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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002339

有価証券報告書抜粋 株式会社JVCケンウッド 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発活動は、当社のイノベーション推進部に加え、カーエレクトロニクス、プロフェッショナルシステム、光学&オーディオ、ソフト&エンターテインメントの各事業部門によって行われています。当連結会計年度における主たる事業セグメントの研究開発活動は以下のとおりです。
当社グループの当連結会計年度における基礎技術の研究開発に係る費用は9億61百万円、量産設計に係る費用は204億93百万円、総額は214億54百万円です。

*カーエレクトロニクスセグメント
(1)スマートフォン感覚の操作感、スマートフォンとの連携、Wi-Fi接続を実現したカーナビゲーションシステムを開発、商品化しました。
(2)D-ILA(LCOS)を使用したヘッドアップディスプレイを開発、商品化するとともに、車載メーターパネル試作品を開発しました。また、電子ミラー試作品を開発しました。
(3)ケンウッド・JVC共通プラットフォームを含むカーナビゲーションシステム及びマルチメディアレシーバを開発、商品化しました。
(4)共通プラットフォームを含むCDレシーバ及びメモリーをはじめとする電子媒体再生用のオーディオレシーバを開発、商品化しました。
(5)車載向けの、スピーカー、CD/DVDメカニズム・光学ピックアップを開発、商品化しました。
当セグメントに係る研究開発費の金額は、79億75百万円です。

*プロフェッショナルシステムセグメント
(1)一般企業向け業務用無線システムの次世代デジタル方式技術の研究と、その技術を利用した各国の標準規格の開発、及びそれらコア技術を利用した業務用無線機器・システムを開発しました。
(2)欧州の一般企業向けとして、DMR規格に準拠したデジタル業務用無線機器の開発・商品化、及び欧州防爆規格(ATEX)に準拠した、デジタル業務用無線機器を開発、商品化しました。
(3)北米の公共機関向けに規格化されているP25フェーズ2規格に準拠したデジタル業務用無線機器を開発、商品化しました。
(4)フルHD撮影とH.264ハイプロファイル圧縮に対応する等、市場特性や多様化した顧客ニーズにきめ細かく対応した業務用映像セキュリティ・業務用音響機器のシステム開発を行いました。
(5)300万画素ディスプレイ2台分の表示が可能な省スペース化と、当社独自開発のAR技術によるフィルム画質を実現した600万画素30型医用画像表示ディスプレイを開発しました。
当セグメントに係る研究開発費の金額は、63億50百万円です。

*光学&オーディオセグメント
(1) 「防水」、「防塵」、「耐低温」、「耐衝撃」の4つの保護機能を搭載し、大容量バッテリーを本体に内蔵することにより長時間撮影を実現した、全天候型ビデオカメラを開発、商品化しました。
(2) 抗菌仕様の塗装を採用の小型・軽量ボディと高精細・高画質映像の撮影を実現した、ビデオカメラの新コンセプトモデルを開発、商品化しました。
(3) 当社独自の“木”を用いた音響技術により、ハイレゾ音源の再生に対応した密閉型インナーイヤーヘッドホンを開発、商品化しました。
(4) ハイレゾ音源の再生に対応した新開発デジタルアンプ搭載ネットワークアンプ、100kHzの高域まで再現するスピーカーシステムを開発、商品化しました。
(5) 高精細4K映像入力に対応するホームシアター向けプロジェクターを開発、商品化しました。
(6) 次世代デジタル地球儀“触れる地球(中型普及版)”を出荷開始しました。
(7) 放送局やCATVの取材・収録現場で求められる高画質と機動性に対応するため、オートフォーカスと光学手ブレ補正機能内蔵の交換型レンズを搭載した、ショルダースタイル業務用カメラレコーダーを開発、商品化しました。
(8) 国内外の医療、文教、公共、映像製作等の市場を想定した映像用レコーダーを開発、商品化しました。システム構築が可能な外部制御機能を搭載し、汎用性の高い映像フォーマットによる記録を実現しています。
(9) フルHD撮影とH.264ハイプロファイル圧縮に対応した監視用ネットワークパン・チルト・ズーム(PTZ)カメラを開発、商品化しました。又、監視システム用に、H.264に対応した4CHのネットワークエンコーダーを開発、商品化しました。
(10)大規模地震に対応する消防法の一部改正に合わせて、中規模~大規模施設向けの緊急地震速報システム対応のラック型非常用放送設備を開発、商品化しました。

(11)業務用デジタルパワーアンプのラインアップを強化。耐久性をそのままに、当社独自の「DEUS」技術を搭載することで、解像度・響き・表現力が豊かな音を実現する省電力型デジタルパワーアンプを開発、商品化しました。
当セグメントに係る研究開発費の金額は、63億66百万円です。

*ソフト&エンターテインメントセグメント
CDフォーマット[44.1kHz・16bit]音源をハイレゾフォーマット[192kHz・24bit]へ高品位にアップコンバートする新技術「K2HD プロセッシング」を展開し、ハイレゾ音源の制作、配信を開始していますが、新たに
Victor Studio HD-Musicサイトを立ち上げ販売を開始しました。
当セグメントに係る研究開発費の金額は、1億14百万円です。

*その他
当セグメントに係る研究開発費の金額は、6億48百万円です。

上記以外の活動
(1)自閉症など発達障害の早期発見を目的に、大阪大学大学院・大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学、連合小児発達学研究科及び公益社団法人子どもの発達科学研究所と発達障害診断補助装置を共同開発し、複数の自治体で実証実験を行うとともに大学等の研究機関に向け販売を開始しました。
(2)文部科学省JSTのプロジェクトCOI-T(センターオブイノベーション‐トライアル)に参画し、当社の最先端映像・光学技術と、東京藝術大学が持つ印刷レベルの高精細画像のノウハウを融合することにより、芸術と文化の産業化を目指しています。本年度は法隆寺金堂壁画をテーマとして、東京藝術大学陳列館で一般公開を行い、初の芸工連携拠点として注目を浴びています。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21320] S1002339)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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