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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003K02

有価証券報告書抜粋 株式会社USEN 業績等の概要 (2014年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
(全般的な業績の状況)
当連結会計年度(自 2013年9月1日 至 2014年8月31日)における我が国の経済は、現政権下における経済対策・金融政策等により個人消費、企業収益や雇用情勢の回復傾向が見られ、消費税率引き上げ前の駆け込み需要により、個人消費に更なる加速傾向が生じたものの、消費税増税後の反動、物価の上昇、原油・原材料費の高騰、人手不足等により企業業績への影響も見られました。
このような状況の中、当社グループは更なる成長へと踏み出すために、顧客基盤であるオフィスを含む業務店マーケットにおいてベストパートナーとなることを目指して、店舗の開業支援や業務環境の構築から販売促進までトータル的なサポートを実現するため、音楽配信事業等の既存事業の強化、浸透や新サービスの創出、展開に積極的に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高69,271百万円(前期比1.6%増)、営業利益9,824百万円(前期比13.4%増)、経常利益8,348百万円(前期比14.9%増)、また当期純利益につきましては6,717百万円(前期比39.0%増)となりました。
当社グループの各セグメント別の売上高(セグメント間の内部売上高又は振替高を含む。)及び営業利益は以下のとおりであります。


音楽配信事業は、当社グループの事業の主軸であり、今後においても、その安定的な収益基盤の維持及び強化を図っていく必要があると認識しております。このため、業務店向け・個人向け市場においての顧客維持と取引拡大及び認知度向上に取り組んでまいりました。
特に業務店マーケットである業務店・チェーン店のお客様に対しては、音楽放送サービスを中心に開業支援や店舗の業務環境構築、販売促進までトータル的なサポートを実施してまいりました。
また、オフィスについては、働く人のメンタルヘルス対策としてメンタルバランス・ミュージックの「Sound Design for OFFICE」の拡販強化を行ってまいりました。
更に、個人のお客様に対して、スマートフォン用定額音楽配信サービス「スマホでUSEN」の投入、音響機器のEC店舗「USEN ONLINE STORE」のオープンなど新サービスを投入してまいりました。
その結果、音楽配信事業の当連結会計年度における売上高は39,550百万円(前期比2.5%減)、営業利益は8,503百万円(前期比6.1%増)となりました。


ホテル・病院・ゴルフ場等の業務管理システム及び自動精算機の開発・製造・販売等の業務用システム事業は、㈱アルメックス(連結子会社)が行っております。当該事業においては、特にホテルや病院において機器の導入需要が高く、消費税率引上げによる駆け込み特需や金融緩和による資金需給の改善等により、新規機器の導入、既存器材の入替ニーズは好調に推移してまいりました。
一部消費税増税前の駆け込みの反動が見られたものの、新商品の市場投入や適切な営業戦略に基づき利益の最大化に努めてまいりました。
その結果、業務用システム事業の当連結会計年度における売上高は16,468百万円(前期比9.9%増)、営業利益は2,069百万円(前期比38.5%増)となりました。


ⅠCT事業は、中小の法人企業向けに回線販売事業やアプリケーションサービス事業を行っております。
当該事業においては、各企業におけるクラウド系サービスやデータセンターサービスに対する需要の高まりを受けて、お客様のニーズにマッチしたより良いオフィス環境をご提案するため以下の施策を継続してまいりました。
① 回線利用顧客拡大のための新サービスの開発・投入
② 顧客ニーズに応えるサービスラインナップの拡充
③ 豊富なサービスラインナップによるオフィス環境改善の提案営業
その結果、ICT事業の当連結会計年度における売上高は9,795百万円(前期比4.0%増)、営業利益は745百万円(前期比40.0%増)となりました。


その他事業として、業務店顧客の集客を支援する集客支援事業や音楽著作権の管理、開発事業等を行っております。
集客支援事業では、飲食店向け集客支援サービス「ヒトサラ」を展開しております。
「ヒトサラ」は、料理人(ヒト)と料理(サラ)にフォーカスしたグルメレストラン情報サイトで、お店の本質的な魅力をユーザーに訴求できるなど、他の情報サイトと差別化したサイトを運営しており、掲載する料理人情報が全国で5,000人を超えております。また、本年3月には料理レビューアプリ「favoreat」をリリースし、地元の食べたい料理を共有し、お店を探せるという新機軸からのサービス提供も行ってまいりました。
音楽著作権の管理、開発事業は㈱ユーズミュージック(連結子会社)が行っております。当該事業においては、音楽配信事業のより一層の発展に向け、楽曲プロモーション媒体を的確に提案・提供することで、レコードメーカー顧客との関係強化に取り組んでまいりました。
その結果、その他事業の当連結会計年度における売上高は3,566百万円(前期比7.3%増)、営業損失は448百万円(前期営業損失291百万円)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,859百万円増加の9,435百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動による資金の収入は16,206百万円(前期比3.7%増)となりました。その主な要因は、税金等調整前当期純利益を7,736百万円、減価償却費及びのれん償却額を7,197百万円計上したこと等により資金が増加したこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動による資金の支出は5,664百万円(前期比68.8%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得により資金が4,495百万円減少したこと、有形固定資産の除却により資金が1,020百万円減少したこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動による資金の支出は8,683百万円(前期比18.0%減)となりました。これは主に、長期借入金の返済により資金が35,321百万円減少したこと、第1種優先株式の取得により資金が5,584百万円減少した一方、長期借入金の実行により資金が27,399百万円増加したこと、第2種優先株式の発行により資金が4,866百万円増加したこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04479] S1003K02)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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