましたが、退店が18店舗と多かったことが減少となった要因となっております。これは、今年3月にハウス食品グループ本社株式会社の子会社及び孫会社である中国及び台湾の現地法人(計2社)を当社が子会社化したことに先立って、不採算店舗の退店をまとめて行ったことや、マレーシアで、これまで豚肉を使用したメニューを取り扱っていた既存の店舗を一旦閉店したこと等によるものであります。
また、海外初のカレー以外の業態として、ハンバーグ ステーキレストラン「MEAT KING」を2016年10月に香港でオープンいたしました。

(国内他業態)
パスタ・デ・ココ、麺屋ここいち、にっくい亭につきましては、QSCの向上に取り組むとともに新たなメニュー開発等によって、来客数・売上の増加に努めてまいりました。
出店の状況につきましては、パスタ・デ・ココの新規出店が2店舗、麺屋ここいちの新規出店が1店舗あったため、合計で3店舗の純増となりました。
(外販他)
外販につきましては、食品メーカーや小売業者との「CoCo壱番屋」ブランドを活用した、カレー味のカップラーメンや冷凍・冷蔵食品、スナック菓子等の共同開発や、新たな販路に向けた商品の開発・販売等を行い、当連結会計年度には、28種類の新商品が販売され、当連結会計年度の合計販売商品数は60種類となりました。

表1「国内店舗売上高等推移表」 (前年同期比増減率、%)

第1四半期
(H28/6-8)
第2四半期
(H28/9-11)
第3四半期
(H28/12-H29/2)
当連結会計年度累計
(H28/6-H29/2)
全店売上高△0.11.31.40.8
既存店売上高△1.9△0.3△0.3△0.9
客数△2.4△1.5△2.4△2.1
客単価0.51.22.11.3
(注)1 店舗売上高等は、直営店とFC店の売上高を合計したものであります。
2 当連結会計年度累計は、2016年5月期第3四半期累計との比較でございます。
表2「国内業態別出店状況」 (単位:店)
①新規出店数②退店数純増店舗数2017年2月末
店舗数
内直営内直営①-②内直営内直営
CoCo壱番屋1271-11△71,249165
パスタ・デ・ココ22--223528
麺屋ここいち11--1096
にっくい亭----0033
合 計15101-14△51,296202
(注)CoCo壱番屋で、直営店からFC店への譲渡を19店舗、FC店から直営店への譲受を5店舗、麺屋ここいちで、 直営店からFC店への譲渡を1店舗実施しております。
表3「海外国別出店状況」 (単位:店)
展開
エリア
①新規
出店数
②退店数純増
店舗数
①-②
2017年2月末
店舗数
米国(本土)---4
香港2-28
台湾13△227
中国410△648
タイ21127
韓国42225
米国(ハワイ)---5
シンガポール1-16
インドネシア1-14
マレーシア12△11
フィリピン1-16
合計1718△1161
(注)海外店舗は、当社とエリアフランチャイズ契約を締結した現地法人が、直営店ないしFC店で展開しております。なお、米国(本土)及び香港の現地法人は、当社の連結子会社であります。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5億26百万円増加し、163億59百万円となりました。なお、当連結会計年度より、当社の決算日を2月末日、連結子会社の決算日を12月31日に変更しております。この変更に伴い当連結会計年度は、当社が2016年6月1日から2017年2月28日、連結子会社が2016年4月1日から2016年12月31日の変則的な決算となっておりますので、前年同期比につきましては記載しておりません。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動による資金の増加は、28億95百万円となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益35億81百万円の計上、減価償却費9億8百万円、減損損失3億16百万円の非現金支出費用があった一方で、法人税等の支払19億31百万円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動による資金の増加は、2億9百万円となりました。これは、主に親会社株式の売却による収入3億95百万円や店舗売却による収入3億9百万円や有価証券の償還による収入180億円や投資有価証券の売却による収入3億円等があった一方で、有形固定資産の取得による支出7億54百万円や有価証券の取得による支出179億96百万円等があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動による資金の減少は、25億96百万円となりました。これは、主に配当金の支払額23億94百万円があったこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03329] S100ABIQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。