株式会社ＥＴＳホールディングス 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年9月期)

(1) 財政状態の分析

(資産の部)

当連結会計年度末における資産合計は36億4千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億9千9百万円減少しております。減少の主な要因は、現金預金9億1千5百万円の増加もありましたが、受取手形・完成工事未収入金等12億2千1百万円の減少及び投資有価証券2億6千2百万円の減少などによるものであります。

(負債の部)

当連結会計年度末における負債合計は15億7千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億7千1百万円減少しております。減少の主な要因は、工事未払金11億5千6百万円の減少などによるものであります。

(純資産の部)

当連結会計年度末における純資産合計は20億7千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億7千1百万円増加しております。増加の主な要因は、利益剰余金2億3百万円の増加によるものであります。
なお、自己資本比率は、前連結会計年度末44.8%に対し当連結会計年度末は56.9%と、12.1ポイント増加いたしました。

(2) 経営成績の分析

(売上高)

当連結会計年度末における売上高は、54億9千7百万円となり、前連結会計年度に比べて9億7千2百万円の減少となりました。これは主に内線事業部門において、受注を見込んでいた大型太陽光発電所工事の事業延期等による売上高減少によるものであります。

(営業利益)

営業利益につきましては、完成工事原価及び販売費及び一般管理費を圧縮したことにより3億8千1百万円の営業利益(対前連結会計年度比2億5百万円の増加)となりました。

(経常利益)

経常利益につきましては、4億3千2百万円の経常利益(対前連結会計年度比2億1千3百万円の増加)となりました。

(親会社株主に帰属する当期純利益)

親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、2億3百万円(対前連結会計年度比2千9百万円の減少)となりました。

なお、事業部門別の業績等の概要及びキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要」、及び「同 2 生産、受注及び販売の状況」に記載しております。