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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023EP

有価証券報告書抜粋 株式会社WOWOW 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものです。
当連結会計年度におけるわが国経済は、円高水準の是正、活発な公共投資、好調な個人消費などを背景に景気は緩やかに回復しつつありますが、今後、消費税増税の消費者マインドへの影響が懸念されます。
放送業界におきましては、広告市況は回復基調にあり、有料放送市場は、デジタルテレビの普及、BSデジタル放送の多チャンネル化による好影響を経た後、堅調に推移しております。
このような環境下、当連結会計年度における収支の状況は、有料放送収入は前期に比べ増加しましたが、その他の収入が前期比で減少したことから、売上高は702億74百万円と前期に比べ2億67百万円(△0.4%)の減収となりました。前期には大型番組の放送を行ったため、番組費が前期に比べ減少したことなどにより、営業利益は71億86百万円と前期に比べ7億65百万円(11.9%)の増益、経常利益は75億45百万円と前期に比べ7億23百万円(10.6%)の増益となりました。当期純利益は47億66百万円と前期に比べ4億72百万円(11.0%)の増益となりました。
当社グループは、放送衛星を使った放送事業に係るサービスを行う「放送」、放送事業に係る顧客管理業務を含む「テレマーケティング」の2つを報告セグメントとしております。各セグメントの状況は次のとおりです。


当連結会計年度におきましては、オリジナルドラマの新ジャンルへの挑戦や「WOWOWメンバーズオンデマンド」との連動を図るなど「WOWOWプライム」、「WOWOWライブ」、「WOWOWシネマ」の各チャンネルの編成を強化しました。また、当社が放送権を有しているものの放送時間の都合上紹介できないコンテンツを「WOWOWメンバーズオンデマンド」で生配信するなどお客さまのご要望に応えるとともに、デジタルコミュニケーションを強化しました。
「WOWOWプライム」では、「ドラマW 三谷幸喜『大空港2013』」、「連続ドラマW パンとスープとネコ日和」、「連続ドラマW 震える牛」などのオリジナルドラマや海外ドラマが好評を得ました。
「WOWOWライブ」では、今夏復活を果たしたサザンオールスターズのツアー最終公演、矢沢永吉の武道館公演などのライブ生中継が人気を博し、グランドスラム大会を始めとするテニスなどのスポーツ生中継が、年間を通じて加入獲得を牽引しました。
「WOWOWシネマ」では、「ヘルタースケルター」、「のぼうの城」、「テッド」、「007 スカイフォール」など、邦画・洋画を問わず話題作が好評を得ました。
映画製作では、WOWOW FILMS「家路」、「四十九日のレシピ」を公開しました。
また、加入・未加入を問わず、お客さまにコンテンツとの出会いの場を提供する新たなサービスとしてのコミュニケーションサイト「W流 by WOWOW」を4月より開始し、11月には26時間にわたりテレビとWebを融合したイベント「TOUCH!WOWOW2013 ひらけ!9Doors」を開催しました。
以上の結果、当連結会計年度における放送セグメントの売上高は676億48百万円と前期に比べ96百万円(△0.1%)の減収、セグメント利益は69億6百万円と前期に比べ9億31百万円(15.6%)の増益となりました。
当連結会計年度の新規加入件数等は次表のとおりとなりました。複数契約(注)は、当連結会計年度末時点において404,979件(前年度末に比べ23,459件の増加)となっております。
(注) 当社は同一契約者による2契約目と3契約目につき月額2,300円(税抜)の視聴料金を900円(税抜)に割引しており、当該割引の対象となる契約を「複数契約」と呼称しております。
新規加入件数解約件数正味加入件数累計正味加入件数
加入及び解約件数
(対前期増減率)
503,854
(△19.8%)
486,828
(△10.6%)
17,026
(△79.7%)
2,648,444
(0.6%)


連結子会社の㈱WOWOWコミュニケーションズにおいて、テレマーケティング業務受託、各種コンタクトセンター受託運営を行っております。セグメント間内部売上の増加により、当連結会計年度におけるテレマーケティングセグメントの売上高は63億77百万円と前期に比べ3億59百万円(6.0%)の増収となりましたが、引き続き外部環境は厳しく、高付加価値サービス開発費用の増加及び通信設備の移管費用発生などにより、セグメント利益は2億79百万円と前期に比べ1億87百万円(△40.1%)の減益となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の期末残高は、前連結会計年度に比べ33億31百万円減少し、101億92百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は55億44百万円(前期比14億98百万円減)となりました。主なプラス要因は、税金等調整前当期純利益77億32百万円及び減価償却費28億円の計上であり、主なマイナス要因は、法人税等の支払額28億26百万円及び仕入債務の減少額21億94百万円等です。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果使用した資金は31億18百万円(前期比4億53百万円増)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出21億46百万円です。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果使用した資金は54億52百万円(前期は9億13百万円の収入)となりました。主な要因は、自己株式の取得による支出30億80百万円、長期借入金返済による支出15億円及び配当金の支払額8億65百万円等です。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04427] S10023EP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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