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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CHFB

有価証券報告書抜粋 株式会社山本製作所 業績等の概要 (2017年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、米国をはじめとする海外経済の回復などを背景に、輸出や設備投資が伸長し、GDPが2017年7月~9月期まで7四半期連続で上昇、日経平均株価も11月に約26年ぶりの高値を記録するなど、景気回復基調が続いてまいりました。
このような経済状況の中、当社グループは、プリント配線基板及び時計・精密機器部品の両事業部門において、市場動向に応じた積極的な営業活動を国内外で展開するとともに、製造技術の開発や生産効率の改善など社内体制の強化に取り組んでまいりました。その結果、当連結会計年度の業績は、売上高が18,955百万円と前年同期に比べ4,064百万円(27.3%)の増収となりましたが、営業損失790百万円(前年同期は営業損失1,388百万円)、経常損失550百万円(前年同期は経常損失1,463百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失503百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益1,700百万円)となりました。

セグメントの業績を示すと、次の通りであります。
(プリント配線基板部門)
当セグメントにおきましては、人工知能AIとIoTの活用による技術革新の急速な進展などを背景に、関連するプリント配線基板の受注が大幅な増加となりました。また、デジタルデータの高速処理化、大容量化が進むなかで、サーバーやネットワーク機器等に使用される超高多層プリント配線基板の受注も堅調に推移いたしました。更に、各企業の収益回復によって設備投資意欲が拡大しつつあることなども相俟って、プリント配線基板部門の受注を取り巻く環境は漸く上向きに転じてまいりました。
当社グループは、このような状況の中、超難易度プリント配線基板の製造に特化し、製造技術の開発や品質の更なる向上と安定に全力で取り組むとともに、国内外グループ各社が連携し、積極的に営業活動を展開してまいりました。その結果、売上高は15,787百万円と前年同期と比べ4,192百万円(36.2%)の増収となり、セグメント損失(営業損失)224百万円(前年同期はセグメント損失921百万円)となりました。
(時計・精密機器部品部門)
当セグメントにおきましては、時計分野では昨年来、国内市場の需要低迷が続いておりましたが、期の後半では高級品を中心に徐々に受注状況が回復してまいりました。精密機器部品の分野では、通信基地局関連や高速道路関連などインフラ整備に係る機器・備品の加工を中心に、受注が堅調に推移いたしました。
当社グループは、このような状況の中で、時計分野におきましては、消費者の求めるニーズに合わせた要素開発や工芸的な技法の開発を積極的に展開し、市場への対応を図ってまいりました。また、精密機器部品の分野におきましては、高ニッケル合金などの超硬材をはじめとする加工の難しい素材に対する加工技術を確立するとともに、受注獲得に努めてまいりました。その結果、売上高は3,168百万円と前年同期と比べ128百万円(3.9%)の減収となり、セグメント損失(営業損失)352百万円(前年同期はセグメント損失282百万円)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ831百万円(前年同期比20.7%減)減少し、3,180百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は393百万円の資金減少となりました(前年同期は286百万円の減少)。これは売上債権の増加950百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は141百万円の資金減少となりました(前年同期は3,380百万円の増加)。これは固定資産の取得による支出342百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は316百万円の資金減少となりました(前年同期は961百万円の減少)。これはリース債務の返済による支出294百万円等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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