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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10046TG

有価証券報告書抜粋 津田駒工業株式会社 研究開発活動 (2014年11月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


研究開発については、世界市場での優位性を確保するため、引き続き多様性、高度化するマーケットニーズに応え戦略製品の開発に取り組んでいる。当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は1,508百万円である。
当連結会計年度における主な事業の研究開発活動は次のとおりである。

(1) 繊維機械事業

当社が中心となり、中国・上海で開催された国際繊維機械展示会「ITMA_ASIA+CITME 2014」において、「スマートエコロジー 環境と生産の調和」をテーマとして、アジア展示会初出展となるエアジェットルームの新型機「ZAX9200 MASTER」、及びウォータジェットルーム「ZW8100」、また、準備機械ではTTJブランドにてスパンサイザ「TTS20S」を出展すると共に、新型のフィラメント機「30Fシリーズ」をデビューさせ好評を得た。
ZAX9200は、圧倒的な高速性能と高い省エネ性能を発揮、同時に製織品の品質の高さにも注目を集めた。また、同時に参考出品した新しいQSCシステム(クイックスタイルチェンジ)のコンセプト提案には、具体的な問い合わせを頂くなど、市場から高い関心を得た。ZW8100は汎用ジャカード、ドビーとの組み合わせにより、高速回転と新しい製織分野への展開を提案した。経糸準備機械では、安定した糊付け能力で高い評価を得ているTTS20Sの展示と、従来機よりも細番手に対応した30Fシリーズの発表により、大きな関心を得ている。
繊維機械全般の研究テーマとしては、従来の「省エネルギー、省人化、省資源」をメインテーマとして継続すると共に、特徴のある製品をサブテーマとして顧客利益に繋げる活動を進めている。
当連結会計年度における当事業に係る研究開発費は1,110百万円である。

(2) 工作機械関連事業

当社が中心となり、東京で開催された日本国際工作機械見本市「JIMTOF2014」において、「モノづくりへの挑戦状」をテーマとして、次世代駆動要素「BallDrive」と新開発「SmartDD」を主力製品であるNCロータリーテーブルに採用、出展し、好評を得た。「BallDrive」は「RGシリーズ」に加え自動車専用機ライン用テーブル「RTV-225」等の特注シリーズに採用され、その圧倒的な高速性と高精度な割出しによる高生産性で市場から高い評価を得た。また、新開発の「SmartDD」を採用した「RSD-200」は、高速旋回、高速位置決めに加え、リーズナブルな価格設定により小型工作機械の生産性向上を実現、今後の市場への拡がりが期待される。
従来より、自動車、航空機、エネルギーなど幅広い産業分野で好評を得ている特注テーブルシリーズにおいては、数多くの新モデル開発を行い、測定分野においては当社として最大の直径4mの超大型テーブルを開発した。同シリーズでは、引き続き顧客の要求に的確に応える市場重視の開発を行ってゆく。
既存要素であるウォームギヤに加えて「BallDrive」、DDと、駆動要素に関する幅広い研究による新しい価値の創造で市場の多様な要求に応え、顧客の利益を最大化する製品展開を目指した開発・改良に注力している。
当連結会計年度における当事業に係る研究開発費は397百万円である。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01524] S10046TG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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