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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007NQB

有価証券報告書抜粋 特種東海製紙株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発活動は、原材料の開発、製品開発と生産工程に関わる技術開発に重点をおいて行っております。また、4つの技術力(NaSFA(①ナノテクノロジー(FIBLIC(リチウムイオン二次電池向けセパレータ)の開発、TT-除染シート(放射性物質吸着シート)セルロースナノファイバーの開発)、②偽造防止技術、③技術融合、④新規加工技術(エアラス(高級印刷用紙))、新規事業分野への進出に取り組んでおります。
現在の研究開発は当社のフィブリック事業本部及び総合開発センター研究開発本部において推進されております。研究開発スタッフは、グループ全員で44名にのぼり、これは総従業員の約3%に相当します。
当連結会計年度における各セグメント別の研究の目的、主要課題、研究成果は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は711百万円でありますが、セグメント別の研究開発費につきましては、特定のセグメントに区分することが困難なため、記載しておりません。

(1)産業素材事業
産業素材事業では、ライナー、中芯、クラフト紙の品質改善とコストダウンに注力しております。原材料・処方・設備などの全ての面で見直しを行っております。

(2)特殊素材事業
特殊素材事業では、新規加工技術による商品開発、新規事業分野進出に力をいれております。国内事業においては、主力商品のファンシーペーパー、高級印刷用紙、偽造防止用紙、圧着ハガキ用紙において、商品開発に力を注いでおります。今期は、昨年製品化に成功したエアラスの厚口の開発に成功しました。それ以外にも新規の情報用紙、新規のファンシーペーパー等、計3件の新商品開発に成功しました。放射性物質除去シート(TT-除染シート)は備蓄用土嚢として採用いただき、また最終処分場等でも継続的に使用いただいています。更に、福島第一原発の排水路に放射性物質漏洩防止フィルターとして試験的に設置されました。

(3)生活商品事業
生活商品事業では、新たに導入した新抄紙機(N2)へ対応すべく検討を進め、新抄紙機立ち上げに貢献しました。また、新抄紙機を含め、シート製造技術、加工技術の技術融合の一環として、新たな商品開発を進めています。

(4) 知的財産について
期間中に出願した特許等の知財の件数は31件(特許24件、商標7件)、登録された特許等の知財の件数は13件(特許8件、商標5件)となりました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00691] S1007NQB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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