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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007LW3

有価証券報告書抜粋 株式会社松屋 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、現政権下の経済政策や日銀による金融施策を背景に、円安と株価上昇が続き、景気は一部に弱さが見られるも緩やかな回復基調のうちに推移いたしました。しかしながら、年度終盤には、中国をはじめとするアジア新興国等の経済の先行き不安による株価の下落、また、原油価格の下落や地政学リスク等もあり、不透明な状況が続きました。
百貨店業界におきましては、株高による消費マインドの向上に加え、増加する訪日外国人による需要もあり、東京地区百貨店売上高も前年実績を上回りました。
こうした状況の中、当社グループでは、最終年度を迎えた「中期経営計画」(2013~2015年度)の基本方針に沿った諸施策に引き続き取り組み、業績の向上を目指してまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は92,914百万円と前連結会計年度に比べ11,284百万円(+13.8%)の増収となり、営業利益は2,691百万円と前連結会計年度に比べ512百万円(+23.5%)の増益、経常利益は2,890百万円と前連結会計年度に比べ615百万円(+27.1%)の増益、当期純利益1,185百万円と前連結会計年度に比べ119百万円(△9.2%)の減益となりました。
①百貨店業
百貨店業の銀座店では、中期経営計画の基本方針の下、個性的な百貨店「GINZA スペシャリティストア」のさらなる進化を推進すべく、2015年9月には15年ぶりに紳士フロアを大規模に改装いたしました。この改装は、2013年9月のグランドリニューアルで品揃えを再編・強化した他フロアとのグレードとテイストの統一と、買廻り性の向上を目指したものであります。ファッション性の高い銀座に相応しいブランドの導入や、松屋の強みとなる「こだわりのモノづくり」や「日本製・職人」といった価値に焦点を当てた高品質な商品を展開する等、紳士フロアは大きく生まれ変わりました。
また、銀座店は開店90周年を迎え、全館で年間を通した記念イベントやプロモーションを開催いたしました。2015年5月の「松屋銀座開店90周年祭」におきましては、世界に誇るGINZAクオリティの松屋限定商品を展開する等、他店との差別化を図り、売上の向上と来店の促進に尽力いたしました。
一方、円安や東南アジア諸国へのビザ発給要件の緩和等によって訪日外国人が増加し、ラグジュアリーブランドや化粧品を中心に免税売上高も大きな伸びを見せております。
催事におきましては、文化催事「誕生60周年記念 ミッフィー展」や「日本語版刊行15周年 リサとガスパール展」を開催する等、独自性と話題性のある企画によって集客力を高め、売上の向上に努めてまいりました。
浅草店におきましては、入居する商業施設「EKIMISE」との相乗効果の発揮に取り組み、施設内を買い廻るお客様の需要を取り込むプロモーションの強化や、3階の婦人服売場を拡大する等、売上と収益の向上に尽力してまいりました。
以上の結果、百貨店業の売上高は82,357百万円(うち外部顧客に対する売上高82,323百万円)と前連結会計年度に比べ11,476百万円(+16.2%)の増収となり、営業利益は3,018百万円と前連結会計年度に比べ1,058百万円(+54.0%)の増益となりました。
②飲食業
飲食業のアターブル松屋グループにおきましては、2014年12月に婚礼宴会部門の「リュド・ヴィンテージ目白」を開業したこと等により増収となりましたが、これに伴う販管費の増加等により減益となりました。
以上の結果、飲食業の売上高は5,595百万円(うち外部顧客に対する売上高5,485百万円)と前連結会計年度に比べ162百万円(+3.0%)の増収となり、営業損失は339百万円と前連結会計年度に比べ244百万円の減益となりました。
③ビル総合サービス及び広告業
ビル総合サービス及び広告業の㈱シービーケーにおきましては、建装部門における内装工事や、クリエイティブ部門における宣伝広告等の受注が好調に推移し、増収・増益となりました。
以上の結果、ビル総合サービス及び広告業の売上高は5,777百万円(うち外部顧客に対する売上高2,864百万円)と前連結会計年度に比べ30百万円(+0.5%)の増収となり、営業利益は133百万円と前連結会計年度に比べ16百万円(+13.8%)の増益となりました。

④輸入商品販売業
輸入商品販売業の㈱スキャンデックスにおきましては、2015年9月に「イッタラ 丸の内」を新規出店し「イッタラ」直営店は21店舗体制となりましたが、前年に大型受注があったこと、また、一部の直営店の売上が前年を下回ったことなどにより、減収・減益となりました。
以上の結果、輸入商品販売業の売上高は2,012百万円(うち外部顧客に対する売上高1,937百万円)と前連結会計年度に比べ257百万円(△11.3%)の減収となり、営業損失は90百万円と前連結会計年度に比べ295百万円の減益となりました。
⑤その他
その他の事業におきましては、売上高1,118百万円(うち外部顧客に対する売上高303百万円)と前連結会計年度に比べ2百万円(△0.2%)の減収となり、営業利益は48百万円と前連結会計年度に比べ26百万円(+118.4%)の増益となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、税金等調整前当期純利益2,024百万円、減価償却費1,525百万円等により3,633百万円の収入となり、前連結会計年度に比べ347百万円の増加となりました。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、主に有形固定資産の取得による支出△1,512百万円等により2,685百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ915百万円の減少となりました。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、借入金の減少△636百万円等により1,033百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ625百万円の増加となりました。
この結果、当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は85百万円減少し、2,336百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03017] S1007LW3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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