株式会社岐阜中濃土地建物 業績等の概要 (2017年3月期)

(1)業績
当期における我が国の経済は、企業収益や雇用状況に改善がみられ、景気に穏やかな回復基調が続いておりま
す。しかし、英国や米国での経済政策の変化による影響や新興国を中心に経済成長の減速懸念など、依然として先
行きが不透明な状況が続いております。
このような経済情勢のもと、ゴルフ業界では、入場者数の減少、プレー料金の低下により収益環境は一段と厳し
さを増しています。こうしたなか、グリーンヒルスポーツ株式会社に賃貸しているグリーンヒル関ゴルフ倶楽部の
年間来場者数は、集客に注力した結果43,053人と前事業年度と比べ972人(2.3%)の増となりました。
当期の売上高30,423千円(前事業年度は29,835千円)は、グリーンヒルスポーツ株式会社からのコース施設賃貸
収入と運営権使用料収入であります。販売費及び一般管理費は、減価償却費9,713千円、租税公課19,410千円、業
務委託費648千円及び支払報酬3,002千円等を計上したため営業損失は6,684千円(前事業年度は営業損失5,961千
円)、経常損失は4,887千円(前事業年度は経常損失4,118千円)となりましたが、不動産鑑定評価に基づく減損損失
を5,259,838千円計上し、当期純損失は5,278,109千円(前事業年度は当期純損失2,458千円)の損失計上となりま
した。
当社は、ゴルフ場不動産賃貸及びゴルフ場運営権使用許諾事業の単一セグメントであるため、セグメント別の業
績の記載を省略しております。

(2)キャッシュ・フロー
当事業年度の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前事業年度末に比べ513千円減少し、5,590千円
となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の減少は、513千円(前事業年度は17千円の増加)となりました。
これは、主に不動産鑑定評価に基づく減損損失を5,259,838千円、立木の伐採による固定資産除去損12,093千円、
減価償却費を9,713千円計上し、税引前当期純損失を5,276,819千円計上したこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
該当する事項はありません。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
該当する事項はありません。