有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10071QI
津田駒工業株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年11月期)
当社グループに関する財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容は、当連結会計年度末(2015年11月30日)現在の連結財務諸表等に基づいて分析した内容である。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものである。
(1) 当連結会計年度末の財政状態の分析
①資産、負債及び純資産の状況当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,253百万円増加し37,810百万円となった。主な増減は、借入金の導入により現金及び預金が増加したことや生産の増加によりたな卸資産が増加したこと等によるものである。負債は、前連結会計年度末に比べ1,954百万円増加し23,824百万円となった。主な増減は、借入金の導入による増加等によるものである。純資産は、当期純損失443百万円を計上したこと等から前連結会計年度末に比べ701百万円減少し13,985百万円となり、自己資本比率は34.5%となった。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載している。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の当社グループの経営成績は売上高36,916百万円、営業損失274百万円、経常損失381百万円、当期純損失443百万円となった。「1 業績等の概要 (1)業績」に記載したとおり、繊維機械事業は中心市場の中国市場で第3四半期以降、経済の減速感が強まり、繊維産業の設備投資が低迷した。売上高は前期比7.3%増加の29,092百万円、営業利益は65百万円となった。工作機械関連事業については、国内の工作機械業界や自動車産業の回復、政府の補助金を活用した設備投資に牽引され堅調に推移した。売上高は前期比2.8%増加の7,824百万円、営業利益は同比71.4%増加の643百万円となった。
この結果、全体の売上高は前期比6.3%増加の36,916百万円となり、営業損失274百万円となった。営業外収益は102百万円となった。一方、営業外費用は、持分法による投資損失の計上や為替差損の計上等により209百万円となった。特別利益は固定資産売却益0百万円の計上があり、特別損失は固定資産処分損4百万円、減損損失58百万円の計上により、63百万円となっている。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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