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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004TOY

有価証券報告書抜粋 株式会社DDグループ 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2014年3月1日~2015年2月28日)におけるわが国経済は、現政権下における各種政策などにより、雇用情勢は改善傾向にあり、個人消費は持ち直しの動きが続くなど景気は緩やかな回復基調が続いておりました。また、景気の先行きにつきましても、雇用や所得環境の改善傾向が続くなかで、緩やかに回復していくことが期待されておりますが、海外景気の下振れなど、わが国の景気を下押しするリスクには留意する必要があり、未だ不透明さが残る状況でありました。
当社グループを取り巻く経営環境におきましても、外食業界における企業間の顧客確保の競争は激しさを増しており、一部に景気回復の兆しはあるものの引き続き厳しい状況で推移いたしました。
この様な環境下、当社グループは、『世界一のエンターテイメント外食企業グループ』へ向けた収益基盤強化を図るため、当連結会計年度におきましては、前期に集約いたしました高収益ブランド店舗の新規出店及び既存店舗の更なるブラッシュアップに取り組んでまいりました。

セグメント業績は以下のとおりであります。
① 飲食事業
「マルチ(複数)ブランド」戦略を推進する飲食事業におきましては、当社グループの強みである「コンセプト」・「空間」・「ストーリー」を一層魅力あるものにし、お客様のリピート率向上を図るため、従来以上にQSC(Quality:品質、 Service:サービス、 Cleanliness:清潔さ)の強化・徹底に取り組んでまいりました。特にサービス面におきましては、当社グループ独自の従業員教育プログラムである「Smile-Project(店舗オペレーション力向上及び早期退職従業員の削減を目的とした教育プログラム)」を推進させることにより、店舗でのサービス力を向上させ、お客様に熱狂的に喜んで頂く仕組み作りに努めるのと同時に、更なる集客力強化及び売上高向上施策の一環として、予約コールセンター及びオンライン予約システムの利便性強化、DDマイル(ご予約者様専用のポイント制度)の会員数増加施策の仕組み作りに努めてまいりました。
また、当社が2014年4月30日に「KOMARS F&B PTE.LTD.(現Diamond Dining Singapore Pte.Ltd.)」の全株式を取得し、完全子会社化することにより6店舗増加し、当社の完全子会社である株式会社ゴールデンマジックは、2014年10月1日の事業譲受により8店舗増加いたしました。店舗展開状況につきましては、14店舗の新規出店、13店舗のブランド変更(ブランド変更による店舗統合により2店舗減)、11店舗の退店により計191店舗となり、当連結会計年度の売上高は19,340百万円(前連結会計年度比4.2%増)、セグメント利益は1,674百万円(前連結会計年度比10.5%増)となりました。

② アミューズメント事業
「BAGUS」ブランドにて展開しておりますアミューズメント事業におきましては、ビリヤード・ダーツ部門では初心者をターゲットとした新規顧客層の獲得による顧客層拡大に注力する一方、一部店舗におきましてフレアショーを導入し、エンターテイメントによりお客様満足度を向上させる施策を導入するなど、既存店舗のブラッシュアップに努めるのと同時に、当社グループ初となる九州地方へ「[es] Rooftop Garden BAGUS NAKASU」の新規出店を行うなど、収益基盤の多様化に努めてまいりました。複合カフェ部門では非稼働エリア・非稼働時間帯の稼働向上策を実施することで集客力向上に取り組む一方、店舗へのダーツ導入、MSR(ミステリーショッピングリサーチ)への取り組み強化により、お客様満足度の向上に取り組んでまいりました結果、店舗展開状況につきましては、3店舗の新規出店、1店舗の退店により計45店舗となり、当連結会計年度の売上高は6,684百万円(前連結会計年度比8.3%増)、セグメント利益は838百万円(前連結会計年度比41.6%増)となりました。

③ ライセンス事業
ライセンス事業におきましては、「やきとり ○金」ブランドのライセンス募集だけではなく、「九州 熱中屋」ブランドのフランチャイズ募集に注力し、継続的な事業説明会、店舗見学会等による積極的な加盟店募集に注力いたしました結果、店舗展開状況につきましては、5店舗の新規出店、3店舗の退店により計9店舗となり、当連結会計年度の売上高は54百万円(前連結会計年度比24.7%増)、セグメント利益は15百万円(前連結会計年度は52百万円のセグメント損失)となりました。

以上の結果、当連結会計年度の当社グループの直営店舗数は236店舗、連結業績は、売上高26,079百万円(前連結会計年度比5.3%増)、営業利益964百万円(前連結会計年度比35.1%増)、経常利益956百万円(前連結会計年度比22.9%増)、当期純利益は385百万円(前連結会計年度比128.3%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における当社グループの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローが1,723百万円の資金増、投資活動によるキャッシュ・フローが2,048百万円の資金減、財務活動によるキャッシュ・フローが1,044百万円の資金増となった結果、前連結会計年度と比べ717百万円増加し、4,503百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は1,723百万円(前連結会計年度は1,438百万円の獲得)となりました。主な要因といたしましては、税金等調整前当期純利益を771百万円、減価償却費を675百万円、未払又は未収消費税等の増減額を230百万円計上したこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は2,048百万円(前連結会計年度は340百万円の使用)となりました。主な要因といたしましては、新規出店等に伴う有形固定資産の取得による支出1,189百万円、差入保証金の差入による支出422百万円があったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果獲得した資金は1,044百万円(前連結会計年度は174百万円の使用)となりました。主な要因といたしましては、長期借入金の返済による支出2,100百万円、社債の償還による支出400百万円があったものの、長期借入れによる収入3,929百万円があったこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05673] S1004TOY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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