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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100288V

有価証券報告書抜粋 王子ホールディングス株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における当社グループを取り巻く経済環境は、国内においては、円安・株高等により景気回復の兆しが見られました。一方、世界経済においては、米国は底堅く推移し、欧州も持ち直しの動きが見られたものの、新興国の景気鈍化もあり、全体として不透明な状況で推移しました。
こうした状況の中、当社グループは、パルプ事業を始めとする海外事業の一層の展開(海外売上高比率20.3%、前期比3.7ポイント増加)、産業用フィルムやタッチパネル用光学粘着材料等の機能材製品の開発強化・生産能力増強、生産体制の最適化等の事業構造転換諸施策を進めました。
各セグメントの状況は、次のとおりです。

○生活産業資材
国内事業では、段ボール原紙・段ボールは、消費税率引上げ前の駆け込み需要と、青果物向け等の堅調な推移により販売量は増加しました。白板紙・包装用紙の販売量は横這いに推移しました。家庭用紙は、価格修正等の影響もあり減少しました。
海外事業では、主要な事業展開地域である東南アジアにおいて、段ボール原紙の販売は堅調に推移し、段ボールの販売も飲料・加工食品関連を中心に堅調に推移しました。
これらにより当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高: 552,062百万円 (前期比 2.1%増収)
(外部顧客への売上高 511,586百万円)
連結営業利益: 21,376百万円 (前期比 21.7%減益)

○印刷情報メディア
新聞用紙の販売は、発行日数は増加したものの、部数の緩やかな減少により、前年を下回りました。印刷・情報用紙の販売は、円安進行等による輸入紙の減少等により販売量は増加するも、売上高は横這いに推移しました。
これらにより当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高: 315,467百万円 (前期比 3.3%減収)
(外部顧客への売上高 283,769百万円)
連結営業損失(△): △2,650百万円 (前期は△2,402百万円の営業損失)

○機能材
特殊紙の国内販売は、新製品開発・新規顧客開拓に注力するも、印刷用途を中心とする既存製品群の需要低迷により減少しました。一方、輸出販売は電機産業向け製品の生産設備の新設稼動に伴う拡販もあり増加しました。感熱紙の国内販売は増加しました。
海外事業では、感熱紙の販売は北米・南米・欧州・アジア各地域において堅調に推移しました。
これらにより当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高: 218,789百万円 (前期比 10.9%増収)
(外部顧客への売上高 199,355百万円)
連結営業利益: 11,950百万円 (前期比 17.0%増益)

○資源環境ビジネス
国内事業では、パルプの販売は増加し、木材の販売も需要の回復により増加しました。また、北海道白糠町において第2四半期より太陽光発電設備の営業運転を開始しました。
海外事業では、パルプの販売は、ニュージーランド子会社での漂白機械パルプの本格生産化、2012年度第1四半期末より連結子会社化したブラジル子会社の大きな寄与により増加しました。木材の販売は、ニュージーランド、中国及び東南アジア子会社での販売が増加しました。
これらにより当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高: 188,608百万円 (前期比 44.2%増収)
(外部顧客への売上高 139,262百万円)
連結営業利益: 22,087百万円 (前期比 117.3%増益)

○その他
不動産販売の増加等により増収、増益となりました。
これらによりその他の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高: 302,610百万円 (前期比 6.7%増収)
(外部顧客への売上高 198,537百万円)
連結営業利益: 8,428百万円 (前期比 32.6%増益)
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比し、4,874百万円減少の52,173百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費73,260百万円(前連結会計年度は72,057百万円)、税金等調整前当期純利益63,900百万円(同37,932百万円)等により、109,316百万円の収入(同105,437百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出等により、67,242百万円の支出(前連結会計年度は76,211百万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出等により、52,019百万円の支出(前連結会計年度は20,724百万円の支出)となりました。
なお、有利子負債期末残高は、前連結会計年度末に比して32,575百万円の減少となっています。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00642] S100288V)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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