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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AOE8

有価証券報告書抜粋 株式会社TOKAIホールディングス 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における国内経済は、個人消費は持ち直しの状況にあり、雇用情勢についても改善が見られるなど、緩やかな回復基調で推移したものの、中国をはじめアジア新興国経済の下振れリスクや米国新政権の政策動向など、海外情勢の不安材料により、先行きについては不透明な状況が続いております。
当社グループは、中期経営計画「Innovation Plan 2016 “Growing”」を「事業収益力の強化」を実現する3ヵ年計画として2014年度よりスタートさせ、当連結会計年度はその最終年度でありました。当社グループは、エネルギーや情報通信などのサービスを個人から法人のお客様まで幅広く提供しておりますが、新規参入や規制緩和等により、いずれのサービスも顧客獲得競争は年々激しさを増しております。そのような中、「取引の複数化」「お客様との強固な関係づくり」を目的とするTLC(Total Life Concierge[トータルライフコンシェルジュ]の略、以下同じ)構想の推進・実現をテーマに掲げ、ガス・ISP・CATV・アクアなどのサービスに、当連結会計年度より新たに電力を加え、単独からセット販売(セット割引・契約数によるポイント付与)まで、お客様のニーズに合ったサービスの提供に積極的に取り組んでまいりました。
当連結会計年度における業績については、売上高はガスの販売価格の引下げ等により178,631百万円(前連結会計年度比1.3%減)となりましたが、利益面では当期の重点方針であった光コラボ、アクア事業の収益改善が順調に進んだことなどにより、営業利益は12,750百万円(同54.6%増)、経常利益は12,775百万円(同56.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7,337百万円(同112.1%増)といずれの利益項目も過去最高益を更新いたしました。
また、当連結会計年度末における継続取引顧客件数は2,564千件(同6千件増)、TLC会員サービスの会員数は、586千件(同94千件増)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。

(ガス及び石油)
液化石油ガス事業につきましては、当連結会計年度は新たに岐阜県に進出を果たすなど、1都11県で顧客獲得活動に積極的に取り組み、その結果、需要家件数は前連結会計年度から8千件増加し、588千件となりました。一方、液化石油ガスの販売数量については前年並みとなりましたが、前連結会計年度に実施した仕入価格低下による販売価格の引下げにより、売上高は前連結会計年度を下回りました。
都市ガス事業につきましても、需要家件数は前年並みの54千件となりましたが、原料費調整制度による販売単価の低下などにより、売上高は前連結会計年度を下回りました。
これらにより、当セグメントの売上高は73,344百万円(同9.2%減)となりましたが、営業利益は6,942百万円(同0.4%減)と前連結会計年度並みとなりました。

(建築及び不動産)
建築及び不動産事業につきましては、住宅販売やリフォーム事業などの受注が減少したことで、当セグメントの売上高は19,511百万円(同7.0%減)、建物管理サポートなどが好調に推移したものの営業利益は461百万円(同31.7%減)となりました。

(CATV)
CATV事業につきましては、引き続き放送及び通信のセット販売による割引施策に加え、大手携帯キャリアとの連携によるスマートフォンとのセット割引により、新規顧客の獲得を推し進めました。
加えて、コミュニティチャンネルによる地域の情報発信の充実や解約予防策としてカスタマーサポートの強化を行うなど、顧客満足度の向上に努めた結果、放送サービスの顧客件数は前連結会計年度末から9千件増加し、508千件となりました。また通信サービスの顧客件数は前連結会計年度末から15千件増加し、225千件となりました。
当セグメントの売上高は、顧客件数の増加により25,396百万円(同3.2%増)、営業利益は2,331百万円(同100.7%増)となりました。

(情報及び通信サービス)
ブロードバンド事業につきましては、新規顧客の獲得、及び既存顧客の光コラボサービス「@T COMヒカリ」「TNCヒカリ」への転用を積極的に推進した結果、光コラボの顧客件数は前連結会計年度末から79千件増加し、299千件となりました。大手携帯キャリアを始めとした新規参入者の競合が激しい中、FTTH全体の顧客件数は720千件、ADSLを含むブロードバンド全体の件数は794千件と前連結会計年度末から39千件減少しました。
当セグメントの売上高は、光コラボの顧客増等により49,508百万円(同11.9%増)、営業利益についても3,065百万円(同269.5%増)と大幅な増益となりました。

(アクア)
アクア事業につきましては、当社ブランド「おいしい水の贈りもの うるのん」について、国内各地の大型商業施設などで顧客獲得活動に積極的に取り組み、その結果、アクアの顧客件数は前連結会計年度末から2千件増加し、135千件となりました。
これらにより、当セグメントの売上高は5,762百万円(同5.0%増)となり、加えて顧客獲得費用、広告宣伝費の抑制を図ったこと等により、営業利益は101百万円(前連結会計年度は1,275百万円の損失)と、黒字に転換しました。

(その他)
介護事業につきましては、利用者数の増加により、前連結会計年度と比べ売上高は増加しました。
造船事業につきましては、船舶の修繕工事量が増加したことにより、前連結会計年度と比べ売上高は増加しました。
婚礼催事事業につきましては、婚礼挙式組数、催事の利用が前連結会計年度並みに推移し、売上高も同様に前連結会計年度並みとなりました。
これらにより、当セグメントの売上高は5,108百万円(同4.8%増)と増加し、営業利益は112百万円(前連結会計年度は197百万円の損失)となりました。

(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末から933百万円減少し3,111百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、26,692百万円の資金の増加(前連結会計年度比+5,296百万円)となりました。これは税金等調整前当期純利益及び非資金項目である減価償却費等の要因により資金が増加したことによるものであります。
また、前連結会計年度に比べて営業活動によるキャッシュ・フローが大幅に増加しておりますが、これは税金等調整前当期純利益の増加等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、10,985百万円の資金の減少(前連結会計年度比+30百万円)となりました。これは有形及び無形固定資産の取得等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、16,643百万円の資金の減少(前連結会計年度比△7,492百万円)となりました。これは有利子負債の削減に努めたこと等によるものであります。
また、前連結会計年度に比べ財務活動によるキャッシュ・フローが大幅に減少しておりますが、これは、転換社債型新株予約権付社債の発行による収入がないこと、及び有利子負債の削減を積極的に進めたこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25165] S100AOE8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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