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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YA9

有価証券報告書抜粋 株式会社JVCケンウッド 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発活動は、当社のカーエレクトロニクス、プロフェッショナルシステム、光学&オーディオ、ソフト&エンターテインメントの各事業部門によって行われています。当連結会計年度における主たる事業セグメントの研究開発活動は以下のとおりです。
当社グループの当連結会計年度における基礎技術の研究開発に係る費用は5億9百万円、量産設計に係る費用は210億82百万円、総額は215億91百万円です。

*カーエレクトロニクスセグメント
(1)スマートフォン感覚の操作感、スマートフォンとの連携、Wi-Fi接続を実現したカーナビゲーションシステムを開発、商品化しました。
(2)D-ILA(LCOS)を使用したヘッドアップディスプレイを開発、商品化するとともに、車載メーターパネル試作品を開発しました。また、電子ミラー試作品を開発しました。
(3)JVC・ケンウッド共通プラットフォームを含むカーナビゲーションシステム及びマルチメディアレシーバーを開発、商品化しました。
(4)共通プラットフォームを含むCDレシーバー及びメモリーをはじめとする電子媒体再生用のオーディオレシーバーを開発、商品化しました。
(5)車載向けのスピーカー、CD/DVDメカニズム、光学ピックアップを開発、商品化しました。
(6)純正車両メーカー向けのApple社CarPlay及びGoogle社Android Autoに対応したディスプレイ・オーディオを開発、商品化しました。
当セグメントに係る研究開発費の金額は、84億74百万円です。

*プロフェッショナルシステムセグメント
(1) 北米公共機関向け規格であるP25フェーズ2規格に準拠し、GPS・Bluetooth・SDメモリーカード機能及びノイズキャンセリング機能を搭載したデジタル業務用無線機器を開発、商品化しました。
(2) 一般企業向け業務用無線システムの次世代デジタル方式技術の研究、及びその技術を利用した各国の標準規格の開発を行いました。また、これらの技術と弊社の無線通信コア技術を利用した業務用無線機器・システムを開発、商品化しました。
(3) VoIP技術を用いて、山頂にある無線基地局(局舎)と運用者が在籍している事務所間の無線通信の通話路を制御する、IP-Phone型遠隔無線システムを開発納入しました。
(4) 1.9ギガヘルツ帯の周波数を採用し、同時通話に対応した高音質設計のDECT方式デジタルワイヤレスインターカムシステム(無線局免許・資格不要)を開発、商品化しました。
(5) 高精細フルHD出力に加え、9種類の解像度出力に対応した耐衝撃・屋外ドーム型HDネットワーク監視カメラを商品化しました。
(6) ライブ映像の異常検出、記録映像の画像検索、画像解析などを行う統合監視カメラシステムとして、インテリジェントセキュリティシステムを開発しました。
(7) 600dpi対応マイクロ印刷により、各国の国民カード等の需要に対応したハイセキュリティ用途のOEM向けカードプリンタを開発及び商品化しました。
(8) マルチモダリティ画像表示に対応するマンモグラフィ画像表示用ディスプレイを開発、商品化しました。
当セグメントに係る研究開発費の金額は、79億44百万円です。

*光学&オーディオセグメント
(1) 当社初となる4K対応Super 35mm CMOSセンサーを搭載し、マイクロフォーサーズシステムマウントを採用して、当社独自のバリアブルスキャンマッピング機能によりさまざまな制作用レンズに対応した、レンズ交換型の業務用4Kビデオカメラを開発、商品化しました。
(2) 当社新開発の4K対応ズームレンズを搭載した、機動力の高い撮影を可能にする小型・軽量の業務用4Kビデオカメラを開発、商品化しました。
(3) 非ハイレゾ音源をハイレゾ化するとともに、ハイレゾ音源もより高音質化する当社独自のNew「K2テクノロジー」を搭載したポータブルヘッドホンアンプを開発、商品化しました。
(4) 青色レーザーとフォスファー(蛍光体)を組み合わせた長寿命な新光源技術を搭載した業務用プロジェクターを開発、商品化しました。
(5) 複数台のカメラを同時に無線制御可能なスポーツ分析向けカメラ等の特定顧客向けカメラを商品化しました。
(6) AltaSensがSuper 35mm 4Kセンサーを、主に業務用カメラ用途に開発しました。
当セグメントに係る研究開発費の金額は、43億17百万円です。

*ソフト&エンターテインメント
当セグメントに係る研究開発費の金額は、1億12百万円です。

*その他
当セグメントに係る研究開発費の金額は、7億41百万円です。

上記以外の活動
・文部科学省JSTのプロジェクトCOI-T(センターオブイノベーション‐トライアル)に参画し、当社の最先端映像・光学技術と、東京藝術大学が持つ印刷レベルの高精細画像のノウハウを融合することにより、芸術と文化の産業化を目指しています。2014年度は4月26日から6月22日まで東京藝術大学大学美術館で開催された研究成果発表「別品の祈り-法隆寺金堂壁画-」展で一般公開され、初の芸工連携拠点として注目を浴びました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21320] S1004YA9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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