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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053F9

有価証券報告書抜粋 株式会社WOWOW 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものです。
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策等により企業収益が徐々に改善され、景気は穏やかな回復基調にありましたが、急激な円安による物価上昇や消費税増税の消費活動への影響等、先行きは依然として不透明な状況で推移しました。
放送業界におきましては、広告市況は回復基調にあり、有料放送市場は、デジタルテレビの普及、BSデジタル放送の多チャンネル化による好影響を経た後、堅調に推移しております。
このような環境下、当連結会計年度における収支の状況は、累計正味加入件数の増加に伴い有料放送収入が前期に比べ増加したこと等により、売上高は726億31百万円と前期に比べ23億57百万円(3.4%)の増収となりました。番組費及び広告宣伝費等の効果的・効率的な投下等により営業費用が減少したため、営業利益は97億58百万円と前期に比べ25億72百万円(35.8%)の増益、経常利益は為替差益等の計上により103億71百万円と前期に比べ28億25百万円(37.4%)の増益、当期純利益は66億19百万円と前期に比べ18億52百万円(38.9%)の増益となりました。
当社グループは、放送衛星を使った放送事業に係るサービスを行う「放送」、放送事業に係る顧客管理業務を含む「テレマーケティング」の2つを報告セグメントとしております。各セグメントの状況は次のとおりです。


当連結会計年度におきましては、「WOWOWプライム」に訴求力のあるコンテンツを集結し、ショーウィンドウとしての機能を強化したほか、「WOWOWライブ」、「WOWOWシネマ」には専門性の高いコンテンツを編成する等チャンネルの編成改革を行いました。
ドラマでは、「連続ドラマW MOZU Season2~幻の翼~」、「連続ドラマW 株価暴落」等のオリジナルドラマが加入獲得を牽引しました。
音楽では、「生中継!サザンオールスターズ年越しライブ2014」、氷室京介のソロデビュー25周年ツアー等のライブが、スポーツでは、錦織圭選手が日本人として初めて決勝に進出した「全米オープンテニス」、「スペインサッカーリーガ・エスパニョーラ」が加入獲得に貢献しました。
映画では、年末年始洋画スペシャル、アカデミー賞特集等が好評を得ました。
映画製作では、WOWOW FILMS 「2つ目の窓」、「マエストロ!」、「娚の一生」を公開しました。
また、加入者限定無料番組配信サービスである「WOWOWメンバーズオンデマンド」の強化のほか、お客さまとWOWOWとの結びつきをさらに深めるため、「WOWOWポイント」を4月から本格始動し、番組を見るだけでなくWOWOWを体験していただけるイベントとして「TOUCH!WOWOW2014」を9月から11月にわたり開催しました。
以上の結果、当連結会計年度における放送セグメントの売上高は699億30百万円と前期に比べ22億82百万円(3.4%)の増収、セグメント利益は94億96百万円と前期に比べ25億90百万円(37.5%)の増益となりました。
当連結会計年度の新規加入件数等は次表のとおりとなりました。複数契約(注)は、当連結会計年度末時点において410,184件(前年度末に比べ5,205件の増加)となっております。
(注) 当社は同一契約者による2契約目と3契約目につき月額2,300円(税抜)の視聴料金を900円(税抜)に割引しており、当該割引の対象となる契約を「複数契約」と呼称しております。
新規加入件数解約件数正味加入件数累計正味加入件数
加入及び解約件数
(対前期増減率)
684,521
(35.9%)
576,635
(18.4%)
107,886
(533.7%)
2,756,330
(4.1%)


連結子会社の㈱WOWOWコミュニケーションズにおいて、テレマーケティング業務受託、各種コンタクトセンター受託運営を行っております。当連結会計年度におけるテレマーケティングセグメントの売上高は、データ分析やSNSを活用したサービス等高付加価値サービスの展開により外部顧客への売上は増加するも、セグメント間の内部売上の減少により、63億62百万円と前期に比べ15百万円(△0.2%)の減収となり、セグメント利益は2億62百万円と前期に比べ17百万円(△6.2%)の減益となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の期末残高は、前連結会計年度に比べ53億28百万円増加し、155億21百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は93億9百万円(前期比37億64百万円増)となりました。主なプラス要因は、税金等調整前当期純利益103億12百万円、減価償却費26億45百万円及び仕入債務の増加25億61百万円の計上であり、主なマイナス要因は、法人税等の支払額28億61百万円及びたな卸資産の増加22億62百万円等です。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果使用した資金は33億11百万円(前期比1億93百万円増)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出26億9百万円及び無形固定資産の取得による支出7億60百万円等です。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果使用した資金は8億10百万円(前期比46億42百万円の減)となりました。主な要因は、配当金の支払額8億9百万円です。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04427] S10053F9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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