シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100GA78

有価証券報告書抜粋 株式会社朝日工業社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術をベースに、一般空調から様々な産業空調に亘る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。
当連結会計年度における研究開発費は、201百万円です。

当連結会計年度における主な成果は、下記の通りです。

(設備工事事業)
技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。

(1) ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)実現に向けた潜熱・顕熱分離空調の開発
業務用ビルのZEB化に向けて新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業で開発した「液冷空調システム」で採用しているデシカント空調機のさらなる省エネのため、人感センサを用いてデマンド制御の最適化を図りました。また、放射温度のセンシング技術の活用による温熱制御システムを構築しました。

(2) 作業環境の遠隔計測システムの開発
無線センサを用いて、大規模な工場内の作業環境の温度・湿度分布をワイヤレスで計測するシステムを構築しました。IoTを利用し、各計測点のトレンド表示やマッピング表示を遠隔監視が可能です。環境改善のためのツールとして提供致します。

(3) 熱源省エネ制御システムの導入及び実測評価
大型病院の熱源改修に当たりACOS(朝日中央熱源最適制御システム)をカスタム対応で導入し、運転方法をチューニングすることによって、事前のシミュレーション通りの省エネ効果が実現できました。

(4) 電解水によるインテリアからの脱着臭対策に関する研究開発
電解水を用いて高湿度状態の空気を作り、換気と併用することにより、内装材に付着した臭気の脱着を防ぐ効果があることが確認できました。老人保健施設等へ適用するためのシステムを検討しました。

(5) 「経口コメ型バイオ医薬品のプラットフォーム化を目指した実証研究(CiCLE プロジェクト)」の実施
アステラス製薬㈱、東京大学医科学研究所、千葉大学とコメ型経口ワクチン「MucoRice‐CTB(以下、「ムコライス」)」の実用化を目指した共同研究を実施しました。今回のプログラムは、医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択されており、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)より支援を受けて実施しております。アステラス製薬㈱はムコライスの生産条件検討および製剤化を担当し、当社と東京大学医科学研究所、千葉大学はムコライスの生産体制の構築を担当しております。

(機器製造販売事業)
半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密制御機器や装置の大型化と高精度化に対応するための製品開発を、技術研究所での基礎研究をもとに行いました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00153] S100GA78)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。