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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100240V

有価証券報告書抜粋 株式会社LIXIL 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、金融や財政の政策効果などを背景に、消費動向や企業マインドの改善が見られ、景気は緩やかな回復局面にありました。住宅投資についても、新設住宅着工戸数が987千戸(前年同期比10.6%増)となるなど堅調を持続しております。
当社グループでは、中期経営計画の基本方針(5つの戦略)である、国内コア事業のシフト、グローバル事業の拡大、広範な流通の有効活用、コア周辺事業の拡大、経営効率の改善、に基づき収益を伴った成長の実現に取り組んでまいりました。なお、この一環として、ASD Americas Holding Corp.や共同出資によるGROHE Group S.à r.l.の株式取得を実施いたしました。
これらの活動の結果、当連結会計年度の業績は、売上高は1兆6,286億58百万円(前年同期比13.4%増)と市場環境が好調だったことに加え新規連結の影響などから増収、利益面では為替影響や資材価格高騰があったものの増収効果などから営業利益は690億79百万円(前年同期比36.8%増)、経常利益は持分法投資利益などが加わり749億37百万円(前年同期比41.2%増)と増益となりました。当期純利益は、前連結会計年度に早期退職関連損失など特殊要因があったことなどから前年同期比2.1倍の447億55百万円と高水準を実現いたしました。

セグメント別の概況は次のとおりであります。
[金属製建材事業]
金属製建材事業においては、海外事業の伸長や、アルミと樹脂の複合構造の高断熱窓「防火戸FG-F」や断熱玄関ドア「防火戸FG-E ジエスタ」などの発売を通じて拡販に努めたことなどから、売上高は7,318億4百万円(前年同期比12.3%増)、営業利益は335億49百万円(前年同期比40.3%増)と増収増益でありました。

[水回り設備事業]
水回り設備事業においては、新規連結の影響、ラインナップの充実を図ったタンクレストイレ「SATIS(サティス)」の拡販やマンションリフォーム用システムバスルーム新「リノビオVシリーズ」の市場投入を行ったことなどから、売上高は4,385億4百万円(前年同期比17.1%増)、営業利益は203億67百万円(前年同期比19.8%増)と増収増益でありました。

[その他建材・設備事業]
その他建材・設備事業においては、リビング建材「ファミリーライン」のバリエーションを追加するなど商品ラインナップの拡充や販売促進活動強化の取り組みが奏功し、売上高は2,096億75百万円(前年同期比11.5%増)、営業利益は100億57百万円(前年同期比32.8%増)と増収増益でありました。

[流通・小売り事業]
流通・小売り事業においては、環境に配慮したエコストア「スーパービバホーム春日部店」など大型ホームセンターの拡充を継続するほか、プロユーザー向けの建デポプロ事業の伸長により、売上高は1,950億55百万円(前年同期比11.2%増)、営業利益は38億47百万円(前年同期比14.0倍)と増収増益でありました。

[住宅・不動産他事業]
住宅・不動産他事業においては、高断熱高気密を実現した家「セシボEX-H」の発売などを通じて受注・販売活動に注力したことから、売上高は642億14百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は57億42百万円(前年同期比16.1%増)と増収増益でありました。

なお、セグメント別の売上高はセグメント間取引消去前であり、営業利益は全社費用控除前であります。
(注) 金額には消費税等を含んでおりません。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、835億32百万円の資金増加となり、前連結会計年度と比しては、551億0百万円の増加となりました。この主な要因は運転資本の増加があったものの、税金等調整前当期純利益水準の増加に加え、前連結会計年度にあったタイ災害損失と早期退職や年金制度変更によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資、投資有価証券や連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出があったことなどから、2,183億32百万円の資金減少となりました。前連結会計年度に比べて2,059億36百万円の資金減少であります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払があったものの、有利子負債の調達と償還・返済を行っ
たことなどから1,531億44百万円の資金増加となりました。前連結会計年度に比べて1,848億96百万円の資金増加であります。
これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、換算差額による影響なども含めると、前連結会計年度末に比べて243億76百万円増加の1,390億38百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01317] S100240V)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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