シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10052YD

有価証券報告書抜粋 株式会社駒井ハルテック 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府・日銀による経済・財政政策により、企業収益や雇用環境の改善が進み、株価水準の上昇や原油価格下落の影響などもあり緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、消費税率引き上げによる駆け込み需要の反動の長期化や円安による物価上昇などに起因する消費マインドの低迷に加え、海外においても中国をはじめとする新興国経済の成長率の鈍化や地政学リスクなどの懸念材料から先行き不透明な状況で推移いたしました。
橋梁・鉄骨業界におきましては、橋梁は、新設橋梁の発注量が前年度を下回る結果となり、鉄骨は、首都圏を中心に再開発計画に活発な動きが見られたものの、技能者の不足による労務費や円安による原材料価格の高騰などにより計画の見直しや延期が散見される状況で推移いたしました。
このような環境のなか、鋭意受注活動を展開した結果、当連結会計年度の受注高は総額371億4千3百万円(前期比5.1%減)となりました。また、売上高は、操業が順調に進捗したことにより412億6千4百万円(同37.4%増)となりました。
損益につきましては、営業利益7億3千6百万円(前期比122.4%増)、経常利益8億9百万円(同93.2%増)を確保し、当期純利益は税制改正による法定実効税率の変更などにもより9億2千9百万円(同131.2%増)となりました。

セグメント別の概況は次のとおりであります。

― 橋梁事業 ―
当連結会計年度の受注高は、国土交通省中国地方整備局・玉島笠岡道路六条院東高架橋鋼上部その2工事、東日本高速道路株式会社・東京外環自動車道 稲荷木橋(鋼上部工)南工事他の工事で155億8百万円(前期比1.4%減)となりました。
売上高は、国土交通省関東地方整備局・圏央道慶作前地区高架橋上部その2工事、国土交通省近畿地方整備局・第二阪和国道大谷池橋上部工事他の工事で163億8百万円(同36.7%増)となり、これにより受注残高は154億2千4百万円(同4.9%減)となっております。

― 鉄骨事業 ―
当連結会計年度の受注高は、(仮称)オーケーみなとみらい本社ビル、(仮称)新日比谷プロジェクト新築工事他の工事で204億4千万円(前期比9.3%減)となりました。
売上高は、(仮称)キヤノン川崎事業所 高層計画、(仮称)日本橋二丁目地区北地区7番他の工事で235億1千2百万円(同36.2%増)となり、これにより受注残高は163億1百万円(同15.9%減)となっております。

― そ の 他 ―
当社は、その他の事業として風力発電・メガソーラー架台等による環境事業および大阪市西淀川区にある大阪事業所の未利用地部分等について賃貸による不動産事業を行っております。また、連結子会社において印刷事業等を行っております。
当連結会計年度の受注高は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構より受注した風車建設工事他の工事で11億9千4百万円(前期比37.9%増)となりました。
売上高は、不動産事業・印刷事業等を含め14億4千4百万円(同70.5%増)となり、これにより受注残高は12億3千5百万円(同89.8%増)となっております。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ16億5千9百万円減少し39億1千9百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果支出した資金は33億6百万円(前連結会計年度21億2千3百万円)となりました。これは仕入債務の増加25億5千5百万円があったものの、売上債権の増加79億6千万円があったことなどによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果支出した資金は1億4千万円(前連結会計年度2億1千2百万円)となりました。これは投資有価証券の売却による収入1億3百万円があったものの、固定資産の取得による支出2億3千7百万円があったことなどによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果得られた資金は17億7千9百万円(前連結会計年度2億8千万円)となりました。これは短期借入金の返済による支出12億円があったものの、社債発行による収入29億3千万円があったことなどによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01362] S10052YD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。