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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001P2Y

有価証券報告書抜粋 株式会社東京ドーム 業績等の概要 (2014年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績


当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策の効果もあって企業収益の回復を背景に、所得、雇用環境も改善傾向を示すなど、緩やかな回復基調で推移しましたが、海外情勢においては欧州債務問題が解消されず、周辺諸国との緊張状態が強まる状況にありました。消費全体では増加傾向にあるなかで、レジャーサービス関連への波及は明確にはなっておりませんが、円安の進行は、海外観光客を呼び込む一定の追い風になったものと考えられます。
このような状況のもと、当社グループは、2011年2月から2016年1月までを対象期間とする中期経営計画「起動」に総力を挙げて取り組みました。
当連結会計年度の主な取り組みといたしましては、東京ドームシティ(以下、TDC)における開発投資として、2013年9月に野球・ゴルフ・ボルダリングの3つのエリアからなる屋内型スポーツコンプレックス「スポドリ!」をオープンしました。「ラクーア」においては開業10周年を契機に、温浴施設内のリラクゼーションエリアの改修やテナントの入れ替えを行い、お客様の滞在時間の延長と利便性の向上に寄与しております。
次に、アライアンスの推進については、大手駐車場運営会社との提携により最新設備を備えた駐車場にリニューアルし、スムーズな出庫や柔軟な価格施策など、お客様の好評を得ております。体験型ロールプレイングアトラクション「マジクエスト」においても外部コンテンツを活用し、新たな可能性を模索しております。
東京ドームでは開場25周年を記念して、読売ジャイアンツとの連携により、復刻ユニフォームを制作するなど、様々な企画を展開いたしました。
また、耐震改修促進法、並びに東京都の定めた耐震改修促進計画に適切に対応するため、黄色いビル及び青いビルに耐震補強工事を行っており、2014年度中に完了する予定であります。
連結業績といたしましては、東京ドームで開催されたコンサート及びコンベンションイベントが好調に推移し、加えて、ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)や読売ジャイアンツのリーグ優勝によるポストシーズンゲームの開催などによりTDC全体が活況を呈しました。また、東京ドームホテルをはじめとするグループホテルにおいても稼働率は上昇し、増収増益に寄与しております。

以上の結果、売上高は835億6千2百万円(前期比3.5%増)となり、営業利益は117億2千4百万円(前期比21.5%増)、経常利益は93億1千8百万円(前期比25.7%増)、当期純利益は80億7千7百万円(前期比106.3%増)となりました。
次にセグメント(セグメント間の内部売上高または振替高を含む)の概況をご報告申し上げます。

(東京ドーム)
東京ドームは、読売ジャイアンツのリーグ優勝に伴い開催されたポストシーズンゲームは合わせて3試合減少したものの、公式戦については1試合当たりの動員数が44,000人を超える高水準であったことに加え、WBCの開催やコンサート及びコンベンションイベントを順調に受注したことにより、TDC内の直営の飲食店及び野球・コンサートのグッズ販売も好調に推移し、増収となりました。

(東京ドームシティアトラクションズ)
東京ドームシティアトラクションズは、ジェットコースター「サンダードルフィン」の営業再開に伴い全エリアが稼動したことに加えて、ヒーローショーの好調もあり、増収となりました。

(東京ドームホテル)
東京ドームホテルは、TDCが活況を呈したことにより、宿泊・レストランの利用が高まりました。また、円安を背景にセールスエリアの拡充を行い、インバウンド旅行客を多数獲得し、合わせて、効率的な客室コントロールを行った結果、客室稼働率が開業以来最高を記録し、増収となりました。

(ラクーア)
ラクーアは、開業10周年リニューアルとして、温浴施設内のリラクゼーションエリアの改修やテナント入れ替えが奏功し、来場者が増加し、増収となりました。

(黄色いビル)
黄色いビルは、日本中央競馬会に賃貸している一部フロアの返還により減収となりましたが、その跡地に屋内型スポーツコンプレックス「スポドリ!」を開業しております。

以上の結果、東京ドームシティ事業全体での売上高は631億9百万円(前期比6.1%増)、営業利益は146億6千6百万円(前期比10.6%増)となりました。



化粧品を中心に各種雑貨を取り扱う「ショップイン」は、新店舗4店(アトレ吉祥寺店、シャポー本八幡店、なんばウォーク店、ルミネ有楽町店)のオープンはあったものの、関西地区において大阪梅田をはじめ大型商業施設開業の影響を受けたことから、減収となりました。
以上の結果、売上高は73億1千7百万円(前期比3.5%減)、営業損失は前期比7千4百万円の減益となり、7千5百万円となりました。
松戸公産㈱所有の賃貸オフィスビル「柿の木坂BMWビル」の通期稼働が寄与したものの、当社所有の「相模原ビル」における後継テナントの開業の遅れにより、減収となりました。
以上の結果、売上高は15億6百万円(前期比3.0%減)、営業利益は4億7千4百万円(前期比20.3%減)となりました。
熱海後楽園ホテルは、個人、グループ、団体共に宿泊利用が増加し、増収となり、タワー館開業以来の最高利益を計上しました。
以上の結果、売上高は44億6千6百万円(前期比4.2%増)、営業利益は3億3千6百万円(前期比62.8%増)となりました。
東京ドームホテル札幌は、国内外からの来道者の増加を背景に、宿泊部門の好調により増収となりました。
以上の結果、売上高は27億7千9百万円(前期比3.0%増)、営業損失は前期比6千7百万円改善しましたが、1千3百万円となりました。
松戸競輪場においては、開催日数は減少したものの、全国的に車券売上が減少するなかで、記念競輪の車券売上の大幅な増加が寄与し、増収となりました。
以上の結果、売上高は24億2千4百万円(前期比17.8%増)、営業利益は3億9千2百万円の増益となり、3億2千8百万円となりました。
2013年3月に駐車場の管理、運営を行う東和工建㈱を売却したことにより、減収となりました。
以上の結果、売上高は29億8千8百万円(前期比25.4%減)、営業利益は1億1千4百万円(前期比101.5%増)となりました。



(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物は、以下の要因により、前連結会計年度に比べ12億4千3百万円(10.5%)増加し、130億9千5百万円となりました。

項目前連結会計年度当連結会計年度比較増減
(百万円)
自 2012年 2月 1日
至 2013年 1月31日
(百万円)
自 2013年 2月 1日
至 2014年 1月31日
(百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー18,16517,296△869
投資活動によるキャッシュ・フロー△ 4,881△4,624256
財務活動によるキャッシュ・フロー△ 11,446△11,42818
現金及び現金同等物の増減額1,8371,243△594
現金及び現金同等物の期首残高10,01411,8521,837
現金及び現金同等物の期末残高11,85213,0951,243

営業活動によるキャッシュ・フローは、読売ジャイアンツのリーグ優勝等営業が堅調に推移したことにより172億9千6百万円となり、前連結会計年度比8億6千9百万円の減少と前年並みを確保しました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、子会社株式を売却したこと等により△46億2千4百万円となり、前連結会計年度比2億5千6百万円の増加となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは有利子負債の削減が順調に進んだこと等により△114億2千8百万円となり、前連結会計年度比1千8百万円の増加となりました。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04605] S1001P2Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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