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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10081EH

有価証券報告書抜粋 極東開発工業株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

冒頭に、去る2016年4月に発生しました熊本地震で被災されました皆様に心よりお見舞い申しあげますと共に、被災地の一日も早い復興をお祈り申しあげます。
当連結会計年度における我が国経済は、政府の経済政策などにより企業収益や雇用・所得環境などで一部回復が見られたものの、中国および新興国における景気の減速や中東情勢の悪化などにより足踏み状態となり、景気は減速感を抱えながら推移しました。
このような状況下、当社グループは国内・海外ともに企業価値向上のための施策を積極的に実行しました。
この結果、当連結会計年度の業績は前連結会計年度と比較して、主力である特装車事業が増加したこと等により、売上高は4,531百万円(4.6%)増加して103,862百万円となりました。損益面では、営業利益は1,082百万円(11.5%)増加して10,500百万円、経常利益は352百万円(3.8%)増加して9,679百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,701百万円(39.3%)増加して6,034百万円となりました。
以上により、これまで取り組んでまいりました中期経営計画(3カ年計画)「Next Step 2015」~さらなる飛躍に向けて~(2013年4月1日~2016年3月31日)の業績目標(売上高95,000百万円以上・営業利益8,200百万円以上)を達成することができました。
セグメント別の概要は次のとおりです。


国内の特装車市場は、物流関連車両の需要に支えられ堅調に推移しました。当社グループは重点拡販製品であるテールゲートリフタ、トレーラ、ごみ収集車をはじめとした製品の受注確保を図り、生産工場において自動化の推進による合理化を進めました。研究開発も推進し、2015年7月には中型車の機動力に大型車並みの最大吐出能力を実現した新型コンクリートポンプ車「ピストンクリート®PY90-17」を、10月には吊上げ能力および作業スピードを大幅に向上させた新型脱着ボデー車「ハイパースイング・フックロール®」を、2016年1月には動力源(パワーユニット)を本体に内蔵しスマートな外観を実現した新型後部格納式テールゲートリフタ「パワーゲート®GⅡ1000/GⅢ1000」を発売するなど新製品も積極的に市場投入しました。
海外は、タイ王国において当社と当社連結子会社の日本トレクス株式会社および現地企業2社の合弁による、バンボデーおよびダンプトラック等の生産・販売拠点となるタイ工場(Trex Thairung Co., Ltd.:プルワックデーン郡)が2015年10月より稼動しました。今後は当社グループの業績に早期に寄与できるよう進めてまいります。
これらの結果、売上高は5,480百万円(6.7%)増加して87,710百万円となりました。営業利益は、売上高の増加に伴い、355百万円(4.9%)増加して7,572百万円となりました。


プラント建設では新規物件の受注活動に努め、2015年7月に館林衛生施設組合様、2016年3月に山口県長門市様、茨城県水戸市様などから4件の建設工事および1件の運営受託事業を受注しました。また、既存の施設におけるメンテナンス・運転受託および受注済物件の建設工事にも注力しました。
2015年5月にコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドと技術提携を行ったバイオガスプラント事業では、技術導入および市場動向の調査と並行して同社と共同でプラントの建設工事を進めました。
損益面ではプラント部門の工事進行基準売上の減少により、売上高は990百万円(8.7%)減少して10,438百万円となりました。営業利益は660百万円(46.3%)増加して2,085百万円となりました。


立体駐車装置は厳しい市場環境でしたが、ストックビジネスとしてリニューアルおよびメンテナンスの受注に注力しました。コインパーキングは採算性の高い事業地の選別およびコストダウンにより利益を確保しました。また、メガソーラー発電所は安定的に稼動し利益に貢献しました。
これらの結果、売上高は16百万円(0.3%)減少して6,378百万円となりました。一方で、営業利益は107百万円(9.5%)増加して1,241百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて2,511百万円(24.9%)増加して、12,613百万円となりました。
その主な内訳は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金収支は、6,910百万円(前年同期比+5,812百万円)となりました。これは税金等調整前当期純利益の計上などによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金収支は、△3,434百万円(前年同期比+743百万円)となりました。これは固定資産の取得による支出などによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金収支は、△948百万円(前年同期比+272百万円)となりました。これは短期借入金の返済などによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02170] S10081EH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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