シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ZWZ

有価証券報告書抜粋 株式会社Misumi 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における我が国経済は、政府による経済政策や金融緩和策等を背景に企業業績や雇用環境が改善し、景気は緩やかな回復基調で推移いたしましたが、中国をはじめとする新興国の経済減速リスクが高まるなど、先行きは不透明な状況にありました。
当社グループの営業基盤である南九州においては、消費税率引き上げの影響や円安に伴う物価上昇等により、消費者の節約志向、低価格志向が根強く残る中で、業種・業態を超えた競争は一層激しさを増しており、依然として厳しい経営環境にありました。
このような状況の中で当社グループは、主力のエネルギー事業において、燃料油やLPガス等の販売における地域シェアの拡大に努めるとともに、全ての事業において、営業力の強化及びサービスの向上を図るための人材育成に加え、お客様ニーズを捉えた改装や売場の変更を積極的に実施するなど、収益力の強化に努めました。
以上の結果、エネルギー関連商品の販売価格が低下したこと等により当連結会計年度の売上高は522億18百万円(前期比14.6%減)、経常利益は13億88百万円(前期比1.3%減)となり、九州石油業厚生年金基金の解散に伴う損失見込額を厚生年金基金解散損失引当金繰入額(特別損失)として2億67百万円計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は6億53百万円(前期比8.9%減)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
1 エネルギー
「エネルギー」セグメントにつきましては、石油部門において、原油の価格変動に左右されない油外商品の拡販に努めるとともに、ENEOSカード等の新規会員獲得によるユーザーの囲い込みに加え、安値競争への対応や販促活動に注力するなど燃料油の増販に努めました。また、4月に他社より宮崎市内にあるSS1店舗の事業を譲受け、セルフ福島SSとしてオープンいたしました。一方、採算の悪化していた熊本鉄工団地前SS(熊本市)を3月末に閉店いたしました。
ガス部門においては、LPガス海上基地等の稼働率アップや配送コストの削減に努めるとともに、ミスミフェア(合同展示会)の開催等による新規顧客の開拓に加え、訪問活動によるガス関連機器の提案やお客様との関係強化に取り組みました。また、他社より鹿児島県肝属郡南大隅地区におけるLPガス需要家へのガス納入権を譲受け、4月に「ミスミガス佐多店」を新設し営業を開始するとともに、ミスミガス免田店(熊本県球磨郡あさぎり町)をリニューアルし、2月に新築オープンいたしました。
その他、前連結会計年度から鹿児島県肝属郡南大隅町に建設を進めておりました「佐多辺塚小水力発電所」が完成し、11月より売電を開始いたしました。
以上の結果、売上高は395億13百万円(前期比17.9%減)となりましたが、販売数量の増加やガス部門の利益率の改善等により、セグメント利益(営業利益)は9億67百万円(前期比11.6%増)となりました。

2 ライススタイル
「ライフスタイル」セグメントにつきましては、カルチャー部門において、映像レンタルの売上改善を図るため、Tカードやアプリ会員の獲得強化に努めるとともに、レンタルのセルフレジを新たに2店舗へ導入し、店舗運営の効率化を図りました。また、6月にはブックスミスミオプシアの雑貨コーナーを「Jibun-Style」としてリニューアルし、他社との差別化を図るとともに、メディアミスミTSUTAYA日向店(宮崎県日向市)を店舗の移転リニューアルに向け1月末に閉店いたしました。
自動車部門においては、展示会の実施や販促活動等による集客を図り、新車販売の増販に努めるとともに、タイヤ販売における新規取引先の開拓と売れ筋商品の販売に注力し収益確保に努めましたが、取扱車種であるフォード車の日本市場撤退が発表されたことにより、それ以降の新車販売や車両の評価等に大きな影響を与える結果となりました。一方、収益の拡大を目的として、車検のコバック熊本小峯店を熊本市内の幹線道路沿いに移転し、12月に「車検のコバック熊本インター店」として新築オープンいたしました。
ホームライフ部門においては、家庭用太陽光発電システムの販売強化に加え、スマートハウスの構造見学会や完成見学会を定期的に実施し集客を図るなど、新規受注獲得に努めました。

以上の結果、需要縮小や競合他社との競争もあり、売上高は72億88百万円(前期比6.2%減)、セグメント利益(営業利益)は1億87百万円(前期比41.8%減)となりました。

3 フード&ビバレッジ
「フード&ビバレッジ」セグメントにつきましては、外食部門において、店舗イメージや収益性の向上等を目的として、KFC3店舗の改装に加え、KFC吉野店(鹿児島市)を集客の増加が見込める地区へ2月に新築移転するとともに、KFC姶良店(鹿児島県姶良市)をショッピングモール内へ移転し「KFCイオンタウン姶良店」として3月にオープンいたしました。また、KFCでの新商品の販売やキャンペーンの連続投入による収益改善を図るとともに、全業態において食材・衛生管理の徹底と店舗オペレーションの強化を図り、お客様満足度の向上に努めました。
ミネラルウォーター部門においては、営業活動の見直しによる営業効率の向上に努めるとともに、ショッピングサイト内の店舗リニューアルや新規オンラインモールでの販売を本格稼働させるなど、ネット販売における宅配件数のシェア拡大を図りました。
以上の結果、売上高は54億15百万円(前期比3.1%増)、セグメント利益(営業利益)は4億39百万円(前期比5.6%増)となりました。

(上記金額には、消費税等は含まれておりません。)

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、固定資産の取得11億32百万円、借入金の返済7億52百万円及び法人税等の支払い4億89百万円等の資金の減少がありましたが、税金等調整前当期純利益10億39百万円、売上債権の減少9億40百万円及び減価償却費6億99百万円等の資金の増加により、前連結会計年度末に比べ4億33百万円増加し、当連結会計年度末には50億円(前期末比9.5%増)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加額は、27億2百万円(前期比10.3%増)となりました。これは主に、法人税等の支払い4億89百万円及び仕入債務の減少2億62百万円等の減少がありましたが、税金等調整前当期純利益10億39百万円、売上債権の減少9億40百万円及び減価償却費6億99百万円等の資金の増加によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少額は、12億81百万円(前期比143.5%増)となりました。これは主に、固定資産の取得11億32百万円等の資金の減少によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少額は、9億86百万円(前期比67.7%増)となりました。これは主に、借入金の返済7億52百万円及び配当金の支払い1億88百万円等の資金の減少によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02813] S1007ZWZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。