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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007W9N

有価証券報告書抜粋 株式会社藤商事 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、消費者マインドに足踏みが見られ、企業の業況判断が慎重さを増したものの、政府主導による経済政策などを背景に、企業業績や雇用環境等は堅調であり、景気は緩やかな回復基調が続きました。
パチンコホールにおける2015年12月末時点での遊技機の設置台数は、パチンコ遊技機は2,906千台(対前年比1.6%減)、パチスロ遊技機は1,669千台(同1.6%増)、遊技機全体は4,575千台(同0.5%減)となりました。また、パチンコホール店舗数においても、11,310店舗(同2.7%減)となり、依然として減少傾向は続いております(警察庁調べ)。
パチンコホール業界におきましては、低貸玉営業での遊技機設置比率が上昇するなか、従来の営業形態での集客や稼働は低迷しております。また、一部の人気シリーズの後継機種の稼働は堅調に推移したものの、全体の収益面は伸び悩みを見せており、経営環境は引き続き厳しい状況にあります。そのため、遊技機の購入につきましては慎重な姿勢により、安定稼働が見込める機種を選択する傾向にあります。
このような状況のもと当社は、『知恵と工夫』をもってお客様から期待され、稼働する遊技機を創造するため、新ジャンルの確立や独自性の追求などにより、差別化された商品を実現することに取り組みました。また、パチンコ・パチスロファンの皆様が魅力を感じる遊技機の提供を通じて、機種ごとの販売計画を着実に達成し、利益を確保できる体制づくりを推進しました。
以上の結果、当事業年度の業績につきましては、売上高381億66百万円(対前期比32.0%減)、営業利益20億35百万円(同74.4%減)、経常利益20億52百万円(同74.2%減)、当期純利益12億37百万円(同74.3%減)となりました。

製品別の状況は次のとおりであります。

(パチンコ遊技機)
上半期では、新規タイトルとして「CR地獄少女 弐(ツー)」(2015年4月発売)、「CRクリスタル&ドラゴン」(2015年5月発売)、「CRリング 呪い再び」(2015年6月発売)、「CR着信アリ」(2015年8月発売)を市場投入したほか、前事業年度に発売したシリーズ機種などを販売いたしました。
また、下半期では、「CR RAVE~この世界こそが真実だ~」(2015年10月発売)、「CR怨み屋本舗」(2015年11月発売)、「CRエキサイト」(2015年11月発売)、「CR地獄少女 弐(ツー) きくりの地獄祭り」(2016年1月発売)、「CRA ヘルプ!!!恋が丘学園 おたすけ部」(2016年2月発売)、「CR東京レイヴンズ」(2016年3月発売)を市場投入したほか、前事業年度に発売したシリーズ機種などを販売いたしました。
なお、商品開発における取り組みとして、「CR地獄少女 弐(ツー)」は「CRリング」に次ぐ商品ブランドの確立を狙い投入した結果、ホール様の期待に応えることができ、計画通りの販売台数となりました。また、地獄少女のキャラクター「きくり」がお祭りモードでにぎやかに盛り上げる機種「CR地獄少女 弐(ツー) きくりの地獄祭り」では、新たな世界観と遊びやすさがパチンコファンの皆様に受け入れられ、高い評価をいただきました。その他の機種については、厳しい商戦を強いられ、計画通りの販売台数を達成する事ができませんでした。
以上の結果、販売台数は92千台(対前期比19.9%減)、売上高は306億52百万円(同21.6%減)となりました。

(パチスロ遊技機)
上半期では、新規タイトルとして「パチスロ 地獄少女」(2015年9月発売)を市場投入いたしました。
また、下半期では、「パチスロ 緋弾のアリア」(2016年1月発売)を市場投入いたしました。
なお、「パチスロ 地獄少女」ならびに「パチスロ 緋弾のアリア」については、パチンコ遊技機で人気を博したコンテンツをパチスロとして商品化しており、パチンコでの認知度とパチスロ遊技機としてのゲーム性を評価いただき、販売台数を確保いたしました。
以上の結果、販売台数は18千台(対前期比58.1%減)、売上高は75億14百万円(同56.0%減)となりました。

(2)財政状態の状況
総資産は、前事業年度末に比べ49億13百万円減少し、597億81百万円となりました。
これは主に、長期前払費用が14億14百万円、建設仮勘定が9億11百万円、売掛金が4億11百万円増加したことなどに対し、現金及び預金が78億50百万円減少したことなどによります。
負債は、前事業年度末に比べ45億8百万円減少し、90億87百万円となりました。
これは主に、未払法人税等が29億37百万円、未払金が6億3百万円、買掛金が2億97百万円減少したことなどによります。
純資産は、前事業年度末に比べ4億5百万円減少し、506億93百万円となりました。
これは主に、利益剰余金の増加17百万円、その他有価証券評価差額金の減少4億22百万円などによります。

(3)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ78億50百万円減少し、257億88百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、25億59百万円(前期は111億55百万円の資金の増加)となりました。
これは主に、税引前当期純利益20億52百万円、減価償却費24億96百万円などが増加の要因であり、法人税等の支払額46億37百万円、長期前払費用の増加額12億6百万円、未払金の減少額8億89百万円などが減少の要因であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、40億70百万円(前期は27億22百万円の資金の減少)となりました。
これは主に、有価証券の償還による収入6億円などが増加の要因であり、有形固定資産の取得による支出32億69百万円、投資有価証券の取得による支出14億41百万円などが減少の要因であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、12億20百万円(前期は12億19百万円の資金の減少)となりました。
これは、配当金の支払によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02488] S1007W9N)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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