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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10028HR

有価証券報告書抜粋 水道機工株式会社 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社グループの関連する水処理業界は、官需市場において公共事業削減等を背景に市場環境が激変しており、加えて地方自治体における財政難や公共工事のコスト縮減策の浸透も相まって、引き続き市場規模が縮小しております。また、市場規模の縮小に伴う受注競争の激化により、受注・売上の減少や収益の悪化を余儀なくされるなど、当社グループを取り巻く経営環境は、中長期的にも非常に厳しい状況が予想されております。
このような経営環境下において、当社グループは以下の課題に積極的に取り組んでまいります。
主力の上下水道事業については、これまでに築き上げた強固な事業基盤を堅持する方針のもと、当社グループの持つ強み、ブランド力を最大限に活かし、更なる事業機会の創出と競争力のある製品開発を進めます。また、新たなビジネスモデルとしてDBO、PFI等の大型案件受注に向けた取り組みを強化、メタウォーター㈱及び国際航業㈱との協業によるシナジー効果を発揮し、早期の成果創出を目指します。
環境事業については、国内は市場の伸び悩みや企業間の過当な競争が続いており、環境変化に適応した事業の再構築を早期に進めます。当社グループの強みである膜処理技術を活かした事業領域の選択と集中を図り、経営資源投入効果の最大化を目指します。一方、海外については、中長期的に成長が見込まれる中東・サウジアラビアを重要市場と位置付け、引き続き事業拡大を強力に推進するとともに、水需要の旺盛な東南アジアを次なるターゲットとして事業化に着手、成長への原動力に育てます。環境事業を「第二の事業の柱」へと拡大、当社グループの両輪とすることで、安定した強固な経営基盤の構築を目指します。
なお、当社グループは2014年4月1日付をもって、O&M事業の一層の強化と拡大を図るため、グループ内の組織再編を行いました。従来、水処理施設の運転管理については、当社及び㈱水機メンテナンスサービスが主体となり事業展開を行ってまいりましたが、今般、水処理メンテナンス子会社の㈱水機テクノスへ当該事業の全てを移管・統合いたしました。上下水道のインフラ整備が建設から維持管理主体へと移行するなか、経営資源の一元化によって効率性を高めるとともに、当社グループの信用力、技術力を最大限に活用した顧客サービスの提供を目指します。
当社グループは、経営環境が急速に変化するなか、これらの課題や施策に着実に取り組み、「水処理総合エンジニアリング企業」としてグループの更なる発展、業容の拡大に努めてまいる所存であります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01646] S10028HR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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