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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TLP

有価証券報告書抜粋 株式会社大紀アルミニウム工業所 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の金融・経済政策を背景に、企業業績や雇用情勢の改善が見られるなど景気は緩やかな回復傾向で推移しました。一方、中国の景気減速や資源安を主因とする新興国経済の低迷による世界経済の下振れ懸念に加え、年初以降の円高・株安の進行など、先行きは不透明な状況で推移しました。
こうした環境のもと、当社グループの大手需要先である自動車メーカーは、国内では需要が伸び悩んだものの、米国・欧州等の堅調さを受けて回復基調で推移しました。その中で、当社グループの製品等の需要はやや弱めに推移しました。
この結果、当社グループの連結売上高につきましては、アルミニウム二次合金地金906億7千7百万円(前年同期比6.7%減)、商品・原料他664億1千万円(前年同期比2.5%減)で、これらを併せた連結売上高総額は1,570億8千8百万円(前年同期比5.0%減)となりました。
収益面につきましては、海外の連結子会社ダイキアルミニウムインダストリーインドネシアが急激な為替変動による大幅な為替差損を計上したものの、製品価格と原料価格の価格差は順調に推移しました。その結果、経常損益につきましては、30億8千8百万円(前年同期比5.5%増)の利益となり、親会社株主に帰属する純損益は22億9千8百万円(前年同期比5.7%増)の利益を計上することとなりました。
なお、当社の生産実績につきましては、アルミニウム二次合金地金519億6百万円となりました。
また、当社のアルミニウム二次合金地金の販売数量につきましては、22万8千トンと前期に比べ2.3%減となりました。
事業別セグメントの状況は、次のとおりであります。
アルミニウム二次合金事業は、上記のとおり当社グループの大手需要先である自動車メーカーの業績の影響を受けて、当社グループの製品等の需要はやや弱めに推移したことにより、売上高は1,554億2千5百万円(前年同期比5.2%減)となりました。一方、製品価格と原料価格の価格差は順調に推移したことにより、セグメント利益(営業利益)は36億8千1百万円(前年同期比16.8%増)の利益となりました。
その他の事業セグメントについては、依然として厳しい状況で推移したことにより、売上高は20億4千1百万円(前年同期比6.6%増)、セグメント利益(営業利益)は7百万円の損失(前年同期は、1億4千万円の損失)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ8億5千万円増加し、45億9千7百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動による資金の増加は、主に税金等調整前当期純利益を計上したことと、売上債権とたな卸資産が減少したことにより138億2千3百万円(前年同期は42億4千4百万円の減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動による資金の減少は、主に有形固定資産の取得による支出により18億5千1百万円(前年同期は18億7千4百万円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動による資金の減少は、主に短期借入金の純増減額が減少したことと長期借入れによる収入や返済による支出により110億1百万円(前年同期は63億1千2百万円の増加)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01318] S1007TLP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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