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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006GBO

有価証券報告書抜粋 株式会社USEN 対処すべき課題 (2015年8月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社グループは、当連結会計年度において、キャッシュ・フロー重視を経営の根幹に据え、財務体質の改善を推進しつつ顧客基盤である業務店マーケットにおけるベストパートナーとしての地位確立のために音楽配信事業等の既存事業の強化・浸透、新サービスの創出・展開、解約防止、CS向上等に積極的に取り組み、事業の収益力の向上を図ってまいりました。
その結果、当連結会計年度末における連結有利子負債残高(リース債務残高を除く)を219億円まで圧縮し(昨年度末残高250億円)、着実な利益の積み上げにより自己資本比率は37.3%になる等財務体質は更に改善いたしました。
更なる成長を果たすため、従前より取り組んできた以下の施策を継続しつつ、新たな顧客ニーズにマッチした商品・サービスへの取り組みを強化してまいります。
・ キャッシュ・フロー重視経営の徹底
・ サービスの根本に立ち返り、顧客志向を重視しながら現在の各事業を堅実に運営し、「EBITDA(利払い 前・税引き前・減価償却前・その他償却前利益)」と「CAPEX(資本的支出)」を計画に基づき厳格に管理いたします。
・ 計画的な人材採用と育成、就業環境の向上
・ 社内の予算実績管理上は上記の指標につながる「KPI(重要業績評価指標)」「人員数」「純利益」の三つを重視し、徹底した管理を実施いたします。



音楽配信事業は、当社グループの事業の主軸であり、今後においても、その安定的な収益基盤の維持及び強化を図っていく必要があると認識しております。このため、業務店向け・個人向け市場においての顧客維持と取引拡大に向けた取り組みとともに、新たな顧客ニーズにマッチした商品・サービスの開発・提案が必要であると認識しており、引き続き以下の施策を実施・検討してまいります。
① 法人顧客(チェーン店市場)における新たな収益源の構築と顧客数増加を目的とした付加価値商材・新サービス等の提案
② 生涯収益が高いと見込まれる新規オープン店に対する営業活動への注力
③ 既存顧客に対するフォロー営業やCS向上施策による顧客数減少の抑止と長期利用の促進
④ 競合他社との差別化可能な商品開発や顧客に必要とされる価値提供
⑤ オフィス向け音楽放送「Sound Design for OFFICE」により音楽の効能を打ち出した拡販への注力
⑥ 個人向けスマートフォン用音楽配信サービス「スマホでUSEN」の拡販
⑦ 最適なリソースの再配置とスキルアップの推進


ホテル・病院・ゴルフ場等の業務管理システム及び自動精算機の開発・製造・販売等の業務用システム事業においては、お客様の安心安全な店舗運営を実現するため更なる製品の品質向上、メンテナンス体制の充実が課題であると認識しております。
「品質マネジメントシステム(ISO9001)」の認証取得により、企画から設計にいたる各段階における品質担保、並びに販売後のメンテナンス体制強化を図ってまいります。
また、訪日外国人の増加に伴う対応等新たに顕在化するニーズや益々多様化するお客様のニーズに的確に対応した製品の開発及びサービスの提供についても継続的な課題であると認識しております。市場環境の変化に即応した製品の開発及びサービスを提供するため、社員教育の充実、外部技術の取り込み等に注力してまいります。
更に、営業体制については、事業毎に最適なリソースの再配置を心掛け、常に効率的な体制の構築に努めてまいります。


ICT事業においては、各企業におけるクラウド系サービスやデータセンターサービスに対する需要の高まりを受け、更なる技術革新に伴い新たなサービスが次々と創出される状況において、お客様のニーズにマッチしたより良いオフィス環境をご提案するために、引き続き以下の施策を実施・検討していく必要があると認識しております。
① 回線利用顧客拡大のための新サービスの開発・投入
② 顧客ニーズに応えるサービスラインナップの拡充
③ マルチキャリア商品のサービスラインナップの拡充と新たな企業需要の開拓
④ 顧客ニーズに対応するための更なる商品知識の習得や提案能力向上のための社員教育の拡充
⑤ オフィス環境改善の提案営業
また、自社営業のみならず様々な販売パートナーを通じ、更なるサービスの拡販を行ってまいります。



その他事業として、業務店顧客の集客を支援する集客支援事業や音楽著作権の管理、開発事や新規商材・サービスの開発・立ち上げを行っております。
集客支援事業においては、飲食店向け集客支援サービス「ヒトサラ」を展開しております。「ヒトサラ」では、更に独創的な競合優位性のあるメディアとしての基盤を強化すべく、プロダクト価値向上に注力し新規顧客開拓並びに既存顧客へのアップセルの推進、顧客数の増加及び単価アップに積極的に取り組んでまいります。また、訪日外国人を対象とした集客支援や業務店を取り巻く経営環境の変化に即応したツールの開発・サービスの提案に積極的に取り組んでまいります。
音楽著作権の管理、開発事業においては、レコードメーカー顧客に対して当社グループの音楽配信をはじめとする楽曲プロモーション媒体を的確に提案・提供することで、効率的で効果的なヒット作りのパートナーとして、顧客との信頼関係を強固なものにするよう取り組んでまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04479] S1006GBO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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