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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005A2J

有価証券報告書抜粋 株式会社第一興商 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2014年4月1日~2015年3月31日)におけるわが国経済は、政府による経済・金融政策等の効果を背景に企業収益や雇用環境は改善するなど、景気は緩やかな回復傾向が見られたものの、消費税増税に伴う消費マインドの低下や円安による物価上昇などの影響から、個人消費は依然として弱含みで推移いたしました。
当カラオケ業界におきましては、ナイト市場の店舗減少傾向が続くものの、手軽なレジャーとして安定需要が見込めるカラオケボックス市場においては、大手事業者の出店意欲は旺盛であり、カラオケルーム数は増加基調にあります。また、成長が期待されるエルダー市場の堅調な拡大もあり、市場全体のカラオケ稼働台数は微増で推移しております。
この様ななか、各事業におきまして諸施策を実施した結果、当連結会計年度の売上高は、業務用カラオケ事業及び音楽ソフト事業は減収となったものの、カラオケ・飲食店舗事業が大幅増収となったことから、133,111百万円(前年同期比1.9%増)となりました。利益面におきましては、カラオケ・飲食店舗事業が増益となったものの、業務用カラオケ事業及び音楽ソフト事業が減益となったことから、営業利益は19,034百万円(同0.5%減)、経常利益は21,082百万円(同0.7%減)となりました。また当期純利益は不動産の信託受益権売買契約の解約に伴う特別利益の増加により13,650百万円(同4.3%増)となりました。売上高及び当期純利益は過去最高を更新いたしました。
(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高130,587133,1112,5231.9%
営 業 利 益19,13919,034△105△0.5%
経 常 利 益21,22721,082△145△0.7%
当 期 純 利 益13,08413,6505664.3%

セグメントの業績は、次のとおりであります。

(業務用カラオケ)
当事業におきましては、商品面では市場より高い支持を得ているLIVE DAMシリーズの第三世代機種「LIVE DAM RED TUNE」を昨年4月に発売し、商品ラインアップの充実を図りました。また、営業面ではストック型ビジネス構造の強化を継続して推進し、機器賃貸の出荷比重を高めることに加え、エルダー市場の深耕施策を強化しました。その結果、安定収益源となるDAM稼働台数および機器賃貸契約件数は順調に増加いたしました。
しかしながら、前期の大手事業者向け取引の剥落に加え、本年4月の新商品発売を踏まえ期後半での買い控えなどにより、売上高は前年同期比3.2%減少し、営業利益は前年同期比1.3%の減少となりました。
(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高66,04763,902△2,145△3.2%
営 業 利 益13,15512,978△176△1.3%


(カラオケ・飲食店舗)
当事業のカラオケルームにおきましては、新店開発および幅広い顧客を取り込むためのマルチブランドと複合型店舗展開を進捗させました。業界初となる「コンビニエンスストア+カラオケルーム」一体型の新業態店舗の出店など新たな挑戦に加え、人気アーティストや宝塚歌劇などのコラボルーム展開にも注力し、利用者の支持を得ております。飲食店舗におきましては、市場や顧客ニーズの変化に迅速・的確な対応を図るため、地域性や客層に合わせた業態開発に注力いたしました。
以上の結果、昨年取得した子会社2社の収益の寄与に加え、新店効果や既存店の改善により、売上高は前年同期比12.0%増加し、営業利益も前年同期比9.5%の増加となりました。
(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高47,08652,7235,63612.0%
営 業 利 益6,5917,2196289.5%


(音楽ソフト)
当事業におきましては、「北島三郎」や「水森かおり」など安定した演歌作品に加えて、「ソナーポケット」や「predia(プレディア)」などの若手作品とスタジオジブリ映画「風立ちぬ」のDVD作品が貢献したものの、CD離れといった音楽視聴スタイルの変化により、事業環境は依然厳しく低調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は前年同期比5.7%減少し、営業利益については原価率の高いDVDなどの映像作品の販売比率が上昇したことにより、前年同期比58.5%の減少となりました。
(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高10,4639,863△600△5.7%
営 業 利 益966400△565△58.5%


(その他)
当事業におきましては、BGM放送事業において光回線を活用したBGM放送サービス「スターデジオ光」の拡販に努めるほか、家庭用カラオケサービスとしてNTT西日本と連携した「光カラオケBOX+@DAM」や日本マイクロソフトと連携したXbox One向け「カラオケ@DAM」を開始するなど、サービスの拡充に努めました。
しかしながら、着メロなどの携帯電話向けサービスが低調に推移したことにより、売上高は前年同期比5.2%減少し、営業利益は前年同期比4.6%の減少となりました。

(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高6,9896,622△366△5.2%
営 業 利 益1,3031,243△59△4.6%



(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ15,626百万円増加し、60,007百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前当期純利益が22,968百万円、減価償却実施額が13,901百万円、未払金の増加額が2,030百万円及び法人税等の支払額が9,683百万円等により、前連結会計年度に比べ2,966百万円増加し、30,264百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、有形固定資産の取得による支出が12,479百万円、投資有価証券の取得による支出が5,044百万円、無形固定資産の取得による支出が3,964百万円及び投資有価証券の売却による収入が5,224百万円等により、前連結会計年度に比べ3,044百万円増加し、18,459百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、配当金の支払額が4,936百万円、長期借入金の返済による支出が3,198百万円及び長期借入れによる収入が12,360百万円等により、前連結会計年度に比べ13,131百万円増加し、3,672百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02824] S1005A2J)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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