シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007MEZ

有価証券報告書抜粋 株式会社大水 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策の効果もあり、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復の兆しが見られたものの力強さを欠くものとなりました。また、中国をはじめとする新興国経済の減速や資源価格の下落などの影響もあり先行きは不透明な状況となりました。
当水産流通業界におきましては、国際競争の激化などにより海外からの水産物の仕入価格が上昇していることに加え、一部の水産物の水揚げが不安定になるなど取扱数量は伸び悩みました。また、当業界を取り巻く販売競争は激化するなど依然として厳しい経営環境となりました。
このような状況のもと、当社グループでは、安全・安心な水産物を安定供給するという社会的使命を果たすべく、産地出荷者とのネットワークの強化や海外との取引強化などに努めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,364億61百万円(前期比2.4%増)、営業利益4億70百万円(前期比15.6%増)、経常利益は5億77百万円(前期比13.8%増)となりました。また、特別利益に投資有価証券売却益1億58百万円、税金費用に1億10百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は6億23百万円(前期比22.9%増)となりました。
こうしたなか、当社グループは、内部管理体制の強化を図るとともに、経営環境の変化に迅速に対応し、安全でより良い商品の集荷販売と適正利益の確保などに努め、全社一丸となって企業価値の向上に取り組んでまいります。
各セグメントの業績は次のとおりであります。
(水産物販売事業)
水産物販売事業は、売上高については当社の営業拠点である卸売市場において鮮魚部門を中心に堅調であったことに加え、輸出や餌料などの市場外販売についても前期に引き続き増加したことから1,362億75百万円(前期比2.4%増)となりました。利益面では、適時適切な集荷への取り組みや効率的な在庫管理に努めた結果、売上総利益は69億11百万円(前期比2.0%増)となり、販売費の増加を吸収できたことにより同事業の営業利益は5億97百万円(前期比9.9%増)となりました。
(冷蔵倉庫等事業)
冷蔵倉庫等事業は、入庫量の増加等により売上高は2億58百万円(前期比3.6%増)となりました。また、経費の削減に努めた結果、同事業の営業利益は8百万円(前期比90.2%増)となりました。

なお、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、当連結会計年度より「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、19億88百万円(前連結会計年度末比32百万円増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は4億41百万円(前連結会計年度は9億69百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益を7億34百万円計上する一方、投資有価証券売却益を1億58百万円、法人税等の支払額を1億1百万円控除したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1億70百万円(前連結会計年度は2億10百万円の獲得)となりました。これは主に貸付により3億円支出したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2億39百万円(前連結会計年度は9億32百万円の使用)となりました。これは主に長期借入金が1億66百万円減少したこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02818] S1007MEZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。