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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YA9

有価証券報告書抜粋 株式会社JVCケンウッド 対処すべき課題 (2015年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社グループは、これまで対米ドルの急激な円安による円換算原価の大幅な上昇や、対ユーロの急激な円高による欧州地域販売における収益悪化など、為替変動による影響を受けてきました。よって今後さらなる為替変動に起因するリスク軽減や、収益力向上のためのさらなる原価低減が重要となります。また取得した企業とのシナジーを如何に発現させ、事業競争力を高めること、さらに次世代事業への取り組みを含めた成長戦略を着実に実行していくことが当社の課題と認識しています。

① 原価総改革とビジネスユニット直販強化、為替対策
・原価総改革
モデル数削減や設計コンセプト改革、部品調達改革などによる原価低減(短期)と、次世代生産システム検討などの生産革新(中期)による総合的原価対策の実行
・ビジネスユニット直販強化
各地域CEOにカーエレクトロニクスOEM事業やプロシステム事業などの直販部隊を支援するビジネスコーディネーターの仕組みを導入し、受注活動を強化
・為替対策
為替予約による将来のリスク低減(短期)と、地産地消(中期)による生産コストの為替リスク低減

② 米国無線子会社の改善施策
・EFJT
政府系ビジネスに精通したセールスマネージャーを招聘するとともに、大幅にセールス増員。また、さらなる原価低減でコスト競争力強化
・Zetron, Inc.
前第2四半期以降着実に回復傾向が継続。さらに今期は新たにセキュリティ・コントロールルーム・ソリューションへ参入し、事業領域を拡大

③ 環境保全・社会貢献活動
当社及び当社グループの生産関連会社は、日本経団連と連動して実施している、電機・電子業界の「低炭素社会実行計画」に参加し、生産プロセスのエネルギー効率改善/二酸化炭素排出抑制等、地球温暖化対策に取り組むとともに、ISO14001の仕組みを使って全事業所の廃棄物や化学物質の適正管理を行い、環境法規制を順守し、PCB汚染物や石綿等特別管理産業廃棄物の厳格な管理を行う中で、2015年3月期には低濃度PCB汚染トランス筐体の無害化処理を実施し、環境リスクの低減も推し進めてきました。
また、電機メーカーとして要素技術開発や商品設計に際してアセスメントを行う事によってRoHSやREACH等製品の有害化学物質管理や省エネルギーに関する法規制に対応しながら環境配慮製品の開発にも取り組んでいます。
今後も、従業員への環境教育を通して愛知目標の達成に向けた生物多様性保全の意識向上等を図る一方、行政や他の企業と協同で地域の活性化を図る活動として、現場体験や工場見学の受入、出前教室等による小中学生を対象とした学校だけでは出来ない体験を通じて人間性が豊かになって貰える様な社会貢献活動を進めていきます。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21320] S1004YA9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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