株式会社府中カントリークラブ 対処すべき課題 (2015年12月期)

3【対処すべき課題】
「固定資産税等の大幅な軽減による経営基盤の確立」を重大テーマとして継続して取り組んで参ります。
本件につきましては、市街化調整区域への区域区分見直しにより、固定資産税・都市計画税の大幅な軽減を図るべく、目下、係争中でありますが、今後も訴訟遂行の委任先である「小林･福井法律事務所(代表 小林元治弁護士)」との連携を密にし、勝訴を目指して取り組んで参ります。
①｢2012年度固定資産税訴訟」について
1審・2審ともに“区域区分の違法性については論議されず、単にゴルフ場通知(自治省税務局資産評価室長通知)の解釈のみで棄却”されたため、下記②・③の訴訟への影響を考慮し、敢えて上告しないこととしました。
②｢2014年度都市計画税訴訟」について
審理継続中(口頭弁論期日…第8回H28.1.28、第9回H28.3.22)。
③｢2015年度固定資産税訴訟と2015年度都市計画税訴訟の併合訴訟」について
以下の理由により、八王子市に対し、2015年度固定資産税訴訟と2015年度都市計画税訴訟を一本の訴状で併合提起(H28.1.22付)致しました。
イ)上記①②の判決の効力は2015年度分には及ばないこと。
ロ)固定資産税訴訟において、ゴルフ場通知を理由に区域区分の違法性が争点から外されていることから、2015年度において、固定資産税訴訟と都市計画税訴訟を一本の訴状で併合提起することで、区域区分の違法性とそれが固定資産の評価に与える影響を共通して審理できること。