シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004EN6

有価証券報告書抜粋 株式会社竹中工務店 対処すべき課題 (2014年12月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


国内の建設市場は、企業業績の回復を背景に民間需要に増加の傾向が見られ、震災復興やインフラ整備をはじめとする公的需要も堅調に推移した。また2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えたインフラ整備や、都市部での再開発事業の進展などもこれらの傾向の押し上げ要因となった。一方で、急激な需給バランスの変化による労働力不足の慢性化により人件費や資材価格の高騰が続き、収益面では予断を許さない状況が続いた。
海外では、中国経済の減速や欧州経済の低迷などの不安を抱えながらも、東南アジアをはじめとする新興諸国では依然として都市・インフラ建設や国内製造業の海外拠点の建設需要は底堅く推移し、経済のボーダレス化や企業のグローバル化の進展に伴い、高度な建設ソリューションを世界各地で安定的に供給することが求められている。
このような状況下において当社グループは、2014年に「竹中グループCSRビジョン」を制定した。グループの力を結集し、地域社会やステークホルダーとの対話を深め、まちづくりを通じて社会の課題を解決し、サステナブル社会の実現に貢献することが、経営上の重要課題であると考えている。そのためには、市場での競争力と収益力の強化により建設事業の業績の安定化を果たし、またグループの各事業間の緊密な連携と経営資源の有効活用により、社会やお客様の期待にグローバルなスケールで応えることができる幅広いソリューション力を備える必要がある。
この課題を解決するための具体的な取組みは以下のとおりとし、確実な実行に取組んでいる。
1.ものづくりに携わる全ての人々が堅実かつ基本に忠実なものづくりに徹し、安全の確保と作品の品質向上に不断の努力を続ける。
2.プロジェクトの初期段階から生産段階にわたる一貫したマネジメントによりお客様の課題解決に真摯に取組み、また省人化技術やICTの活用等により生産性を抜本的に改善し、競争力と収益力の強化を図る。
3.グループの各事業の総力により、不動産開発から土木・建築工事、ファシリティマネジメント等、まちづくりの領域の全般にわたり、社会やお客様のニーズに応じた多様なサービスの提供に取組み、グループの持続的な成長の基盤構築に取組む。
4.開発事業においては、保有物件の資産価値の向上と新規物件の開発により競争力を強化し、長期にわたる安定的な収益基盤の確保を図る。
5.従業員の成長を促進し、いきいきと働くことのできる環境づくりとワークライフバランスの向上を図る。

当社グループは、引き続き震災復興に総力で取組むとともに、更なる安全・安心技術やエネルギー有効活用技術を新たな建築やまちづくりに活かし、人々が明るく豊かに暮らすためのサステナブル社会の実現に貢献していく。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00169] S1004EN6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。