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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10057R2

有価証券報告書抜粋 株式会社藤商事 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府主導による経済政策などを背景に、企業業績や雇用環境等は堅調であったものの、消費増税や物価上昇等にともない個人消費は伸び悩みました。
パチンコホール業界における2014年12月末時点での遊技機の設置台数は、パチンコ遊技機は2,954千台(前年比1.8%減)、パチスロ遊技機は1,643千台(同2.6%増)、遊技機全体は4,597千台(同0.3%減)となりました。また、パチンコホール店舗数においても、11,627店舗(同2.2%減)となり、依然として減少傾向は続いております(警察庁調べ)。
パチンコ遊技機では、一部の人気機種の導入により一時的な集客効果は見られましたが、低貸玉営業での遊技機設置比率が上昇しており、収益面では厳しい状況が続いております。パチンコ遊技機市場の販売台数は、前事業年度を上回る見込みではありますが、遊技機の購入につきましては慎重な姿勢により、安定稼働が見込める実績のある機種に需要が集中する傾向は続いております。
パチスロ遊技機では、人気シリーズの後継機種の需要は堅調に推移したものの、指定試験機関での型式試験方法の運用変更の影響等もあり販売機種数が減少し、パチスロ遊技機市場の販売台数は前事業年度を下回る見込みとなりました。
このような状況のもと当社は、『知恵と工夫』をもって「稼働本位」「流行創出」の実現を当期の事業方針に掲げ、ファンの皆様が長時間楽しんでいただける「オモシロさ」にこだわり、新規性や独自性の追求などによる商品力の向上と、幅広いファン層に対応した販売ラインナップの充実に取り組みました。
以上の結果、当事業年度の業績につきましては、売上高561億51百万円(対前年同期比34.2%増)、営業利益79億36百万円(同87.7%増)、経常利益79億49百万円(同86.8%増)、当期純利益48億12百万円(同76.0%増)となりました。

製品別の状況は次のとおりであります。

(パチンコ遊技機)
上半期では、新規タイトルとして「CRヴァン・ヘルシングⅡ」(2014年5月発売)、「CR嬢王」(2014年6月発売)、「CRリング 運命の日」(2014年6月発売)、「CR ZETMAN-The Animation-」(2014年9月発売)を市場投入したほか、前事業年度に発売したシリーズ機種などを追加販売いたしました。
また、下半期では、「CR地獄先生ぬ~べ~」(2014年11月発売)、「CRアレトロン」(2014年11月発売)、「CR暴れん坊将軍 怪談」(2015年1月発売)、「CRくのいち彩」(2015年2月発売)を市場投入したほか、上半期に発売したシリーズ機種などを追加販売いたしました。
なお、上半期に投入した当社の主力機種「CRリング 運命の日」については、高い商品力を実現し、ホール様の期待に応えることができたことから、計画通りの販売台数となりました。しかしながら、その他の機種については、厳しい商戦を強いられました。
以上の結果、販売台数は115千台(対前年同期比11.7%減)、売上高は390億90百万円(同2.4%減)となりました。

(パチスロ遊技機)
上半期では、新規タイトルとして「リング 呪いの7日間」(2014年7月発売)を市場投入いたしました。
また、下半期では、「パチスロ アレジン」(2014年11月発売)を市場投入いたしました。
なお、上半期で投入した「リング 呪いの7日間」は、当社のパチンコ遊技機で稼働実績のあるホラーコンテンツ「リング」をパチスロ遊技機に採用しており、パチスロファンの皆様から高い評価をいただきました。
また、下半期に投入した「パチスロ アレジン」については、「リング 呪いの7日間」の稼働実績を背景に、当社のパチスロ遊技機への期待感が高まったことに加え、効果的なタイミングで市場投入したことなどから、両機種ともに販売台数を伸ばすことができました。
以上の結果、販売台数は44千台(対前年同期比748.4%増)、売上高は170億60百万円(同857.7%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ72億12百万円増加し、336億38百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、111億55百万円(前期は36億57百万円の資金の増加)となりました。
これは主に、税引前当期純利益79億45百万円、減価償却費27億86百万円、仕入債務の増加額19億30百万円などが増加の要因であり、売上債権の増加額16億53百万円などが減少の要因であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、27億22百万円(前期は27億75百万円の資金の減少)となりました。
これは主に、有価証券の償還による収入9億円などが増加の要因であり、有形固定資産の取得による支出18億62百万円、投資有価証券の取得による支出14億25百万円などが減少の要因であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、12億19百万円(前期は18億88百万円の資金の減少)となりました。
これは、配当金の支払によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02488] S10057R2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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