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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007Y6L

有価証券報告書抜粋 株式会社小糸製作所 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当期における我が国の経済情勢は、企業収益、設備投資の改善が見られたものの、個人消費や輸出の低迷等により、低調に推移いたしました。世界においては、米国経済が堅調のなか、中国など新興国の景気減速や資源国の輸出減、或いは株価・為替の変調、中東問題など地政学的リスク等もあり、総じて減速基調で推移いたしました。

自動車産業におきましては、国内は、軽自動車増税等の影響により需要が停滞したことから生産台数は前期に比べ減少いたしました。海外では、北米・西欧・中国における生産増はありましたが、アセアン・ロシア・南米等において減産となったことにより、世界の自動車生産台数は前期に比べほぼ横這いとなりました。

このような状況のもと、当期における連結売上高は、自動車ランプのLED化や受注拡大等に伴い、主力の自動車照明事業が増収となり、前期比15.1%増の8,134億円となりました。

セグメントの状況は、以下のとおりです。
〔日 本〕
自動車生産台数は減少したものの、自動車ランプのLED化等により、売上高は前期比7.4%増の3,007億円となりました。
〔北 米〕
自動車需要の伸長に伴う生産増加や新規受注の拡大、LED化等に加え、メキシコ子会社の本格稼働等もあり、売上高は前期比33.8%増の1,831億円となりました。
〔中 国〕
自動車生産台数が小型車減税効果に伴い増加するなか、新規受注の拡大、LED化等により、売上高は前期比17.4%増の2,174億円となりました。
〔アジア〕
アセアン地域の自動車生産台数は減少したものの、タイやインドネシアにおける新規受注の拡大、二輪車ランプのLED化等により、売上高は前期比8.4%増の778億円となりました。
〔欧 州〕
域内自動車生産が堅調に推移するなか、新規受注の拡大やLED化等により、売上高は前期比5.7%増の341億円となりました。

利益につきましては、日本・北米・中国・アジア・欧州の全てのセグメントにおいて増収となるなか、メキシコ子会社の本格稼働が寄与したこともあり、営業利益は前期比28.2%増の822億円、経常利益は前期比26.0%増の842億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、連結子会社KIホールディングス㈱における航空機シート関連の損害賠償に係る損失があったものの、前期比28.4%増の463億円となり、4期連続で過去最高業績となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益747億円(前期比16.9%増)及び減価償却費317億円(同22.4%増)等による確保があったものの、設備投資422億円(同1.4%減)、定期預金の預入375億円(同54.1%増)及び配当金等の支払い112億円(同40.0%増)などにより、前連結会計年度に比べ11億円減少し、318億円(前連結会計年度末比3.6%減)となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益747億円(前期比16.9%増)、減価償却費317億円(同22.4%増)を主体に1,078億円(同18.8%増)となり、法人税等を支払った結果、738億円(同0.7%増)の資金を確保いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資422億円(前期比1.4%減)、及び定期預金の預入等を実施した結果、627億円(同13.1%増)の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金等の支払い112億円(前期比40.0%増)等を実施した結果、100億円(同30.0%減)の支出となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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