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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CO6D

有価証券報告書抜粋 株式会社JMC 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年12月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、当事業年度末における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社は、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

(2)当事業年度の財政状態の分析
(資産)
当事業年度末における流動資産は1,192,654千円となり、前事業年度末に比べ425,210千円減少いたしました。これは主に、売掛金が202,072千円、産業用CT販売に係る前渡金が69,551千円、未収消費税等が25,671千円、仕掛品が22,577千円増加したものの、現金及び預金がコンセプトセンター第5期棟建設に関する資金支出等により754,585千円減少したことによるものであります。
固定資産は1,262,626千円となり、前事業年度末に比べ409,168千円増加いたしました。これは主にリース資産(有形固定資産)が48,410千円減少したものの、コンセプトセンター第5期棟建設により、建物が375,291千円、機械及び装置が66,019千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は2,455,280千円となり、前事業年度末に比べ16,041千円減少いたしました。

(負債)
当事業年度末における流動負債は349,207千円となり、前事業年度末に比べ70,137千円減少いたしました。これは主に、産業用CT販売の仕入により買掛金が97,117千円増加したものの、借入金の借換により短期借入金が120,000千円、未払消費税等が30,211千円減少したことによるものであります。
固定負債は274,905千円となり、前事業年度末に比べ37,274千円増加いたしました。これは主に、リース債務が53,224千円減少したものの、借入金の借換により長期借入金が95,988千円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は624,112千円となり、前事業年度末に比べ32,863千円減少いたしました。

(純資産)
当事業年度末における純資産合計は1,831,167千円となり、前事業年度末に比べ16,821千円増加いたしました。これは主に、当期純利益15,906千円の計上によるものであります。

(3)当事業年度の経営成績の分析
当社は、自動車、精密機器、電気機器、航空宇宙、医療機器等の製造業を中心にコンシューマー、教育、医療、ヘルスケア等幅広い業種の試作品から最終製品づくりをトータルサポートする企業として、独自のポジションを確立し、2017年7月には「高度管理医療機器等 販売業・貸与業」の許可を取得いたしました。当社事業は、「3Dプリンター出力事業」、「鋳造事業」及び「CT事業」であり、製品の高品質はもとより、短納期において優位性を発揮しております。
当事業年度は、3期連続の増収となり、過去最高の売上高1,629,689千円(前事業年度比10.3%増)を達成いたしましたが、外注費増加、製造部門の人員増加、産業用CT販売開始による商品仕入等により売上原価が1,085,384千円(前事業年度比26.5%増)、営業人員増加等により販売費及び一般管理費は522,286千円(前事業年度比8.9%増)となり、営業利益は22,018千円(前事業年度比84.2%減)となりました。

(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社は、「4 事業等のリスク」に記載のとおり、顧客の製品開発に資する試作品の作製及び少量量産品の作製を行っており、開発に関する秘匿情報の漏洩や製品の不良等のリスク要因が当社の経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。
そのため、当社は、国際的な品質規格であるISO9001やJISQ9100の取得を通じた品質検査体制の構築と審査機関による定期的な検査の実施により、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散し、リスクの発生を抑え、適切に対応しております。


(5)当事業年度のキャッシュ・フローの分析
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、仕入債務の増加、法人税等の還付による収入等により一部相殺されたものの、売上債権の増加が210,800千円(前事業年度比421.9%増)、コンセプトセンター第5期棟建設に関する資金支出等により、前事業年度末に比べ751,935千円減少し、当事業年度末には465,260千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果使用した資金は107,967千円(前事業年度は179,523千円の獲得)となりました。これは主に、減価償却費147,015千円、仕入債務の増加97,117千円の収入となったものの、売上債権の増加210,800千円、法人税等の支払43,898千円、未収消費税等の増加25,671千円、未払消費税等の減少30,211千円の支出によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は555,155千円(前事業年度比142.8%増)となりました。これは、コンセプトセンター第5期棟建設に関する資金支出等であり、有形固定資産の取得による支出545,576千円、無形固定資産の取得による支出12,418千円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は88,812千円(前事業年度は950,486千円の獲得)となりました。これは、リース債務の返済による支出52,370千円、長期借入金の返済による支出28,582千円等によるものであります。


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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32770] S100CO6D)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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