シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100L2NQ (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社NJS 研究開発活動 (2020年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループは、2018年2月に事業環境の変化や技術開発の取り組みを勘案し、2017年2月に策定した中期経営計画の一部見直しを行いました。見直し計画では、事業の基本方針に“水と環境のConsulting & Software”を掲げ、中長期的な社会環境の変化ならびに顧客ニーズに応えつつ、ライフサイクルを通したインフラ管理を実現するため、時代に即したコンサルティング技術を開発するとともに、ICTやIoTを活用した管理運営のデジタル化・効率化に貢献するソフトウェアの開発に取り組んでいくこととし、2020年12月期はその最終年期にあたります。
2020年12月期の技術開発は、政府の重点事項となっているインフラメンテナンスに対応するため、上下水道事業分野におけるConsulting・Software分野の開発に加えて、他事業へのビジネス展開を目標にインフラの再構築と効率的運用に向けたインフラ管理ビジネスの開発を加速しました。
Consulting分野では、事業方針の戦略的な実現を目指し、「インフラ管理」、「災害対策」、「環境保全」、「管理運営」分野で開発本部及び開発担当部所、技術推進PJの連携により実施しました。特に、政府が推進するデジタル化社会への対応として「点検・調査・診断技術」、「BIM/CIM」、「雨水対策」の技術開発・展開を強力に推進しました。
Software分野では、ソサエティ5.0の実現への取り組みとして、CPS/IoTサービスの開発を継続し効率的なインフラ管理を推進しました。特に、「マネジメントソフトウェア(SkyScraperFC、PL、RM、EA)」、「アナリティクスソフトウェア(SkyScraperML、BI)」、「IoT、クラウド基盤(SkyManhole含む)」の機能強化を推進・展開しました。
インフラ管理の分野では、AirSliderの他事業インフラへのビジネス展開を強化し、各種ソフトウェアの開発・展開によりビジネス戦略を推進しました。特に、「上下水道事業」に加え、「電力事業」、「農業事業」、「道路事業」への対応に向けた開発を加速しました。

Ⅰ.Consulting分野
A.インフラ管理
(1)点検・調査・計画
・ 新たな設備調査・診断方法の開発(施設)
・ 診断ツールの開発
・ 新たな業務領域の開発
(2)BIM/CIM
・ BIM/CIMデータと数量計算との連携検討
・ 建築設備及びプラント設備のBIM/CIMモデル作成作業効率化検討
・ NJS版:BIM/CIM標準策定
・ NJS版:BIM/CIM教育プログラムの構築
・ SkyScraperFCとBIM/CIMの連携
(3)機能評価・運転支援
・ 下水道指針(改訂版)の社内普及
(4)海外技術評価
・ 海外技術の評価
B.災害対策
(1)雨水対策
・ 簡易計測機器(雨量・水位)の更新・整備
・ 雨天時浸入水営業ツールの作成
・ 雨天時浸水スクリーニング技術の開発
・ リアルタイムキャリブレーション技術の開発
・ リアルタイム浸水情報提供のビジネスモデル調査、業務パッケージの開発
(2)地震対策
・ 耐震・耐津波作業担当人材育成
・ 動的解析による解析手法の開発
・ 水道施設への危機耐性の適用事例の作成
・ 非線形有限要素技術を用いたせん断力に対する評価手法の開発
C.環境保全
(1)環境・エネルギー
・ 下水道資源・ストック活用エネルギー省・創・自立化技術の研究
・ 水素の製造・利用技術の研究
・ 未来低炭素まちづくりの再生可能エネルギー(バイオマス含む)導入手法の研究

D.管理運営
(1)会計
・ 中小規模下水道経営手法の普及展開
・ ABC・SWOTの成果まとめ(マニュアル化)
・ 広域連携業務事務所支援
(2)官民連携関連
・ 資本・業務連携(コンセッション)
・ 下水道事業の運営支援
・ 水道、工水のコンセッション具体研究
(3)計画手法
・ 計画手法の水平展開

Ⅱ.Software分野
A.SkyScraper(クラウド型統合インフラ管理システム)
・ SkyScraperFC(施設情報システム) 機能拡張
・ SkyScraperPL(管路情報システム) 機能拡張
・ SkyScraperPL_WEBGIS(管路維持管理システム) 機能拡張
・ SkyScraperFI(現場点検システム) 製品開発
・ SkyScraperEM(イージーモニター) 機能拡張
・ SkyScraperRM(雨量情報システム) 機能拡張
・ SkyScraperRI(管内水位観測システム) 機能拡張
・ SkyScraperFA(固定資産システム) 機能拡張
・ SkyScraperEA(企業会計システム) 機能拡張
・ SkyScraperBC(料金徴収システム) 機能拡張
・ SkyScraperCV(管内画像解析システム) 製品開発
・ クラウド基盤整備
・ IoT・AI基盤整備(SkyScraperML(機械学習)、SkyScraperBI(意思決定支援)共通ソフト含む)
B.KanroKarte(下水道管路ストックマネジメント支援ツール) 販売促進
C.SkyManhole(LPWAを活用したIoTセンサー) 製品開発
D.BioWin (下水処理プロセスシミュレーター) 販売促進

Ⅲ.インフラ管理分野
A.点検・調査
・ 新たな土木・建築構造物点検調査方法の開発(水道)
・ 下水道管劣化予測に関する実証
B.AirSlider(閉鎖性空間点検調査用ドローン)
・ AirSider(AS400、600、2000) 製品開発
・ 鉄管膜厚測定機器開発 製品開発
・ 背面空洞探査装置 製品開発
・ 道路排水用点検機器開発 製品開発

なお、当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)の研究開発費の総額は686,888千円であります。

注)FC:Facility database、PL:PipeLine database、FI:Field Inspection、EM:Easy Monitor、
RM:Rain Management、RI:RainManagement Indicator、FA:FixedAssets database、
EA:Enterprise Accounting、BC:Billing&Collection、CV:Computer Vision、
ML:Machine Learning、BI:Business Intelligence

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05299] S100L2NQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。