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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001W82

有価証券報告書抜粋 株式会社柿安本店 業績等の概要 (2014年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融政策への期待感から、円安や株価上昇などを背景に景気回復の兆しが見られたものの、雇用・所得環境の改善には至らず、また、消費税引き上げ後の景気後退が懸念されるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。
食関連業界におきましては、消費者の「食の安心・安全」への関心は、国内における食中毒事故や異物混入事件を受け、依然として高く、当社グループにおいても、店舗厨房設備の特別メンテナンスや店舗・工場従業員を対象とした検査回数増などによる強化を図りました。
このような環境の中、当社グループは、新たに『おいしさ、育む。』の企業メッセージを発信するとともに、定番商品の刷新や食材へのこだわりの深耕など、具現化に取り組んでまいりました。
また、37店の「口福堂」出店により、和菓子事業の成長を更にスピードアップさせるとともに、消費税引き上げ後の集客力強化として、店舗の改装・美装の期末にかけての拡大・前倒し、及び商品の刷新準備を進めました。これらにより、計43店の出店、20店の改装・美装(内7店は期末において工事中)を行い、併せて、11店の閉鎖を行いました。


区分新規開設閉鎖改装・美装
株式会社精肉事業精肉店舗2店 ──────精肉店舗3店
柿安本店

惣菜事業

柿安ダイニング店舗
柿安牛めし店舗
3店
1店
柿安ダイニング店舗
その他惣菜店舗
1店
1店
柿安ダイニング店舗
(内3店は期末に
おいて工事中)
7店

柿安上海DELI店舗2店
食品事業──────しぐれ店舗2店 ──────
和菓子事業口福堂店舗37店口福堂店舗4店柿次郎店舗1店
口福堂店舗
(内1店は期末に
おいて工事中)
3店

レストラン──────三尺三寸箸店舗2店三尺三寸箸店舗4店
事業
グリル店舗
1店
(内3店は期末に
おいて工事中)
43店11店20店

以上の結果、当連結会計年度の売上高は42,546,271千円(前連結会計年度比0.3%減)、営業利益は2,162,734千円(同17.4%減)、経常利益は2,202,292千円(同17.7%減)、また当期純利益は1,141,322千円(同12.8%減)となりました。

各セグメントの売上高の状況は次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2013年3月1日
至 2014年2月28日)
構成比(%)
精肉事業(千円)15,154,27735.6
惣菜事業(千円)12,466,05229.3
食品事業(千円)3,570,9618.4
和菓子事業(千円)5,232,39212.3
レストラン事業(千円)6,104,16714.4
その他事業(千円)18,4200.0
合計(千円)42,546,271100.0
(注)セグメント間取引については、相殺消去しております。
セグメントの業績は次のとおりであります。

(a)精肉事業
「黒毛和牛こだわり小間切れ」「お肉屋さんのこだわりハンバーグ」等、家庭の日常使い商品群の刷新によるおいしさの向上を図るとともに、恒例販促「肉の日(毎月29日)」「豚の日(毎月10日)」や「美し国三重&ご縁の国島根フェア」「鹿児島うまかもんフェア」などの強化に取り組みました。
また、新規出店2店、改装・美装3店を実施しました。
この結果、当事業の売上高は15,154,277千円(前連結会計年度比2.3%増)、セグメント利益は1,390,953千円(同10.9%増)となりました。

(b)惣菜事業
「牛めし」をはじめ、主力定番商品の刷新や「名人!林種男さんが育てた京都産九条葱たっぷりねぎまみれ鶏唐揚げ」「静岡・由比漁港桜海老と釜揚げしらすの大根サラダ」など生産者の顔の見える安全で安心して食べられる本物の食材開拓により、おいしさの向上を図るとともに、定例の県フェアの深耕、三重県立相可高等学校食物調理科や清泉女子大学とのコラボレーションによる弁当開発など、話題性の向上にも努めました。
また、柿安ダイニング3店、柿安牛めし1店の計4店の新規出店と併せ、9店の改装・美装(内3店は期末において工事中)を実施しました。
この結果、当事業の売上高は12,466,052千円(前連結会計年度比1.4%減)、セグメント利益は1,103,053千円(同25.2%減)となりました。

(c)食品事業
プレミアム感のある新商品「サーロインステーキ煮」「炊きたて松阪牛しぐれ煮」や「牛肉しぐれ煮シリーズ」に「豚角煮」「ぶり南蛮漬け」などのおかずになる和惣菜を組み合わせた新商品を加え、お中元・お歳暮ギフトへの品揃えを強化いたしました。
この結果、当事業の売上高は3,570,961千円(前連結会計年度比3.0%減)、セグメント利益は348,609千円(同3.1%増)となりました。

(d)和菓子事業
「おはぎ」「柏餅」をはじめ、通年・季節定番商品の刷新による商品力向上と併せ、いちご大福専用の土産用手提げ袋の投入や、パッケージデザインの変更など、商品を含め統合的な付加価値向上を図りました。
また、4県(新潟県、富山県、岡山県、福岡県)を新たに出店エリアに加えるとともに、既出店エリアのドミナント強化を37店の新規出店により図りました。
併せて、和菓子工場「スイーツファクトリー」の生産設備の増強及び物流機能のアウトソーシングにより、今後の更なる出店強化への対応を図りました。
この結果、当事業の売上高は5,232,392千円(前連結会計年度比18.2%増)、セグメント利益は226,754千円(同11.0%減)となりました。

(e)レストラン事業
「美し国三重&ご縁の国島根フェア」「鹿児島うまかもんフェア」の各県とのタイアップ企画強化や、季節・歳事への新メニュー投入を行いました。
ビュッフェ業態「三尺三寸箸」では、10周年を迎え、これまでの人気メニューを進化・再現したメニュー「10周年の十宝菜」や「王様のローストビーフ&大海老マヨ」などの特別プレートの提供によるメニュー強化とともに、三尺三寸箸イオンナゴヤドーム前店をはじめ、ショッピングセンター内のビュッフェ店舗4店の改装(内3店は期末において工事中)を行い、集客力の向上に努めました。
この結果、当事業の売上高は6,104,167千円(前連結会計年度比13.5%減)、セグメント利益は319,661千円(同27.0%減)となりました。

(f)その他
柿安グループの店舗を設けていない百貨店・量販店において、柿安総合催事を実施いたしました。
この結果、当事業の売上高は18,420千円、セグメント損失は4,423千円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ152,392千円減少(前連結会計年度比2.3%減)し、当連結会計年度末には6,421,977千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は2,110,462千円(前連結会計年度は2,298,140千円の獲得)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益2,082,430千円に対し、非資金損益項目等の調整を加減した営業取引による収入2,969,967千円等であり、支出の主な内訳は、法人税等の支払額853,819千円等であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は810,888千円(前連結会計年度は784,654千円の使用)となりました。収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入1,200,000千円等であり、支出の主な内訳は、定期預金の預入による支出1,200,000千円、有形固定資産の取得による支出790,490千円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は1,451,966千円(前連結会計年度は749,421千円の使用)となりました。支出の主な内訳は、自己株式の取得による支出額816,748千円及び配当金の支払額435,621千円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03283] S1001W82)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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