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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BUZ7

有価証券報告書抜粋 株式会社ANAP 業績等の概要 (2017年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、雇用情勢や所得環境、企業収益に改善傾向が見られ、緩やかな回復基調が続
きましたが、中国を始めとするアジア新興国経済の先行きや政策に関する不確実性、グローバル金融資本市場の変
動等の影響が懸念され、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社が属するカジュアルファッション業界におきましても、物価上昇懸念や実質賃金の低下などにより個人消費
者の節約意識は依然として根強く継続しており、厳しい経営環境が続いております。
このような状況の下、当社は2016年4月から再生プロジェクト(販売オペレーション再構築)を実施した効果
(在庫圧縮及び粗利率改善等)が見え始めております。また、前期以前より実施している店舗リストラクチャリン
グに基づく不採算店舗の退店効果が本格的に寄与し、店舗経費が圧縮されました。
以上の結果、売上高につきましては、インターネット販売事業の売上高構成比率は58%超となり、主たる事業と
して牽引した一方、店舗販売事業において、前期以前に退店(ピーク時から約50店退店)したことによる減少の結
果、6,845百万円(前年同期比3.3%減)となりました。営業利益につきましては、上述のとおり、粗利率改善及び
店舗経費圧縮により202百万円(前年同期は営業損失60百万円)となり、経常利益につきましても、201百万円(前
年同期は経常損失68百万円)となりました。当期純利益につきましては、主に不採算店舗の収益性低下に伴う減損
損失55百万円を特別損失へ計上した一方、税効果会計における繰延税金資産を計上したことにより、187百万円
(前年同期は当期純損失20百万円)となりました。すべての段階利益で上場後初の通期黒字化を達成いたしま
した。

なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。

(インターネット販売事業)
インターネット販売事業につきましては、自社サイト及び他社サイト「ZOZOTOWN」、「SHOPLIST.com by
CROOZ」が順調に推移した結果、売上高及びセグメント利益が増加しております。
以上により、売上高は3,970百万円(前年同期比9.0%増)、セグメント利益は534百万円(前年同期比44.1%
増)となりました。

(店舗販売事業)
店舗販売事業につきましては、前事業年度末より退店10店舗を行った結果、当事業年度末における店舗数は42店
舗になりました。退店により売上高が減少しましたが、利益面に関しましては、粗利率改善及び経費圧縮効果によ
り改善されました。
以上により、売上高は2,572百万円(前年同期比15.9%減)、セグメント損失は80百万円(前年同期はセグメン
ト損失220百万円)となりました。

(卸売販売事業)
卸売販売事業につきましては、既存の取引先に対する販売減少に伴い、売上高が減少しております。
以上により、売上高259百万円(前年同期比15.0%減)、セグメント損失は0百万円(前年同期はセグメント利
益6百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ114百万円減少し、856百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は482百万円となりました。これは主に、税引前当期純利益126百万円、減価償却費51百万円、減損損失55百万円、売上債権の減少額32百万円、たな卸資産の減少額262百万円による増加、解約違約金の支払額19百万円、法人税等の支払額11百万円による減少の結果であります。前年同期と比較して78百万円の収入減となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果支出した資金は4百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出14百万円、有形固定資産の除却による支出45百万円、無形固定資産の取得による支出9百万円、長期前払費用の取得による支出7百万円による減少、敷金及び保証金の回収による収入72百万円による増加の結果であります。前年同期と比較して361百万円の支出増となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果支出した資金は592百万円となりました。これは主に、短期借入金の純減少額450百万円、長期借入金の返済による支出173百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出22百万円、自己株式の取得による支出29百万円による減少、新株予約権の行使による株式の発行による収入84百万円による増加の結果であります。前年同期と比較して58百万円の支出増となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30020] S100BUZ7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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