シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002AAJ

有価証券報告書抜粋 白銅株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
① 業績結果
(a)売上高
売上高は、前年同期比で15.4%増加し、255億7千万円となりました。
当連結会計年度における日本経済は、アベノミクス効果からの円高是正・株高により個人消費や輸出関連をはじめとする企業業績に明るさが出始めました。欧州諸国の財政問題や中国をはじめとした新興国の成長鈍化による景気の下振れ懸念があるものの、国内製造業の設備投資に回復する動きが見られるなど、国内経済は緩やかな回復傾向が続いております。
このような状況のなか、当社グループは、販売価格の見直し・納期の厳格化・品質の向上を図ると同時に、インターネット経由で24時間365日お見積り可能な「白銅ネットサービス」の普及と注文機能の追加により、お客様の利便性の向上を図ってまいりました。
(b)営業利益
営業利益は、前年同期比で20.6%増加し、16億6千5百万円となりました。競争が激化する市場において、販売価格の見直し・サービスを向上したことにより、減益となるリスクはあったものの、売上高の増加、経費削減、中国の連結子会社である上海白銅精密材料有限公司の黒字化等により増益となりました。
(c)経常利益
経常利益は、前年同期比で24.6%増加し、17億3百万円となりました。営業利益の増益と為替差損を含む営業外費用の減少により増益となりました。

以上の結果、当期純利益は前年同期比で28.2%増加し、10億6千万円となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりとなります。
当連結会計年度(自 2013年4月1日 至 2014年3月31日)
セグメント売上高営業利益経常利益当期純利益
日本24,580百万円1,570百万円1,621百万円977百万円
中国990百万円94百万円82百万円82百万円

② 当社を取り巻く環境
当社グループ業績に影響度の高い半導体製造装置業界および液晶製造装置業界、工作機械業界、事務機器業界、自動車関連業界では国内設備投資にも前向きな動きが出てきました。なかでも半導体業界は、自動車向けの電子機器類が好調に推移したこと、およびスマートフォン・タブレット型端末の世界的な需要拡大により、当第3四半期以降、設備投資に大幅な回復が見られました。
また、当社グループの売上高のなかで最も品種別売上高比率が高いアルミニウム圧延品の国内メーカーの生産量は、当第2四半期までは前年対比で減少しておりましたが、当第3四半期に入り増加に転じました。
原材料市況は、銅地金がトン当たり前連結会計年度末の76万円から当連結会計年度末は72万円に下落したものの、アルミ地金はトン当たり前連結会計年度末の24万円から当連結会計年度末は24万5千円に、ステンレス鋼板はトン当たり前連結会計年度末の27万5千円から当連結会計年度末は30万4千円と上昇しました。これら原材料市況は、当社グループの売上高および売上原価等に影響を及ぼすものであり、当連結会計年度においては、7千2百万円の増益要因となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)残高は、前連結会計年度末に比べ、9億9千1百万円減少し、45億1千7百万円となりました。
その内訳は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローによって資金は、12億7千1百万円となりました。
これは、税金等調整前当期純利益17億3百万円、減価償却費4億6千1百万円とたな卸資産の増加4億7千1百万円、法人税等の支払額により4億6千4百万円支出したことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローによって資金は、△18億7千6百万円となりました。
これは、3ヶ月満期を超える定期預金の預入れにより12億円、有形固定資産の取得により5億9千6百万円支出したことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローによって資金は、△4億1千万円となりました。
これは、配当金の支払で4億1千万円支出したことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03332] S1002AAJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。