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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IW86 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 焼津水産化学工業株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの研究開発活動は、調味料・機能食品の新製品開発および基幹製品の用途開発であります。調味料の新製品開発は主にユーザーからの開発依頼に基づいて行っており、調味料開発グループおよび東京開発グループが担当しております。機能食品の新製品開発は産学連携によるオープンイノベーションを推進し、機能性素材開発グループが担当しております。さらに、新中期経営計画『Create Next YSK』の重点施策である新規事業育成(新たな事業分野創出)のため、アグリ分野への展開も積極的に推進しております。
調味料及び機能性食品等の研究開発活動は開発本部で行っており、当連結会計年度において、これらの活動に要した研究開発費は233百万円であります。

(1) 調味料
調味料セグメントにおいては、独自の抽出技術・乾燥技術を応用し、風味や調理機能に特長のある製品開発を行っております。ユーザーニーズに対応する依頼開発では、要望に応じた液体調味料・粉体調味料を提供しております。当連結会計年度においては、当社の得意とするアルコール抽出技術を駆使し、鰹荒節の強い香りが特長の液体調味料の新製品をつゆ・たれメーカー向けに上市しました。さらに、開設から3年目を迎えた東京R&Dラボにおいて、外食・中食産業からの依頼開発に注力した結果、当社の鰹節エキスやエビエキスなどを豊富に配合した加工度の高い調味料製品の採用数が伸長しました。また、訪日客の増加にともない需要が高まっているビーガン(完全菜食主義者)向け調味料も実績化しました。
当報告セグメントの当連結会計年度における研究開発費は、上記を含めて114百万円であります。

(2) 機能食品
機能食品セグメントにおいては、海洋資源を中心にマーケットの需要を見据えた新素材の研究開発に取り組んでおります。産学連携のオープンイノベーションも活用し、知的財産権の確保など他社との差別化が可能な新素材の早期上市を推進しております。具体的には、昆布など褐藻類に含まれる糖質「フコース」について、東京大学・静岡大学との共同研究により体脂肪の抑制作用や腸内環境の調整作用を確認し、次年度中の上市を計画しております。さらに、東北大学・京都大学を中心としたコンソーシアムにより、ホヤに含まれるリン脂質「プラズマローゲン」の開発に取り組んでおります。「プラズマローゲン」は記憶学習機能の改善が期待されており、高齢社会において有望な素材であります。また、昨年度に引き続き機能性表示食品制度のテクニカルサポートに取り組んだ結果、当連結会計年度において当社主要素材の「N-アセチルグルコサミン」(肌の水分維持)および「アンセリン」(尿酸値の低下)を配合した商品が新たに合計13件受理されました。
当報告セグメントの当連結会計年度における研究開発費は、上記を含めて118百万円であります。

(3) 工業所有権の状況
当連結会計年度における工業所有権の状況は、次のとおりであります。
工業所有権の内容出願件数(件)うち登録件数(件)
特許権322(56)62(13)
実用新案権6(-)2(-)
商標権69(9)49(9)

(注)( )内は、海外出願又は登録を内数で示しております。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00475] S100IW86)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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