シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LNDB (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 焼津水産化学工業株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの研究開発活動は、調味料・機能食品の新製品開発及び基幹製品の用途開発であります。調味料の新製品開発は主にユーザーからの開発依頼に基づいて行っており、調味料開発グループ及び東京開発グループが担当しております。機能食品の新製品開発は産学連携によるオープンイノベーションを推進し、機能性素材開発グループが担当しております。更に、“新規事業”として、植物の健全な生育をサポートする「バイオスティミュラント」素材の開発および農業分野への展開を、新規開拓グループが担当しています。
調味料及び機能性食品等の研究開発活動は開発本部で行っており、当連結会計年度において、これらの活動に要した研究開発費は186百万円であります。

(1) 調味料
調味料セグメントにおいては、独自の抽出技術及び乾燥技術を用い、風味や調理機能に特長のある製品開発を行っております。ユーザーニーズに対応する依頼開発では、抽出技術と乾燥技術を組み合わせた、煮干のだし感が特長の粉体調味料製品を実績化しました。更に、外食・中食産業からの依頼開発に注力している東京R&Dラボにおいて、配合ノウハウを活かした惣菜用ソースや液体調味料製品も実績化しました。営業部門との連携を強化して開発の迅速化を図ることにより、お客様に信頼いただける品質とサービスを提案できるよう努めております。
当報告セグメントの当連結会計年度における研究開発費は、上記を含めて100百万円であります。

(2) 機能食品
機能食品セグメントにおいては、産学連携のオープンイノベーションを活用し、水産資源を中心に新規機能性食品素材の研究開発を推進しております。昆布など褐藻類に含まれる糖質「フコース」は、東京大学との共同研究成果をまとめ、内臓脂肪の蓄積を抑制するメカニズムに関する論文を発表しました。更に、臨床試験を実施し、肥満傾向の健常者において腹囲の体脂肪が低下することや、便秘傾向者において便通が改善することを確認しました。製法検討により量産化可能な製法を確立したため、機能性表示食品制度に対応可能な新規機能性食品素材として上市の準備を進めた結果、2021年4月に販売を開始しました。また、東北大学を中心としたコンソーシアムにより、ホヤに含まれるリン脂質「プラズマローゲン」の開発にも取り組んでおり、臨床試験を実施した結果、軽度認知障害が認められる健常者において認知機能が改善することを確認しました。「プラズマローゲン」は高齢社会において有望な素材であり、早期上市を目指しております。当社の主要機能性食品素材「N-アセチルグルコサミン」についても、関節の動きを改善する機能を再確認し、機能性表示食品制度のテクニカルサポートによる展開を強化しております。
当報告セグメントの当連結会計年度における研究開発費は、上記を含めて85百万円であります。

(3) 工業所有権の状況
当連結会計年度における工業所有権の状況は、次のとおりであります。
工業所有権の内容出願件数(件)うち登録件数(件)
特許権349(74)46(6)
実用新案権6(-)-(-)
商標権54(13)50(9)

(注)( )内は、海外出願又は登録を内数で示しております。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00475] S100LNDB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。