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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100C0S1

有価証券報告書抜粋 株式会社CRI・ミドルウェア 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年9月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確定性が伴うため、実際の結果は、これらと異なることがあります。この連結財務諸表の作成にあたる重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 [注記事項] (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。

(2)財政状態の分析
① 資産の部
当連結会計年度末の資産の部は、前連結会計年度末に比べて1,007,243千円増加し、3,463,525千円となりました。これは主に、資金調達による「現金及び預金」の増加(前連結会計年度末に比べて1,006,053千円の増加)によるものであります。
② 負債の部
当連結会計年度末の負債の部は、前連結会計年度末に比べて917,197千円増加し、1,534,718千円となりました。これは主に、資金調達による「転換社債型新株予約権付社債」の増加(前連結会計年度末に比べて1,019,900千円の増加)並びに「未払法人税等」の減少(前連結会計年度末に比べて68,758千円の減少)によるものであります。
③ 純資産の部
当連結会計年度末の純資産の部は、前連結会計年度末に比べて90,045千円増加し、1,928,807千円となりました。これは主に、「親会社株主に帰属する当期純利益」の計上による「利益剰余金」の増加によるものであります。

(3)経営成績の分析
当連結会計年度の業績は、売上高1,258,962千円(前連結会計年度比5.7%減)となりました。売上原価は376,632千円(前連結会計年度比0.1%増)、販売費及び一般管理費は763,503千円(前連結会計年度比20.8%増)となり、営業利益118,825千円(前連結会計年度比63.6%減)、経常利益120,015千円(前連結会計年度比61.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益80,054千円(前連結会計年度比60.6%減)となりました。

① 売上高
ゲーム分野においては、スマートフォン向け採用タイトルの増加や包括ライセンス契約拡大により好調に推移しましたが、組込み分野での遊技機市場低迷及び新規分野におけるVOD向け大型案件の失注により、売上高は1,258,962千円(前連結会計年度比5.7%減)となりました。

② 売上原価、売上総利益
売上原価は376,632千円(前連結会計年度比0.1%増)となりました。これは主に、外注費が減少した一方で新製品に係る支払ロイヤリティその他製造経費が増加したため、前連結会計年度と同水準となり、売上総利益は882,329千円(前連結会計年度比7.9%減)となりました。

③ 販売費及び一般管理費、営業利益
販売費及び一般管理費は763,503千円(前連結会計年度比20.8%増)となりました。これは主に、新規分野や新規市場に向けた基盤強化のために業務委託料が増加したこと、及び人員を増加したことによるものであります。なお、当連結会計年度における研究開発費は88,963千円(前連結会計年度比43.2%増)となりました。この結果、営業利益は118,825千円(前連結会計年度比63.6%減)となりました

④ 営業外収益、営業外費用及び経常利益
営業外収益は、主として受取利息及び受取配当金等により7,041千円(前連結会計年度比5.8%増)となり、営業外費用は、主として社債発行費等により5,850千円(前連結会計年度比69.2%減)となり、この結果、経常利益は120,015千円(前連結会計年度比61.8%減)となりました。
⑤ 親会社株主に帰属する当期純利益
税金等調整前当期純利益は120,015千円(前連結会計年度比61.8%減)となり、税金費用は、前連結会計年度に比べ70,748千円減少し39,961千円(前連結会計年度比63.9%減)となりました。
これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は80,054千円(前連結会計年度比60.6%減)となりました。

(4)キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの詳細な状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」欄に記載のとおりであります。

(5)経営戦略の現状と見通し
ゲーム分野は、国内市場ではスマホアプリ向けに当社製ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」の新規契約が伸長しており、採用数はランキング上位アプリを中心に着実に増加しております。今後に関しては、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch™」の普及拡大が見込まれる中、顧客ニーズに合わせたCRIWAREの価格体系の見直し、他社製ツールと組み合わせた製品提供により、収益機会を拡大させる施策を進めます。また海外においては、世界最大市場に成長した中国展開に注力し、サポート体制の整備、プロモーション活動の強化等によりCRIWAREの認知度向上、新規契約の獲得に取り組んでおります。
組込み分野は、遊技機に対する規制強化の影響により新機種の市場投入が抑制されており、CRIWARE許諾販売は減少傾向が続いております。一方で業務用エンターテインメント機器及びその他音響機器に対する導入提案を積極的に進めており、組込み分野全体としては受注拡大による増収を目指しております。また、将来的な事業展開を視野に車載向け音声制御に関する製品の強化を進めております。
医療・ヘルスケア分野は、クリニック向け管理システム等の継続的な受注を獲得しながら、大学や医療機関との試験的開発を進め、医療ICT技術を蓄積してまいります。
新規分野は、市場拡大が見込める監視カメラシステムやEC向けに注力して製品化に取り組み、同様のニーズを持つ顧客層への横展開提案を進めることで収益拡大を目指します。

(6)経営者の問題認識と今後の方針について
継続的に成長し、事業を拡大させていくためには、開発、営業、管理の各部門においてマネジメントを担う人材の育成が急務であると認識しております。そのための人事制度の改善や社員の能力開発、柔軟な組織体制や権限移譲等に積極的に取り組む考えです。また、当社の事業拡大にシナジー効果が見込まれる企業との資本・業務提携も今後の成長戦略として重要であると考えております。外部経営資源の活用が有効と判断される場合には、機動的に取り組む方針です。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30996] S100C0S1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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