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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023XQ

有価証券報告書抜粋 株式会社日清製粉グループ本社 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループ(当社及び連結子会社)では、当社の組織として主に基盤技術を研究開発する基礎研究所、及び主に各事業に導入する生産技術の開発とナノテクノロジー技術の開発を担う生産技術研究所を設置するほか、連結子会社である日清製粉㈱(製粉事業)、日清フーズ㈱、オリエンタル酵母工業㈱、日清ファルマ㈱(以上食品事業)、日清ペットフード㈱、日清エンジニアリング㈱、㈱NBCメッシュテック(以上その他事業)にそれぞれ研究開発組織を配置し、各事業領域に特化した研究開発を行っております。なお、本年度は基礎研究所において、「食品加工研究室」、「穀粉機能研究室」及び「微生物制御研究室」の3研究室体制へと組織を変更して研究に取り組んでおります。
これらの研究開発組織においては、新製品候補素材の探索や新技術の確立を目的とした基礎研究を行う一方、マーケットのニーズ・ウォンツに適合した新製品や調理加工技術の開発、既存製品の改良、生産システムの自動化、粉粒体関連技術の開発・応用など、幅広い研究開発活動を行っております。いずれも研究領域における専門性を高め最新技術を導入するため内外の研究機関などと積極的に連携を深め、研究開発の効率化と成果の事業化を強力に推進しております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、57億69百万円であります。
なお、研究開発費には、特定のセグメントに関連付けられない研究費用13億58百万円が含まれております。
当連結会計年度の研究開発の概要と主な成果は次のとおりであります。
(1) 製粉事業
日清製粉㈱商品開発センター、つくば穀物科学研究所が中心となり、当社の基礎研究所、生産技術研究所と連携して、新しい小麦粉加工技術及び小麦・小麦粉を対象とした穀物科学と穀粉加工技術の研究開発などを行っております。主な成果としては、北海道産小麦「ゆめちから」の品質特性を生かした中華麺用粉「ゆめ飛龍」を発売しました。
当事業に係る研究開発費は5億30百万円であります。
(2) 食品事業
日清フーズ㈱の開発センターが中心となり、当社の基礎研究所、生産技術研究所と連携して、各種プレミックス・乾麺・パスタ・レトルト食品・冷凍食品・惣菜等の全温度帯商品群の研究開発を行っております。主な成果としては、冷凍食品において、人気の「マ・マー 弾む生パスタ」シリーズにラザニアやグラタン、スープを投入したほか、冷凍パスタの新シリーズ「マ・マー ゴールド」では、お手頃価格でありながら満足の品質も実現しました。乾麺では、三層構造の独自技術を用いた「熟成極み」シリーズに細づくりうどんを投入しました。オリエンタル酵母工業㈱の食品部門では、食品研究所と4つの食品開発センターでパン酵母や製パン周りの食品群の研究開発を行い、バイオ部門では長浜研究所内に生物科学研究所と生化学生産開発センターを設置して研究開発を行っております。日清ファルマ㈱健康科学研究所では、各種栄養補助食品の開発を行い、産官学で連携して健康食品素材の研究開発を行っています。主な成果としては、栄養補助食品「イチョウ葉」の上位品として、脳の栄養素であるホスファチジルセリンを追加した「イチョウ葉+PS」を発売しました。
当事業に係る研究開発費は31億78百万円であります。
(3) その他事業
日清ペットフード㈱では那須研究所でペットの健康や嗜好に配慮した研究開発を行っております。主な成果としては動物病院を通じて販売している療法食「ジェーピースタイル ダイエテティクス」シリーズのラインナップを充実させるとともに、ペットのみならず飼い主の志向や利便性にも配慮した「ファインアロマプラス」シリーズを犬用、猫用で発売いたしました。日清エンジニアリング㈱では、粉体事業部が各種粉体の粉砕、分級などの機器、及び熱プラズマ法によるナノ粒子製造技術を当社の生産技術研究所と連携して研究開発しております。また㈱NBCメッシュテックでは、スクリーン印刷用・産業用資材の両分野において新製品及び新素材の研究開発を行っております。
当事業に係る研究開発費は7億2百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00346] S10023XQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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