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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007Z8K

有価証券報告書抜粋 株式会社T&Dホールディングス 対処すべき課題 (2016年3月期)


業績等の概要メニュー事業等のリスク

日本経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、経済政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されます。その一方で、新興国・資源国をはじめとした海外景気の下振れが、国内景気を下押しする懸念もあると考えられます。
こうしたなか、2016年1月の日本銀行によるマイナス金利政策の導入決定以降、長期金利は更に低下し、生命保険会社として商品戦略や資産運用戦略の更なる高度化が必要となっております。

このような経営環境のもと、当社グループは、2016年4月を始期とする3年間の「T&D保険グループ中期経営計画 Try & Discover for the Next Stage ~成長領域拡大の3年~」を新たに策定いたしました。このグループ中期経営計画に基づき、中核事業である国内生命保険事業におきまして、前中期経営計画期間を通じて強化した事業基盤をベースに、今後10年を見据え、成長領域を更に拡大させてまいります。具体的には、シニアの人口増加や多様な生活保障ニーズに対応し、シニアマーケットへの取組みを一層強化してまいります。また、T&Dフィナンシャル生命を戦略的に強化し、今後も成長が見込まれる金融機関代理店及び来店型ショップ代理店等の乗合代理店チャネルにおける当社グループのプレゼンスを拡大してまいります。これらの取組みを通じて、着実にEV(エンベディッド・バリュー)と収益の増大に努めてまいります。
上記に加えて、資本の有効活用等の資本政策の推進によりグループ企業価値の安定的・持続的な増大に取り組んでまいります。

(国内生命保険事業戦略)
国内生命保険事業による収益力の強化につきましては、生命保険会社3社におけるシニアマーケット及び乗合代理店チャネルにおける商品・営業力の強化並びに資産運用の高度化による運用収益の拡大により実現させてまいります。

太陽生命では、『時代の変化を先取りした「最優の商品・サービス」をご家庭にお届けする生命保険会社を目指す』をビジョンとし、「営業力の強化」、「サービスの向上」、「商品の充実」の三位一体となった販売推進により、シニアマーケットでのトップブランドを築いてまいります。
大同生命では、中小企業市場における事業基盤を確固たるものにするために、「法人市場」に加えて「経営者個人・個人事業主市場」のコアビジネス化に取り組み、そのなかで、「介護」「相続・事業承継」といったシニアのニーズへの対応を強化してまいります。
T&Dフィナンシャル生命では、乗合代理店マーケットにおいてお客さまや代理店から選ばれる会社となるべく、「商品ラインアップの多様化」、「代理店販売網の拡大」、「お客さまサービスの向上」を推進してまいります。

また、生命保険会社3社の資産運用におきましては、ALM(アセット・ライアビリティ・マネジメント)の観点から長期にわたる安定的な運用収益を確保するとともに、資本を活用した成長分野への投資や運用手法の多様化等資産運用の高度化に取り組み、資産運用収益の拡大に努めてまいります。


(資本政策)
資本政策におきましては、資本十分性を確保しつつ、収益・リスク・資本を経済価値ベースで一体的に管理する経営管理手法(ERM:Enterprise Risk Management)の一層の活用を通じて、収益性の向上に取り組むことで、資本の効率性を高めていくことを基本としております。生命保険事業の適切な運営に必要な内部留保の蓄積を図りつつ、配当金支払い等株主還元の充実に努めてまいります。

以上、2016年度は、新しいグループ中期経営計画の達成に向けた取組みを通じて、企業価値の安定的・持続的な増大を実現してまいります。

業績等の概要事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03851] S1007Z8K)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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