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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100C072

有価証券報告書抜粋 株式会社FPG 業績等の概要 (2017年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、アメリカの着実な景気の回復、アジア地域での景気の持ち直し等の改善が見られ、緩やかな回復基調で推移しました。一方、日本経済についても、個人消費の緩やかな持ち直し、企業収益の改善、輸出並びに設備投資の持ち直しが見られること等、緩やかな回復基調が継続しました。ただし、年度を通して世界的な金融市場の変動の影響、地政学的リスクによる海外経済の不確実性は継続しました。
このような状況のもと、当社グループは、信託機能を活用した航空機リース事業案件の組成・販売を開始した他、海上輸送用コンテナを対象としたオペレーティング・リース事業案件の組成の拡大を目指し、ドイツ連邦共和国に本拠を置き、グループで物流・投資事業等を遂行するBUSS GROUPのグループ会社であるBuss Global Holdings Pte.Ltd. と、当社の関連会社であるFPG Asset & Investment Management B.V.とともに、シンガポール共和国において、合弁事業を開始する等、各種施策の実施に努めました。これらの結果、タックス・リース・アレンジメント事業が好調に推移し、過去最高の売上高及び各利益(営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
売上高
売上高は、21,071百万円(前年度比11.5%増)となりました。
(タックス・リース・アレンジメント事業)
投資家からの出資金に対する需要が強く推移する中、販売ネットワークの拡大を含む販売力の向上により、出資金販売額が連結会計年度として過去最高の、115,746百万円(前年度比5.8%増)となる等、売上高は、18,968百万円(前年度比11.2%増)となりました。なお、リース事業組成金額は、276,168百万円(前年度比27.1%減)となりました。
(その他事業)
タックス・リース・アレンジメント事業以外のその他事業の売上高は、保険仲立人事業及び不動産関連事業が成長したこともあり、2,103百万円(前年度比14.4%増)となりました。保険仲立人事業の売上高は、688百万円(前年度比37.8%増)、不動産関連事業の売上高は、555百万円(前年度比102.5%増)、FPG Amentum Limitedが行う航空機投資管理サービス事業の売上高は、492百万円(前年度比5.8%減)、証券事業の売上高は、202百万円(前年度比40.6%減)、M&Aアドバイザリー事業の売上高は、47百万円(前年度比60.6%減)となりました。

(注)本書における用語の説明
リース事業組成金額組成したオペレーティング・リース事業案件のリース物件の取得価額の合計額
出資金販売額出資金(オペレーティング・リース事業の匿名組合出資持分及び任意組合出資持分)について、リース開始日までに投資家へ私募の取り扱いを行った額及びリース開始日時点で当社が一旦立替取得し、(連結)貸借対照表の「商品出資金」に計上したものについて、投資家へ譲渡した額の合計額であります。なお信託機能を活用した航空機リース事業案件に係る信託受益権譲渡価額を含めております。

売上原価
売上原価は、2,574百万円(前年度比1.5%増)となりました。
これは、主に、売上高拡大に伴い、顧客紹介に係る手数料が増加したことによるものであります。
販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は、5,079百万円(前年度比12.8%増)となりました。
これは主に、業容拡大等により、人件費が2,673百万円(前年度比11.9%増)、その他の費用が2,405百万円(前年度比13.8%増)となったことによるものであります。
(注)人件費には、給料手当、賞与(引当金繰入額含む。)、法定福利費、福利厚生費、退職給付費用、人材採用費等を含めております。
営業利益
上記の結果、営業利益は、13,417百万円(前年度比13.2%増)となりました。

営業外損益
営業外収益は、1,217百万円(前年度比19.2%増)となりました。これは主に、投資家から収受している商品出資金の立替利息が減少した結果、受取利息が、491百万円(前年度比29.2%減)となったこと、関連会社に関する持分法による投資利益が、431百万円(前年度比97.5%増)、組成用不動産に係る賃貸料が137百万円(前年度比47.2%増)となったことによるものであります。
営業外費用は、924百万円(前年度比4.7%減)となりました。これは主に、支払利息が320百万円(前年度比0.7%増)、支払手数料が、584百万円(前年度比18.2%増)、その他の費用が、19百万円(前年度は、自己株式取得費用や為替差損の計上により156百万円)となったことによるものであります。
経常利益/特別損益/親会社株主に帰属する当期純利益
上記の結果、経常利益は、13,711百万円(前年度比15.2%増)となりました。
特別損失8百万円(前年度は、株式会社FPG投資顧問に係るのれんの減損損失144百万円及び同社株式の売却損16百万円を含む合計175百万円)を計上し、さらに法人税等を控除した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、9,580百万円(前年度比25.3%増)となりました。
セグメント別業績
セグメント別業績の概況は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

セグメント
2016年9月期
連結会計年度
2017年9月期
連結会計年度
売上高売上高のうち
セグメント間の
内部売上高
セグメント利益又は損失(△)売上高売上高のうち
セグメント間の
内部売上高
セグメント利益又は損失(△)
FPG17,6872312,13719,8901513,866
FPG証券35093723735△29
その他97687△2141,29429934
調整額△120△120△53△350△350△159
合計18,894-11,90621,071-13,711
(注)1.各セグメントの売上高及びセグメント利益又は損失は、セグメント間取引の消去前の金額を記載しております。
2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
3.調整額はセグメント間取引消去額であります。

(FPGセグメント)
当社におけるタックス・リース・アレンジメント事業が好調に推移したことにより、売上高は、19,890百万円(前年度比12.5%増)、セグメント利益は、13,866百万円(前年度比14.2%増)となりました。
(FPG証券セグメント)
売上高は、237百万円(前年度比32.2%減)、セグメント損失は、29百万円(前年度は、セグメント利益37百万円)となりました。
(その他)
株式会社FPG信託において、当社のタックス・リース・アレンジメント事業及び不動産関連事業の案件組成に関する売上高が増加したこと等から、売上高は、1,294百万円(前年度比32.5%増)となりました。セグメント利益は、34百万円(前年度は、セグメント損失214百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べて3,931百万円増加し、12,602百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益を計上した一方で、組成用不動産を取得したこと等により、営業活動で得られた資金は3,030百万円(前年度は、1,692百万円の資金支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動において使用した資金は25百万円(前年度は、414百万円の資金支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払があった一方で、借入金が増加したこと等から、財務活動から得られた資金は、741百万円(前年度は、3,578百万円の資金収入)となりました。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24651] S100C072)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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